立山における雪氷教育研究のページ
富山市内から立山室堂まで、所要時間約2時間という地の利を生かして、室堂平での積雪調査、浄土山南峰に位置する立山施設を利用した気象観測などを行っています。

立山施設からの眺望(北方向) 左に浄土山北峰(三角点)、中央やや右に剱岳が見える。最新の映像と気象データはこちら

立山施設からの眺望(南方向) 左に龍王岳、中央の奥に槍ヶ岳、右に薬師岳が見える。最新の映像と気象データはこちら
- 富山大学立山施設(浄土山南峰)
標高2850mに位置する立山施設(通称:浄土小屋)では、さまざま観測が行われています。われわれのグループでは気象観測(通年:気温・風向風速、夏季のみ:湿度・気圧・降水量)と、カメラによる雪庇の観測を行っています。
このほか、スカイラジオメーターによる大気混濁度測定、GPSによる精密位置変動測量、地震計による火山活動測定なども行われています。
- 室堂平における積雪調査
毎年、4月中旬の立山黒部アルペンルートの開通に合わせて、室堂平の積雪(約6m)の断面観測など積雪調査を行っています。
- 立山雪氷実習
毎年、9月にの室堂-浄土山-室堂(泊)、室堂-一ノ越-雄山-真砂岳-内蔵助山荘(泊)-別山-劔御前-雷鳥沢-室堂のコースで、氷河(内蔵助氷河)、氷河地形、周氷河地形、植生との関連について巡検実習を行っています。
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Last modified 08 November, 2021
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