令和7年度より会長を務めさせていただいております。よろしくお願い申し上げます。
さて、本会の目的の第一は会員相互の親睦を篤くすること(会則第2条)です。そのための機会として、次のような事業があります。
まずは、例年7月の土曜日に開催する総会の後の講演会・交流会。また、例年10月の土曜日に開催する「人文の集い」(講演・昼食会)。さらに、3月の学位記授与式の日に行う「卒業修了祝賀会」(立食形式)。旧交を温め、新たな出会いを楽しむ場として、また、大学の先生方等との交流を深める貴重なひとときとして、多くの同窓生の皆さんのご参加をお待ちしています。
上記、本会が主催するもののほか、本会が共催等の形で参画している行事もあります。
一つは、例年7月に実施される富山大学同窓会連合会の総会と記念講演会・懇親会。また、例年10月に実施されるホームカミングデー(大学主催)では、シンポジウムや立食形式の交流会等が行われます。なお、今年(令和7年)は、10月1日に富山大学統合20周年記念式典・シンポジウム・祝賀会(大学主催)も実施されます。これら学部の枠を超えて大学の同窓生らが集う会においては、かつて同じサークルで活動した旧友などとの懐かしい再会が実現したりもします。日程等の詳細は、本ホームページ等でご確認のうえ、皆さんお誘い合わせのうえお気軽にご参加ください。
以上の定例的行事のほか、コース単位等の集いや、コース等の枠を超えた同期会なども随時行われているようです。このような自主的な会合にも、人文学部同窓会として積極的に支援していきたいと思います。
会員相互の親睦がさらに深まることを念じて、ご挨拶と致します。
先般、11月9日の平成25年度総会において、四代目の人文学部同窓会長に推挙されました。人文学部の前身である文理学部文学科(14回史学専)の卒業生です。卒業以来富山県の高等学校教諭・校長、富山県教育委員会・富山県[立山博物館]長などを歴任し、本年3月末日をもって公職を辞したところです。同窓会の皆様には、常日頃大変お世話になっております。とりわけ松平前会長様には12年間という長期にわたって、会の発展に尽くしてこられたご苦労には心から感謝申しあげます。
重責を担わせられ「重荷を背負い坂を登る」心境ではありますが、今後も松平前会長が進められてきた方向性を基軸としながら、開学以来60年の伝統と時代に対応できる柔軟な姿勢をもって大学との連携をはかりつつ人文学部同窓会活動の更なる充実、発展を期して参りたいと思います。
ところで、近年、グローバル化社会や少子高齢化社会に対応した人材育成が叫ばれています。当人文学部においても新時代に向けて有為な人材を輩出すべく、専門教育をご担当される大工原学部長様をはじめ先生方も日々ご尽力されておられるとお聞きしております。こうした学部のご努力を受けて我々も、同窓会活動をとおして微力ながらも後輩の教育環境の整備に寄与していきたいものと思います。そのため、現在、会員相互に意見や思いを述べ合える連絡手段として最新の同窓会名簿の発行が進められているところです。また、好評のうちに開催されている「人文の集い」で専門の先生の講和をお聞きしたり、富山大学ホームカミングデーへ参加し大学の実状に触れたり、会員の近況や同窓会の活動を掲載した会報『人文』を発刊するなどの活動を行っているところです。
今後とも会の運営にかかる新たな提案やご意見、ご叱責をいただくなど皆様の更なるお力添えをお願いいたします。
このたび、人文学部同窓会のホームページを大幅に改訂・リニューアルすることになりました。
これは平成21年10月の理事会で同窓会活動の活性化の一方策として提言されたのを11月の総会で予算計上を含めて承認していただいたものです。そして、その内容の構成作業は会報『人文』の編集委員の方々に精力的に進めて頂きました。
本同窓会の前身は富山大学文理学部同窓会であり、さらに大正12年創設の旧制富山高等学校にもその系譜を辿ることができますが、その経緯などについて、本会元会長の窪邦雄氏より貴重な手記を寄せて頂きました。
そのようにして、ご覧のような素晴らしく充実したHPをオン・ラインする運びとなりました。このことに対しまして、ご尽力頂いた各位に厚く御礼申し上げる次第です。
平成22年3月には、4年毎に改訂している「会員名簿」を発行します。しかし、年々そのデーターが貧弱になって来ており、会員相互の連携を保持・促進する機能が低下して来ていることはとても残念なことです。個人情報保護に対する過剰意識がその大きな要因かと思われますが、何とかこの問題を克服したいものです。
そのような情勢にあって、このHPは会員相互を結び付けるツールとして、大きな力を発揮することが期待できると思います。
このHPをご覧頂いて、感想、意見、要望など大いにお寄せ頂けたらと思います。また、他の会員の方にも紹介して頂けたら有り難く思います。そのことにより、このHPが一層充実し、会員相互の連携が深まり、更には同窓会活動の充実・活性化に繋がることを心より願っています。
人文学部同窓会は、1979年の大学改組でそれまでの文理学部が理学部と人文学部に分離したのにあわせて発足しました。つまり、富山大学文理学部同窓会を引き継いで生まれたのが現同窓会です。
富山大学発足時には、文理学部同窓会も旧制富山高等学校同窓会との統合が話し合われましたが、結局両者は別のものとしてその後を歩み続けて来ました。富山大学もすでに開学以来六十年を閲しています。その年月は、文理学部同窓会からの継承を含めてそのまま人文学部同窓会の歴史と言えましょう。戦前からの歴史はありませんが、新しい教育理念の下に生まれた大学の純血(?)という点では、理学部とともにむしろ誇っていいのではないかと思います。
ところで、文理学部同窓会の時代には、同窓会長は学部長の兼任になっており、それを受けて、人文学部同窓会でも当初は学部長が兼ねておられたはずです。それがいつの役員会だったか、会長を卒業生から出そうという話になり、第一回生ということでぼくにその役が負わされました。学部長が名誉会長になることもこの時決まりました。会長の、年に一度の仕事というのが卒業式の挨拶でした。これがぼくには負担で、正月になるとこの挨拶のことで頭がいっぱいになったものです。学生は毎年変わりますが、先生方はほとんど同じ方たちです。自分の学校の校長の、型にはまった式辞をいやというほど聞いて来ているばかりに、それぞれの分野の専門家の前で話すことはこの上なく窮屈な思いがしました。とにかく笑われまいと、そんなことばかり考えていました。二期四年つとめた後、幸いにやはり一回生の本田さんが快く後を引き受けてくれて、この重荷から解放されました。松平現会長は確か三代目だと思います。昨年出席した卒業祝賀会は、当時のあらたまった挨拶という雰囲気ではなく、松平さんをちょっと妬ましくさえ思ったほどでした。
総会での講話も、当初は卒業生が自分の仕事のことや旅行のことなどを話していました。最近は先生方の専門のお話を聞くようになり、年々脳の衰えてゆくぼくらにとっては、これがすばらしい贈り物になっています。総会は、旧知の人たちと会える年に一度の機会です。
一人でも多くの皆さんの参加を願っています。
2025〜2026年度
名誉会長 | 伊藤 智樹 (人文学部長) | |||
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会長 | 廣P 裕一 (昭和51年哲学) | |||
副会長 | 田中 史子 (昭和52年国文) | 中ア 圭子 (昭和61年中国語) | ||
常任理事 | 窪 邦雄 (昭和28年国文) 高橋 浩二 (平成4年考古) | 松平 義麿 (昭和33年史学) | 米原 寛 (昭和41年史学) | |
監事 | 火爪 弘子 (昭和53年史学) | 高野 靖彦 (平成28年院歴史文化) |
理事 |
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昭和24(1949)年、新制大学が発足するにあたり、旧制富山高等学校が富山大学文理学部として生まれかわり、その後昭和52(1977)年の文理学部改組によって文学科が独立し、現在の人文学部となりました。人文学部同窓会は、かつての文理学部同窓会が前身であり、さらにそれ以前の旧制富山高等学校同窓会ともゆかりがあります。
人文学部が最初の卒業生を送り出すその前々年、昭和54(1979)年11月に文理学部同窓会は発展的に解消され、新たな組織として人文学部同窓会が創設されて会則も新たに定められました。
以来、わが同窓会は友愛と親睦の組織として意欲的な活動を続けています。
内訳 学部卒業生 9,729名
専攻科修了生 89名
富山大学大学院人文科学研究科修了生 414名
富山大学大学院人文社会芸術総合研究科修了生 8名
卒業生就職先について(富山大学人文学部ホームページ)
昭和54年11月17日制定
昭和56年11月14日改正
昭和62年11月14日改正
平成15年11月15日改正
平成24年11月10日改正
平成25年11月9日改正
令和6年7月13日改正
第1条 | 本会は、富山大学人文学部同窓会と称する。 |
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第2条 | 本会は、会員相互の親睦を篤くし、併せて富山大学人文学部との連絡を密にし、その発展に寄与することを目的とする。 |
第3条 | 本会は、前条の目的を達成するため次の事業を行う。 1.会員名簿の発行 2.その他本会の目的に適合する事業 |
第4条 | 本会は、次の会員をもって組織する。 1.通常会員 富山大学人文学部卒業者、大学院人文科学研究科、富山大学大学院人文社会芸術総合研究科で人文科学系教員の指導を受けた修了者、文理学部文学科卒業者及び文学専攻科修了者 2.準会員 富山大学人文学部及び大学院人文科学研究科、富山大学大学院人文社会芸術研究科で人文科学系教員の指導を受けて在学する者(ただし、人文学部卒業者を除く) 3.特別会員 富山大学人文学部教員、人文学部旧教員及び文理学部文学科旧教員で理事会が推薦した者 なお、富山大学人文学部及び文理学部縁故者で、特に理事会が推薦した者を特別会員とすることができる。 |
第5条 | 本会は、本部を富山大学人文学部内に置く。 |
第6条 | 1.本会は、組織の拡大に伴って、必要に応じ会員の多数存在する場所に支部を置くことができる。 2.前項の支部を設置しようとするときは、その責任者を定めて支部規則、支部会員、支部役員等の名簿と共に、本部に報告するものとする。 |
第7条 | 本会に次の役員を置く。 1.名誉会長 1名 2.会長 1名 3.副会長 若干名 4.常任理事 若干名 5.理事 若干名 6.監事 2名 |
第8条 | 1.会長は本会を代表する。 2.副会長は会長を補佐し、会長に事故あるときはこれに代わる。 3.常任理事は本会の総務を処理する。 4.理事は理事会に出席し会務を審議する。 5.監事は会計を監査する。 |
第9条 | 1.会長及び副会長は、理事会において通常会員中より推薦する。 2.常任理事は、理事会において互選する。 3.理事及び監事は、総会において会員中より選出する。 |
第10条 | 会長、副会長、常任理事、理事及び監事の任期は2年とし再任を妨げない。 |
第11条 | 本会に名誉会長を置き、富山大学人文学部長がこれに当たる。 名誉会長は、本会の運営等に協力し、会長の諮問に応ずるものとする。 |
第12条 | 総会は、毎年1回以上開催する。 |
第13条 | 通常会員は、氏名、現住所、職業及び勤務先等に異動があった場合は、その都度本部に通知するものとする。 |
第14条 | 会費は、入会金及び年会費(又は終身会費)をもって充てるものとする。 1.入会金は10,000円を、入学時に納入するものとする。ただし、準会員のうち退学により入会費の返却を申し出た者については、入会費を返却するものとする。 2.年会費は年間1,000円を、通常会員となって5年を経過した年度から納入するものとする。 3.満65歳を過ぎた会員は希望により、年会費に代えて終身会費10,000円を納入することができる。 |
第15条 | 本会の事業及び会計の年度は、毎年6月1日に始まり翌年5月31日に終わる。 |
第16条 | 本会の収支決算は、総会において報告するものとする。 |
第17条 | 本会の事務を処理するため事務員を置き、会長がこれを委嘱する。 |
第18条 | 本会の会則を変更しようとするときは、理事会の議を経て総会において決定するものとする。 |
附則 | この会則は、昭和55年4月1日から施行する。 |
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附則 | この会則は、昭和57年4月1日から施行する。 |
附則 | この会則は、昭和63年4月1日から施行する。 |
附則 | この会則は、平成16年4月1日から施行する。 |
附則 1 | この会則は、平成24年11月10日から施行する。 |
2 | 会長は、松平 義麿 とする。 |
附則 1 | この会則は、平成25年11月9日から施行する。 |
2 | 会長は、米原 寛 とする。 |
附則 1 | この会則は、令和6年7月13日から施行する。 |
平成24年11月10日施行
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