学生からのメッセージ

化学教室セミナー

化学教室セミナーのご案内です。

【日時】2018年4月27日(金)16:30~18:00

【場所】理学部A238講義室(理学部2F)

【講師】林 直人  教授  (理学部化学科 )

【演題】分子間相互作用を利用した固体有機化学

【要旨】分子性固体の性質は、それを構成する分子の性質と、集合構造の両方に依存する。集合構造は概ね最密充填原理により決まるとはいえ、その予測は一般に困難であり、分子が様々な分子間相互作用に関与しうる場合には、予測はさらに困難になる。その一方で、分子間相互作用をうまく利用することで、集合構造の制御、さらには物性の制御もまた可能である。本講演では、いくつかの分子間相互作用を取りあげて解説し、それらが固体の構造や物性に与える影響について説明する。

樋口弘行教授の最終講義

本年3月末に、樋口弘行先生がご退職をお迎えになられます。

これまで多年に亘り展開された樋口先生のご研究の一端を伺う機会として、最終講義を開催いたします。

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樋口弘行 教授 最終講義

演題:「課題探究型教育研究一筋40年」

日時:平成30年 3月8日(木) 15:30~17:00

会場:理学部多目的ホール

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年度末のお忙しい中とは存じますが、多数ご参加頂ければ幸いに存じます。

また講義の終了後、17時30分頃よりオープンカフェ・アザミにて懇親会を行います。

併せてご参加下さい(参加費無料)。

井川善也(化学科長)

学生講演 最優秀賞

2016JBhokuriku5mini修士1年の内藤卓人くん(合成有機第三)が、日本生化学会北陸支部 第34回大会(H28年5月28日、金沢大学医学部にて開催)の学生講演(口頭発表)の部で、学生最優秀講演賞を受賞しました。

松村テニュアトラック助教の指導テーマです。

演題:「代謝物・核酸デュアル応答型自己切断RNAスイッチの開発」○内藤卓人、井川善也、松村茂祥

「トビタテ留学JAPAN」に化学科の学生が採択!

化学科4年の前島昂弥君(合成有機第3)が「トビタテ留学JAPAN」第4期生(理系、複合・融合系人材コース)に採択されました。

今期は富山大学(富山県)からは1名の合格。また理学部からは初の応募と採択です。

留学の課題名「有用分子を生産する人工細菌の研究と, それを活用した新薬開発プロセスの比較探求」

8月から約半年、カリフォルニア大学デービス校の Atsumi研究室 に研究留学します。スイス・バーゼルの製薬研究機関にも2週間ほど滞在します。

大学院修士課程1年 Kさん

中学や高校で化学を学び、化学に対して面白いなあと感じたり興味を持ったりしたことはありますか?それを実際に経験してみたいと思ったことはありますか?化学科ではその思いを実現させることが出来ます。今まで学んできた知識に加えて、二年間さらに化学の基礎知識を身に付け、三年次から本格的に実験の手法や考え方を学び、四年次に研究室に配属されて与えられたテーマについて研究をしていきます。

「研究」は「勉強」と違って手法や結果のような答えが分かっておらず、その答えを導き出すことが「研究」というものになります。文献などで調べ、実験をして得られた結果から考察することが重要になりますが、思うようにいかないことも多々あります。しかしその分、先生や先輩方に相談するなどして思い通りの結果が出たときの達成感はとても大きく、良い経験になります。周りの人たちに囲まれ活気溢れた研究室生活を、是非送ってみませんか?

化学科4年 Fさん

私は遺伝と代謝の性状を兼ね備える生体高分子である触媒活性をもったRNAを用いて人工的な超分子ナノ構造体の構築の研究を行っています。

研究室では、毎日が実験です。しかし、教科書に載っている「答え」のある実験をするのではなく、結果が分からない、「未知」の実験を行うため、試行錯誤の連続です。そのため予想通りにいかないことが多々あります。そのような時でも、先生方・先輩方とディスカッションしたり、今まで培ってきた基本的な知識を用いて考察することで、前に進むことができます。こういった日々の活動サイクル(Plan / Do / See)が研究へのモチベーションを高め、自らの成長を感じさせてくれるため、本当に充実した研究室生活です。

正直なところ辛いことも多いです。しかし、分かった・うまくいった時の感動・知的興奮は本当に素晴らしいものです。私は研究を通して化学の面白さ、奥深さに強く惹かれました。

化学の魅力を存分に味わいたい方は是非、化学科に!! きっと楽しいですよ!

化学科4年 Hさん

私は遺伝情報を保持しかつ触媒作用を持つRNAに注目し、DNAをもとに酵素等を用いた化学的な切断や連結を経て、様々な形を持つRNAを作成し、新たなる触媒作用の評価などについての研究を行っています。
合成有機化学の研究室に属していますが、化学と生物学の中間に位置する生化学の分野であるため、他の合成有機化学の研究室とは一風変わった研究風景になります。2014年に発足した新しい研究室であり、3年生までに学んでいない知識や技術も多く、現在も実験などにおいて試行錯誤が少なくありませんが、その分未知へのチャレンジ精神を大きくかき立ててくれます。何より、暗中模索の中で必要な時は先生や仲間と補い合い、実験が成功した時の喜びはひとしおです。
化学科に入学される皆さんも、今後実験や座学を問わず試行錯誤を重ねていくと思いますが、理学部の文字が表すように好きな分野の真理を探求するというのは代え難い楽しさがあります。
是非、この化学科で味わってみませんか。

化学科4年 Kさん


富山大学理学部化学科では、反応物性化学、合成有機化学の大きく二つに分かれた研究を行っています。
三年生までに幅広い化学における基礎知識の定着を計り、学生実験を通じて学んだ知識の復習と実験器具の使い方を学ぶ効率的にかつ実践的に力をつけてゆく非常に環境の整った学舎です。また生徒と真剣に向き合ってくださる先輩方や先生方が多くおられ、自分の探求心や好奇心を常に満たしてもらえる充実した日々が送れます。

四年生になると卒業研究のため、研究に没頭する日々になります。全てが上手くいくわけでなく失敗を多く経験しますが、自分の足りない部分を補ってくれる仲間と協力し皆で新たな成果を見つけ出して行く感動を味わえます。

ご入学される皆様も、同じ志を持つ仲間と共に自分が興味を持った化学の分野を満足がいくまで私達と学んでいきましょう。そして入学してよかったと心から思える学校生活を作りあげてください。

先輩からのメッセージ

大学院理工学教育部化学専攻 修士課程2年 A さん

学部3年次までは講義が中心ですが、4年次になると各研究室に配属され、研究テーマを頂きます。私の所属する研究室では、天然物の合成や遷移金属触媒を用いた反応の開発がテーマになります。

研究室に配属されると、一日の大半を実験室で過ごします。有機合成実験をしている時間が最も長く、空いた時間に合成した化合物の測定データを整理したり、研究に必要な文献を探したりしています。実験では上手くいかないことも多いですが、試行錯誤を繰り返して、目的の化合物を合成できたときの喜びはとても大きいです。

研究を始めて感じたのは、知識がまだまだ少ないということです。実験に時間を取られて勉強時間の確保がなかなかできないため、3年次までに化学の基礎をしっかり固めておくことをお奨めします。

先輩からのメッセージ

化学科4年 O さん

みなさんこんにちは。ここ最近の科学技術の進歩には目を見張るものがあります。ほんの数年前と比べても、以前のものは使い物にならなくなったということがよくありますよね。

私たちの周りは化学であふれています。そんな化学は、古い歴史があり全ての土台となる数学や物理の力を借り、さらに生物や環境問題といったものに応用される。こんな特徴から、化学のことを“セントラルサイエンス”と呼ぶ人もいるんですよ。まさにこれからは化学がサイエンスの中心を担っていくことがよくわかります。

技術は格段に進歩しましたが、私たちのまだ知らない現象は山ほどあります。そう、化学は歴史が浅く謎の多い、これからの学問なのです。その謎を解くのは私たちであり、これから入学されるみなさんなのです。私たちと一緒に化学という名の謎解きをしてみませんか。