富山県の財政状況


             平成2年 平成3年 平成4年 平成5年 平成6年 決算状況(百万円)     歳入       521102 556419 582060 595486 597650     歳出       504648 540406 566301 572561 576998     形式収支      16454 16013 15759 22925 20652     実質収支      3242 3291 2190 1657 1502     単年度収支     49 49 -1100 -534 -154     積立金       1201 1497 1183 774 539     繰上償還額     4500 0 0 0 0     積立金取崩し額   3100 3097 1500 2500 3000     実質単年収支    2650 -1551 -1417 -2260 -2651 歳入構成比(%)     地方税       24.1 24.1 21.1 19.9 19.3     地方交付税     28.2 25.4 25.0 23.7 23.0     一般財源      53.8 51.0 47.8 45.3 43.7 財政指数     財政力指数 0.431 0.429 0.43 0.439 0.438     経常収支比率(%) 83.4     地方債依存度     公債費負担比率(%) 17.7
平成8年度予算     予算規模  5840.5億円     地方債依存度 15.6%     歳出に占める公債費の割合    12.0%     歳出に占める投資的経費の割合  41.4%
 富山県の行財政に対するコメント    [NHK富山放送局の取材におけるコメント(1996.10.15放送)]  ★ 財政状況は平成3年度以降急激に悪化している。  ★ 平成6年度では、経常収支比率は83.4%と全国のワースト6に入っている。            公債費負担比率17.7%と黄色信号が点滅。    財政の硬直化が指摘される。  ★ 地方債現在高は6600億円であり、県民一人当たり60万円を超える。    半分が交付税で措置されたとしても、県民一人当たり30万円を超える。  ★ 厳しい財政状況の下では、ハード(箱物)の充実よりも、ハードの活用と    ソフトの充実が重要。ハードの充実は、後年度、維持管理費の増大を伴う。     太閤山ランドの年7億円、中央植物園の年4億円に代表される。  ★ 各種イベントの計画においては事前に費用便益分析を行うと同時に、事後    的にも評価を行い、成功ないし失敗の結論を出すことが必要。  ★「住みやすい」地域社会づくりから、「住みたくなる」地域社会づくりへ。

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