では、簡単に自己紹介です。

　私は小学校中学年の頃から、なにか周りと違うという感じは持っていました。同じように振る舞っているつもりでもなにかずれがあるような感じをずっと抱いていたように思います。
　大学に入学後、支援室のゆうこ先生に「自分を普通の人間に変えたい」という申し出をして、卒業までカウンセリング、コーチングを受けていました。社会に出てから泉流星さんの「地球生まれの異星人」という本を読み、内容が自分の感じ方とか受け止め方にとても似ているという不思議な感覚を覚えました。そして、医師に、「自分もアスペルガー症候群ではないかと思う」と相談をしたところ、正式に診断をもらいました。私が27歳の時でした。