日本物理学会北陸支部 特別学術講演会
「極低温分子の世界」
- 講 師: 梶田雅稔先生(情報通信研究機構)
- 題 目: 極低温分子の世界
- 日 時: 12月16日(金)17:00〜
- 場 所: 理学部A239号室
- 内 容: レーザー冷却法が開発されてから極低温原子の研究が大幅に進んだ。主
な成果としては原子の波動的性質による物理現象の観測や精密測定技術
の進歩が挙げられる。一方分子のレーザー冷却は不可能なので冷却分子
の研究が行われるようになったのはここ数年のことである。極低温極性
分子の研究は分子間相互作用が原子の場合とまったく異なるので興味深
い。今回は極低温分子を作る方法を簡単に列挙した後、極低温極性分子
の衝突の理論的研究結果を紹介する。
*本講演会は富山大学理学部物理学教室セミナーとの合同で開催致します.
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物理学科レーザー物理学研究室公開セミナー
「周波数標準の技術と物理」
- 講 師: 梶田雅稔先生(情報通信研究機構)
- 題 目: 周波数標準の技術と物理
- 日 時: 12月16日(金)13:30〜
- 場 所: 理学部C204号室
- 概 要: 現在、時間や周波数の標準は、セシウムの超微細構造間の遷移周波数
(マイクロ波領域)で決められており、現在では15桁の精度を出せるよ
うになっている。本セミナーではまず、なぜ原子時計が精密計測に適し
ているのかを簡単に紹介する。更に原子時計といえども精度が無限では
ない理由(電磁場、ドップラー効果等)も紹介する。
後半ではNICTで開発されたセシウム原子時計(ビーム型、原子泉型)を
紹介した上で最近注目されている光領域周波数標準についても言及する。
もともと光はマイクロ波よりもずっと周波数が高いので基本的に高精度
を得ることができるはずである(ものさしの目盛りが細かいほうが正確)
。しかし実際には光の周波数を直接測定するカウンターがないので周波
数標準には用いられなかった。しかし均等な間隔の周波数成分を持つフ
ェムト秒レーザーを用いれば光の周波数を測定可能なマイクロ波の周波
数の整数倍として測定することができることが示され、今年のノーベル
賞の対象になった。本セミナーでは富山大学で行なわれている赤外分光
の精度向上に、フェムト秒レーザーによる周波数コムを用いる可能性に
も言及する。
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連絡・問い合わせ先: 松島・森脇
印刷用ポスター(pdfファイル)
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2005年12月06日更新
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