高分解(円偏光)発光スペクトル測定システム
極低温での高分解能発光スペクトル測定を行うために、大阪大学理学部から頂いた30年以上前の800mmのダブルモノクロメータ(日本分光R800)を改造してオンライン制御を可能にし、0.2cm-1という高分解能で発光スペクトルが測定できるシステムを制作しました。光検出器には光子計測用のR943(ペルチェ冷却)を使っており、900nmまでの光を高感度で検出できます。励起光は、Hg-Xeランプの連続光とナノYAG励起の狭帯域色素レーザー光を用いています。           
                     
                    
         
H21年度には、光弾性変調器(PEM)を用いた円偏光発光測定ユニットを開発し、高分解円偏光発光スペクトルが測定できるようになりました。