Fourier 変換は以下のような性質をもつ。
f(x) と f'(x) が共に で絶対積分可能(つまり、 )であって、 となるとき、f(x) のフーリエ変換を とすれば、f'(x) のフーリエ変換は である。
f(x)
f'(x)
絶対積分可能な関数 f(x), g(x) に対して、
f(x), g(x)
を f(x) と g(x) の合成積(畳み込み、convolution)という。
g(x)
合成積のフーリエ変換について、次の定理が成立する。
f(x), g(x) のフーリエ変換を , とするとき、f(x) と g(x) の合成積のフーリエ変換は、 である。