荒井学園 新川高等学校魚津市富山大学 地域連携戦略室

新川創生プロジェクト地域を支える若者育成

事業レポート report

新川高等学校第1学年PBL
日時:平成30年9月28日(木)
   14:40〜15:30
場所:新川高等学校体育館
事業レポート風景

富山大学と学校法人荒井学園,魚津市の3者が連携して地域に誇りを持つ人材の育成の推進し,地域力の強化につなげていく「新川創生プロジェクト」のカリキュラムの一環として同校第1学年が取り組む問題発見・解決型学習(PBL)の中で,魚津市の課題を見つけるための現況把握と情報提供をおこなう授業を開催。生徒たちは魚津市の特徴や環境,課題や取り組んでいる政策やふるさと創生へのビジョンなどの情報提供を受け,若い考えで様々な見方・考え方で魚津市が住みたいまちとなるためどうするのかを考えていく。

講演
魚津市の概要
魚津市企画政策課 長谷川奈央
事業レポート風景

魚津市の「蜃気楼」「洞杉」「水循環」「たてもん祭り」「埋没林博物館」など写真で紹介し,自然や観光・祭り,魚津の水循環について説明。魚津市の直面している課題である人口減少・超高齢化の問題について説明。日本国内・魚津市の人口推移と今後の予測を示し,課題は人口減少そのものでは無く,何もしないで現状を維持していくことであると説明。

人口減少速度を緩やかにして,人口減少に対応できる仕組みを作ることが必要であると話し,この課題解決へ向けた魚津市の取り組みを紹介。重点プロジェクトとして取り組んでいる,市内で新しい仕事を創出する「安心雇用プロジェクト」,魅力あるまちへの新しい人の流れをつくる「新たなひとの流れプロジェクト」,子どもを産み育てることに喜びを感じられるまちを目指す「こうのとりプロジェクト」,活力ある地域をつくり,安心な暮らしを守るふるさとづくりを推進する「ふるさとづくりプロジェクト」について説明。

事業レポート風景

「ふるさとづくりプロジェクト」の人材育成について,価値観が多様化していく今後に変化に適応する仕組みを作れる人材の育成が重要と話し,魚津三太郎塾の取り組みや新川創生プロジェクトについて紹介。高校生が主役の新川創生プロジェクトの目指すところは,人間関係形成や自己理解,キャリアプランニングや課題解決能力にあり,高校生の今も将来も役立つ学習内容となると説明した。

荒井学園 新川高等学校魚津市富山大学 地域連携戦略室