平成22年10月より、環境化学計測分野の1つの研究グループとして活動を開始しました。平成27年3月の時点で合計12人の学生が卒業・修了して行きました。4月より丸茂研究室との合同研究室となり、4年生が新たに5名加わりました。現在日下部客員教授を入れて計14名のメンバーとなりました。
地下水や地熱水の安定同位体・化学組成をもとにした地球化学的手法により、地熱資源の有効利用や地球環境問題に取り組んでいます。
また、岩石ー水ーガス(CO₂など)の化学的反応について、室内試験や現場試験を通して、その反応メカニズムを追求しています。
シンボルの意味
・中央にあるシンボルは「熱水の循環」と上田晃教授の頭文字を表す。その背後にある灰色の曲線は「Cap Rock (不透水性の岩石)」を示しており、循環のシンボルと重なることで「Heat (地熱 or 熱源)」のHとなる。
・周囲を取り巻く球体は研究室で主に研究されている、
「熱資源量評価(温泉、ガス)」
「水収支(地下水、降水)」
「ジオリアクター(スケールの抑制・応用、CO₂鉱物化)」
といった3つの分野を示す。
・特にこの研究室では温泉の研究がメインとなっているので、全てのシンボルを組み合わせることで温泉マーク(♨)のようになる。
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