Hitachi 180-80
2007年暮れに,
日立製作所製180-80偏光ゼーマン原子吸光光度計は寿命を迎えました。
私より長く生きていました。
その面影には昭和の臭いがプンプンします。
もちろんアナログ感丸出しです。
これまでの瀕死の危機を何度も迎えては復活してきたのですが,
今回は完全にダメです。
ベアリングがやられました。
噛んでいます。
全く動きません。
もう換えの部品は売っていないのです。
年明けに,
ベアリングの職人に見てもらうことになりました。
壊れたところは装置の中でも特に重要なところなので,
ベアリングを交換したところで元通りの動きをしてくれるかは保障がありませんでした。
しかし,
職人はプロでした。
ベアリングが換わりました。
回ります。
全く問題ありません。
もう当分の心配はいらないのです。
明らかに以前よりスムースに動いています。
静かです。
逆に不安です。
圧縮空気の流れる音さえ聞こえます。
換気扇の音が気になります。
職人さん,ありがとうございました。
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