報告書

ひらめき☆ときめきサイエンス ようこそ大学の研究室へ

「レーザーで原子・分子の世界を探ろう!」

2006年10月6日(土) 12:30--17:00 
富山大学総合研究棟3F クリエーションルーム・実験室にて

担当:森脇喜紀・松島房和・水島俊雄・桑井智彦・小林かおり
富山大学理学部物理学科

参加者:中学生23名
高校生3名
小学生2名
教諭1名
保護者2名
合計31名

  1. ガイダンス
    歓迎の挨拶、「KAKENHIとはいったい何か」

  2. 講演「テラヘルツで見る分子の世界--実験室から宇宙へ--」松島房和教授
     講演では、対象が中学生であることを考慮して、 ということを出来るだけかみ砕いて説明しながら、富山大学で保有している世界で唯一精密測定できるテラヘルツの電波源がどのように作られたのか、この装置を用いた分子の測定により、宇宙空間にどのような分子がどのような姿で、どんな場所にあるのかを研究する礎が作られるのだということ、また実際にこれまでに宇宙空間でどんな分子が見つかっているのかについてお話がありました。
     講演後の質疑では、「宇宙空間にはなにもないのかと思っていたが、いろいろな分子があることに驚いた」といった感想や、「宇宙が全くの真空でないとするとどれくらいの分子があるのか」などの質問がありました。中学生対象としては講演内容が少し難しかったかもしれませんが、対象が宇宙ということもあり、熱心に講演に聴き入っているのが印象的でした。
    松島房和先生による講演「テラヘルツで見る分子の世界--実験室から宇宙へ--」



  3. 体験実験
     講演の後はいよいよ体験実験の時間となりました。全体を15名程度の2グループに分け、グループ毎で「光」の実験、「磁石と低温」の実験を1時間ずつ入れ替わって実施しました。これらの実験は、科研費による研究に関連があり、かつ中学生達にも驚きや面白さを体験してもらえるテーマを選んで実施しました。

  4. 修了式
    体験実験に予定よりも多くの時間を費やしたため、クッキータイムでの懇談は省略した。修了式では、参加者生徒全員に未来博士号を授与するとともに、感想発表をしてもらった。生徒達は、「実験が楽しかった」、「どうしてそうなるのか不思議に思った」、あるいは「またこのような機会があれば再度参加したい」といった感想を、生き生きと発表した。また、紫外線ビーズ、回折格子、金箔、ホログラム、超強力磁石など実験で用いたものは、家庭や学校へ持ち帰ってもらい、生徒たちに自由に遊んでもらうことにした。
    感想を発表する生徒


  5. 謝辞 本会を開催するにあたり、富山市内の各中学校、図書館等にポスターの掲示、チラシの配布をして頂きました。関係各位に謝意を表します。

    補: 当日の様子は、 に掲載されました。