WindowsNT
1997年2月から、研究室の主力パソコンは、
機種:DOS/V機
180MHz Pentium Pro (2 System Processors)
OS:Windows NT Workstation、4.0
となりました。そこで、NT についても勉強しています。
Windows NT 4.0 は、
・セキュリティ機構が強化されている
起動時にパスワードが必要
(パスワードなしには起動もできないなど)、
仕事途中で席を外すときにログオフすれば、パスワードなし
にはログインできない
・ほとんどハングアップしない、
・ハングアップしても、タスクマネージャで簡単に復帰できる、
など、安全性が高く、かつシステムも非常に安定しています。
・さらに、Windows95 と同じLook & Feel(外観と操作方法)ですから
Windows95の感覚で使えます。
CPU が Pentium Pro/Uの場合は、Windows NT がお薦めです。
難点は、Windows NT 4.0 Workstationのシステムが35,000円程度と高い、
・ハードがらみの各種操作が複雑で初心者向きでないこと、
・ドライバ類が豊富でないこと、
です。
Q:Windows NT のパソコンでIP設定の確認をする方法は
A:二通りの方法があります。
1.面倒な方法
「マイコンピュータ」、「コントロールパネル」、「ネットワーク」
「TCP/IP」のプロパティで、IPアドレスやDNS設定などIP設定を確認
2.簡単にIP設定一覧を見る方法
DOSプロンプトから ipconfig.exe を起動する方法
ipconfig /?
のように、? オプションを付けて起動すると使用法が表示されます。
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Windows NT IP Configuration
usage: ipconfig [/? | /all | /release [adapter] | /renew [adapter]]
/? Display this help message.
/all Display full configuration information.
/release Release the IP address for the specified adapter.
/renew Renew the IP address for the specified adapter.
The default is to display only the IP address, subnet mask and
default gateway for each adapter bound to TCP/IP.
For Release and Renew, if no adapter name is specified, then the
IP address leases for all adapters bound to TCP/IP will be released
or renewed.
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ここで、ipconfig /all として起動すると、以下のように表示されます。
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Windows NT IP Configuration
Host Name . . . . . . . . . : xxxxx.eco.toyama-u.ac.jp
DNS Servers . . . . . . . . : 160.26.xx.xx
Node Type . . . . . . . . . : Broadcast
NetBIOS Scope ID. . . . . . :
IP Routing Enabled. . . . . : No
WINS Proxy Enabled. . . . . : No
NetBIOS Resolution Uses DNS : No
Ethernet adapter El59x1:
Description . . . . . . . . : Fast Ethernet Adapter
Physical Address. . . . . . : 00-A1-B2-C3-D4-E5
DHCP Enabled. . . . . . . . : No
IP Address. . . . . . . . . : 160.26.xx.xx
Subnet Mask . . . . . . . . : 255.255.255.0
Default Gateway . . . . . . : 160.26.xx.xx
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Q:パソコンからそのパソコン上のWebサーバにアクセスする方法は
A:
パソコンからそのパソコン上のサーバにアクセスする方法は、
IPアドレスの有無にかかわらず、
http://127.0.0.1/
http://localhost/
です。これは約束事です。この通り指定して下さい。
この場合、インターネットに接続していなくてもサーバを利
用できます。
Q:Windows NT 4.0 でInternetに接続する手順を教えて下さい。
A:
Ethernetのケーブルが部屋まで来ているものとします。
また、すでにLANアダプタがインストールされているものとします。
「マイコンピュータ」、
「コントロールパネル」、
「ネットワーク」、
「プロトコル」、
「TCP/IPプロトコル」、
「プロパティ」、
と進みます。
セットされている「アダプタ」を指示します。
「IPアドレス」画面で、
情報処理センターから
指示されたデータを入力
(経済学部の例です)
IPアドレス 160.26.__.__
サブネットマスク 255.255.255.0
ゲートウェイ 160.26.__.__
の値を設定します。
次に、
「DNS」の画面で
ホスト名 ____________ パソコンの名前です
ドメイン eco.toyama-u.ac.jp
DNS 160.26.__.__
を設定します。
これで設定は完了です。
Q:Windows NT 4.0 でメールを送る方法を教えて下さい。
A:NTはMicrosoft Messagingという機能を内部装備しています。
Microsoft Internet Mailをダウンロードしていない人でも
Microsoft Messagingを使うことができます。
セットアップは、
\Program Files\Windows NT\Windows Messaging\mlset32.exe
を NTエクスプローラの画面でダブルクリックして行います。
・セットアップが完了すれば、
デスクトップに受信トレイ・アイコンが作成されます。
メーラーはMicrosoft Mailです。
・直接exchng32.exeをダブルクリックしても起動できます。
エディタやアドレス帳などの使い方はMicrosoft Internet Mailと
ほぼ同じです。
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Office 97では、Word,Excel,Access,PowerPointなど、どのソフト
もインターネット対応です。
例えば、Outlook97を使えば、Wordを用いて、Wordの文書を直接
メールで送ったり、メールを読んだり、管理したりできます。
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この点で、一太郎には悪いですが、やはりWord でしょうね。
私は、一太郎、Microsoft Office Pro、ロータスSuper Office
の正規ユーザーですが、次第にMicrosoft製品の使用頻度が高く
なっています。
しかし、貧乏性?なのかどうなのか、講義ノート作成、論文のた
めのノートや下書き、、ホームページ・ファイルの編集など、日々
の作業の大半はテキストエディタ(MIFES)で行っています。
エディタで作成して、そのまま印刷するか、他人に配布するもの
ならばWordなどを用いるかします。
こうすると、原稿はテキストファイルで残っていますから、その後
の利用に汎用性があります。
一太郎でも、ワードでも、ワードプロでもTEXTファイルはその
まま読み込めます。
エディタ(MIFES)だと、CPUの速度が遅い機種でも、スピーディ
に仕事ができるというメリットもあります。
Q:WindowsNTに、FTP や TELNET が付属していると聞きましたが、それらの起動の仕方を
教えて下さい。
A:System32のディレクトリの中に、FTP.EXE と TELNET.EXE があります。エクスプ
ローラでそれらのショートカットを作成し、お好みのフォルダー(例えば、Netscape
Navigator 4.0と同じフォルダー)に入れておけばよいでしょう。
後は、ショートカットをダブルクリックして起動して下さい。
ftpの操作はUNIXのコーナーを参照して下さい。
telnetの操作は、サーバ(UNIXなど)の操作を伴い、説明すれば一冊の本になり
ますので、各自で勉強して下さい。また、Telnetでは大学図書館にアクセスし
て感じをつかんで下さい。