区切り・区画・センタリング・改行・段落・その他
(1) 区切り
文章などの区切りに用います。
形式: <HR>
太さ
<HR SIZE=n> nは数字で、2とか15など好みの太さ
数字が大きいほど太くなる。
横幅
<HR WIDTH=n%> nは数字で、90%とか50%など好みの幅
数字が大きいほど幅が広くなる。
位置 ALIGN=LEFT (既定値:ディフォルト)
ALIGN=CENTER 中央
ALIGN=RIGHT 右
色 COLOR=(色の指定)
青の場合 COLOR=blue もしくは COLOR=#0000FF
陰付か陰なし
ディフォルト:陰付
NOSHADE: NOSHADEとすると単なる黒い横線になります。
例
<HR SIZE=2 WIDTH=40% ALIGN=CENTER>
<HR SIZE=10 WIDTH=50% ALIGN=CENTER>
<HR SIZE=15 WIDTH=60% ALIGN=CENTER NOSHADE>
<HR SIZE=15 WIDTH=60% ALIGN=CENTER COLOR=red>
応用
文字付きの横線を入れたい場合
・縁なしTABLE(テーブル)を使う。
・イメージ編集アプリケーションを使う。
(2) 文章の区分け(DIVision)
ひとまとまりの文章を単位に属性を指定する場合は、
<DIV>.......</DIV>
を用います。
(例)ひとまとまりの文章を中央に表示します。
<CENTER>
<DIV>
以下の文章はひとまとまりです。
リンカーン大統領は演説でいいました。
"人民の人民による人民のための政府"と。
"government of the people, by the people, for the people"
</DIV>
</CENTER>
とすれば、
以下の文章はひとまとまりです。
リンカーン大統領はいいました。
"人民の人民による人民のための政府"と。
"government of the people, by the people, for the people"
(3) 一まとまりの文章の引用(BLOCKQUOTE)
BLOCKQUOTEは、 一まとまりの長い文章の引用という意味です。
引用文は、左右上下にスペースを空け、インデントを揃えて表示す
るのが普通です。
BLOCKQUOTEもそのように表示するためのタグです。
単なる引用という使い方と、属性を指定してさらに見栄えよく表示
するという使い方があります。
例
<BLOCKQUOTE>
<UL>
<LI>教科書:教材として使われる図書で、授業がその内容に則して行
われるもの。
<LI>参考書:授業において内容を補足したり関連事項をさらに深く勉
強するためなどに使用される図書です。
</UL>
</BLOCKQUOTE>
とすると、以下のように表示されます。
- 教科書:教材として使われる図書で、授業がその内容に則して行われるもの。
- 参考書:授業において内容を補足したり関連事項をさらに深く勉強するためなどに使用される図書です。
(4) センタリング
形式: <Hn ALIGN=CENTER>〜</Hn>
n=1〜6
形式: <P ALIGN=CENTER>〜</P>
例
<H3 ALIGN=CENTER>センタリング</H3>
センタリング
<P ALIGN=CENTER>センタリング</P>
センタリング
(5) 改行
形式: <BR>
(6) 段落
形式: <P>
<P>〜</P>
<BR> 二つ分くらいの効果があります。
(7) コメント
"<!" と ">" の間に書かれたことはコメントとして解釈されます。
ブラウザには表示されません。
使い道
・メモを書くことができます。
・使わないエレメントは、削除しないで、コメント文にできる。
(例)
横線を入れるために
<HR WIDTH=60% ALIGN=CENTER NOSHADE>
としたが、取りやめたい場合は、このコマンドを削除しなくても
<! HR WIDTH=60% ALIGN=CENTER NOSHADE>
とすれば、コメントになる。
(便利な使い方)
ページの背景画面や背景色をちょくちょく変えたい場合など、
いくつか用意しておき、使わないものをコメントとしておく。
例示
<!BODY BGCOLOR=yellow >
<BODY BGCOLOR=orange >
<!BODY BGCOLOR=pink >
<!BODY BGCOLOR=ivory >
使うときに(!)だけを変えればよい。
・メモの内容はブラウザでページ・ソースをみればわかります。
見られて都合の悪い内容のことは書かないように。
(8) HTMLで定義されていない情報の記述
<META> タグを用いて記述します。
属性には、Content, Name, http-equiv があります。
ファイルのタイプ、漢字コード、作成したソフト名などを記述します。
内容はブラウザの画面に表示されません。作成者の覚え書きとして、また
他の人がファイルを編集する際のメッセージとして使われます。
コメント(<!-- -->)で代用することもできます。
例:
ファイルのタイプ、漢字コード
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html:charset=EUC">
エディタはMIFES
<META Name="Generator" Content="MIFES">
漢字コードはシフトJIS
<META Name="Charset" Content="S-JIS">