介護両立ハンドブック
15/39

訪問看護※特別な状況の場合は、医療保険でも訪問看護を利用することができます。訪問看護ステーションなどの看護師や理学療法士などが自宅を訪問し、医師の指示に基づいて療養上の世話や必要な診療の補助などを行います。24時間体制での緊急呼び出しにも対応してくれるところもあります。【具体的には】●全身状態の観察 ●点滴・注射 ●入浴介助・清拭・洗髪 ●リハビリテーション、床ずれなどの予防・処置 ●家族への介護方法の指導 ●痛みを伴う方の緩和ケアなど訪問リハビリテーション理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が利用者の自宅を訪問し、医師の指示に基づいて心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を支援するために、リハビリテーションを行います。居宅療養管理指導医師、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士、管理栄養士、看護師、保健師が自宅に訪問し、薬の飲み方、食事等の療養上の指導や健康管理・指導を行います。訪問入浴介護入浴設備や簡易浴槽を積んだ移動入浴車などで訪問し、お部屋での入浴の介助を行います。看護師などが健康チェックも行います。福祉用具貸与・購入自立した生活をするための福祉用具のレンタルや購入ができます。【借りることができるもの】●車椅子 ●車椅子付属品 ●特殊寝台 ●床ずれ防止用具 ●手すり・スロープ(工事を伴わないもの) ●歩行器 ●歩行補助つえ ●体位変換器 など【購入できるもの】●ポータブルトイレ ●入浴補助用具(入浴用いす・浴槽用手すりなど) ●簡易浴槽 など居宅介護住宅改修心身並びに家屋の状況から必要と認められた小規模な住宅改修を行った場合には、給付対象となります。費用の上限額は、要介護度区分に関係なく20万円です。【具体的には】●手すりの取り付け ●段差・傾斜の解消 ●滑りにくい床材・移動しやすい床材への変更 ●開き戸から引き戸等への扉の取り換え ●和式から洋式への便器の取り替え など13

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る