実践センター講演会「タブレット端末で授業はどう変わるのか」

 11月30日(土),新潟大学教育学部附属新潟小学校の片山敏郎先生を講師にお招きして,富山大学人間発達科学部附属実践総合センター講演会「タブレット端末で授業はどう変わるのか-小学校における授業実践例から考える-」を開催しました。
 小中学校,教育センターなどの先生方,デジタル教科書・教材の開発等にかかわる企業の方々,教員を目指す学生の皆さんなど50名以上の参加がありました。

 片山先生からは,次のような内容でご講演をしていただきました。
・学びを支援する5つの環境整備
・学習者用デジタル教科書クイズ
・グループワークショップ(タブレット端末を活用して)
・子どもたちにとってのタブレット端末とは(子どもたちの感想から)
・授業におけるタブレット端末の活用事例(教科,総合的な学習の時間等)
・授業で使えるアプリの紹介(ロイロノートなど)
 グループワークショップは,「タブレット端末を活用した授業のメリットと課題・不安」をテーマに小グループで話し合う活動でした。話し合いの中で出された意見は,タブレット端末のアプリであるマインドマップを使ってまとめました。テーマについて考えを深めると同時に,アプリを活用する体験もできて有意義でした。最後には代表のグループから話し合いの結果などについて,マインドマップを使った発表がありました。
 片山学級の子どもたちは日常的にタブレット端末を活用しています。子どもたちにとってのタブレット端末とはどういうものであるかについて,子どもたち自身の発表をビデオで視聴させていただきました。子どもたちはタブレット端末を普通の道具ととらえ,ごく自然に,そして有効に活用している様子がよく分かりました。
 授業における具体的な活用例の紹介では,国語などの教科での活用,そして,総合的な学習の時間における活用について詳しくお話がありました。特に総合的な学習の時間における活用においては,タブレット端末を表現や思考の手段として十分に活用していることがよく分かりました。

 タブレット端末を活用した学習は現在とても注目されています。しかし,具体的にどのような教科や領域で,どのような目的で使用すればよいのかは十分には理解されていないように思います。さらに,そのときにどのようなアプリを使えばよいのかということも理解されていないように思います。今回の講演会では,そのような点について片山先生の授業実践を通して具体的に理解することができて,大変有意義であったと思います。

 また,参加された皆様もグループワークショップなどに積極的に参加してくださり,とてもすばらしい会になったと思います。
 片山先生,そして,参加された皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

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