松代温泉でのカラム通水試験 (平成23年 11月21日〜25日)
今年の2月に続き、長野市の国民宿舎松代荘の温泉水を用いて、カラム通水試験を行いました。これは、方解石沈殿が地層の透水性へどのように影響するかを評価するものです。下の写真はカラム通水試験装置です。
3日ほどの通水でカラム内のビーズは真っ茶色です。
また、バクテリアによる沈殿促進効果も同時に検討しました。写真はガラス片に付着したスケール(左:滅菌処理した温泉水の通水、右:非
処理温泉水による通水) さらに下の写真は方解石結晶による沈殿速度測定の様子です。
試験では、石井研M1の辻本さん、新庄さん、角屋さんも授業の一環として参加され、いろいろと助けて頂きました。写真はフラクチャー型通水試験の様子です。
今回の試験でも夜勤が行われました。とても寒そう……。写真は早朝の通水量測定風景です。(星がきれいだったそうです)
そしてホームページ製作者の岩竹は大学に残ってセメント試験の管理をしなければならなかったので、お留守番でした(笑) ちょっと悲しい…。