WindowsXP
WindowsXPの新規インストール
最近のWindowsXPをOSとしたパソコンでは、
FDD(フロッピーディスクドライブ)がついていないのが普通です。
そうした機種では、CDーROMドライブから起動するようになっているようです。
ところで、
ハードディスクの一部のセクタで不都合が生じた、
ウィルスの感染等でパソコンが動かなくなった、
内蔵ハードディスクを買い換えた、
などの理由から、
・ハードディスクのパーティションを削除・作成してから、
・新品のハードディスクに、
新たにOSをインストールする必要が生じる場合があります。
従来のパソコンでの手順
FDDが標準装備の従来のパソコンでは、
(A)FD(パソコンに付属の診断用FDなど)から起動し、
(B)FDISKでハードディスクの初期化、パーティションの解放・作成を行い、
(C)OS起動FDでインストール作業を開始、
といった手順を踏んでいました。
では、FDDのついていないパソコンではどうしたらよいでしょうか。
FDDのついていない機種では、次の2つのことがOSの新規インストールのた
めに必須です。
(1)パソコンが、CD−ROMドライブから起動できる機種であること
(2)OSのCD−ROMからOSが新規インストール可能であること
(1)と(2)の条件は同時に満たされなくてはいけません。
(1)については、パソコンのハードに関するマニュアルをよく読み、パ
ソコンを起動させるメニューについて調べます。
起動ドライブの選択でCDーROMから起動できるようなっていれ
ばOKです。
(2)については、WindowsXPのCD−ROMディスクに入って
いる注意事項のテキストファイルをよく読んでください。
バックアップではなく新規インストールができるようであればOK
です。
私は、4月に買った新品のWindowsXPのパソコンが1ヶ月でソフト的
に不調になり、ハードディスクのOSが入っていたパーティションを削除し、新
たなパーティションに新たにXPをインストールしました。
不調の原因は、アンチウィルスソフトを常駐させたまま、不注意にもソフ
トのインストールなど色々と危ない作業を行ったためと思われます。
慣れれば、作業は簡単です。ただし、今回のXPの再インストールは初めての
ことなので、上記の情報を得るまでかなり苦労しました。
要は、FDを用いてやっていた従来機種での(A)(B)の作業を、新しい機
種では最初からOSのCDーROMを用いて行うというです。
1.OSのCD−ROMをパソコンに挿入
2.パソコンを再起動させる
3.起動時に、起動ドライブをCD−ROMドライブにする
4.CD−ROMから起動して、OSのセットアップ画面が出たら、後はOS
の指示に従います。
パーティションの削除などの作業が付随することもありえます。
Windows2000などの再インストールをやった経験がある方には、以上の説明
でXPのインストールは容易にできるでしょう。