リンカー6:富山大学芸術文化学部教授 西島 治樹
芸術作品を保存し継承していくことも、アートマネジメントの重要な役割の1つです。絵画や彫刻・工芸といった伝統的な美術品の保存・修復は多くの研究や実践例がありますが、電子技術をベースとしたメディアアート作品は歴史が浅く、十分な方法論やノウハウが蓄積されていません。本講座では、国内外の事例を参照しつつ、コンピュータを素材とするメディアアート作品を実例に、実験の様子や新たな提案について共有します。

西島 治樹
富山大学学術研究部芸術文化学系教授
1971年静岡県生まれ。
東京芸術大学大学院修了後、岐阜県立情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。映像・コンピュータ・自然の法則を組み合わせて、仮説として捉えた世界感をメディアアート作品として発表。これまでに電波、パチンコ、映画、国境、ルーツなどをテーマに、真面目なユーモアや大きな誤訳を作品に取り入れながら、様々な社会問題を提起し作品を国内外で展開している。『Prix Ars Electronica』インタラクティブ部門準グランプリ受賞(オーストリア)、Images Festival / Best of Installation受賞(カナダ)、VIDA4.0 グランプリ受賞(スペイン)等。
講座「国内外のメディアアート作品の保存・修復」
日時:2024年2月19日(木)14:00-15:00
場所:富山大学高岡キャンパス E-150演習室
〒933-8588 富山県高岡市二上町180
参加費:無料 *要事前予約

参加方法
*申込み受付は終了しました。
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