カメルーン、ニオス湖調査 (平成23年 12月7日~20日)
JICA-JSTのカメルーンSATREPSプロジェクト(本年度より5年間)の一環として、ニオス湖への現地調査を行いました。今回は上田先生、日下部先生が参加されました。調査の前に、首都ヤウンデ市内のIRGM(カメルーン地質調査所)で、博士課程候補学生3名との予備面接を行いました。その夜は、日下部先生ご推薦のMaison
Blanche(White house)で、焼き魚とビールとパンプルムースを堪能しました。7人分で3160円だったらしいです(安い!!!)。
翌日は調査に必要な品や薬品を買い出ししました。夕方には現地駐在の吉田陽一さんの自宅での焼き鳥パーティに招待されました。また、日下部先生のニオス湖水爆発の講演会もありました。このパーティには、カメルーン在住の海外青年協力隊のみなさんも参加されました。
ヤウンデからニオス湖までは、車で1日半かかるそうです。今回の現地調査はわずか4日間でしたが、ニオス湖周辺の湧水、井戸水の採水や新地化学サンプラーによるCO₂濃度測定用水の採水、吉田裕さん考案のYY法によるCO₂濃度測定を行いました。CO₂濃度が今年の1月調査の値より、100mmol/Lも減少していることがわかりました。
ニオス湖の深度210mまでの変化に富んだCO₂濃度プロファイルを利用して、シデライト(FeCO₃)の結晶成長速度評価試験(2.5日間)や、セメント-CO₂水反応試験(3月に回収)を行いました。
ニオス湖での宿泊は、観測小屋でのテント生活ですが、マットを下に敷いていたので快適だったらしいです(本当かな?)。初日は現地の人が野焼きをしていて、その炎が宿舎まで近づいたらしいです。(危ないから!!!!!)
おまけです♪♪♪
今回の調査内容の詳細や写真は、SATREPSのHP(http://www3.u-toyama.ac.jp/satreps/)をご覧ください。