電波の伝搬環境に適応できるスマートアンテナシステムと、その性能評価に関する研究開発を行っています
フェージングエミュレータ実験室内に任意の電波伝搬環境を模擬でき、アンテナの性能評価を実施できる。 本研究室には水平面にのみ散乱体を配置した2次元フェージングエミュレータと円柱状散乱体を配置した3次元フェージングエミュレータの2つを有している。 これらのフェージングエミュレータは到来波の電力分布および偏波特性を容易に制御可能な特徴を有しており、様々な伝搬環境を実現できる。 |
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電波暗室暗室内において、電波の反射や外部からの電波流入を防ぐことによってアンテナのインピーダンス特性や指向性などの正確な測定実験を行っている。 電波暗室は幅285cm,奥行き355cm, 高さ240cmの大きさで、1辺60cmの電波吸収体で約130個(ピラミッド型100個とシート型30枚)全ての壁が覆われている。 |
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電磁ファントム人体に装着したアンテナの性能評価を行う際、人体に個人差があるばかりでなく、人の動作による再現性が乏しいため安定した結果を得ることが困難である。 また、人を対象とした研究を実施するには被験者に対してインフォームドコンセントを行う必要があり、円滑に研究を推進できない。 本研究室は、日本人の平均的な体格を基に製作した人の歩行動作を模擬できるファントムを有している。 |
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