☐可能な限り延命治療を受けたい ☐回復の見込みがなければ延命治療を希望しない ☐苦痛を少なくすることを重視する ☐その他延命治療について人工呼吸器について自分の力だけで呼吸ができなくなった時に、人工呼吸器を使って心肺機能を維持します。①気管挿管:管を口や鼻から器官まで入れて人工呼吸器につなぎます。 苦痛を伴うため、お薬で意識を下げて行います。緊急の場合に行われる処置です。 メリット 呼吸が維持される デメリット 声が出しにくくなる 歯の損傷のおそれがある 口から食事がとれない②気管切開:1~2週間以上、人工呼吸器が必要な場合は、のどを切開して気管に穴を 作り、そこに管を入れて人工呼吸器につなぎます。処置時の身体への負担や、慣れる まで苦痛がある場合もあります。 メリット 訓練次第で口から食事をとることができる 発声訓練ができる デメリット 人工物が気管内に入っているので、感染や潰瘍、出血などの可能性がある気管挿管や気管切開をしても、自分で呼吸や飲み込みができるようになれば、やめることができます。もしも、呼吸ができなくなったら…※延命治療とは、病状や衰弱が進み、治療としても回復の見込みがなく、やがて死を迎える段階で、医療により生命の維持を図る治療です。次の①~⑩の延命治療の希望について、説明を読みながらできる範囲でチェックしてみましょう。①気管挿管を☐希望する ☐希望しない ☐わからない②気管切開を☐希望する ☐希望しない ☐わからない26
元のページ ../index.html#28