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富山大学 磁気低温物理学研究室(通称:1研)の松本グループです

松本グループ

グループメンバー (2023年度)

教員
 松本 裕司 (助教)
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学生
 太田 玖吾 (D1)
 渡部 悠貴 (M2)
 三井 崇弘 (M1)
 市岡 紫龍 (B4)
  北 浩志 (B4)
過去の卒業生・修了生はこちら

研究内容

 希土類及びアクチノイドを含む強相関電子系化合物の純良単結晶育成及び新物質探索を行っています。次に、育成した物質を単結晶X線及び粉末X線回折実験による結晶構造解析とEPMAによる組成分析を行いどのような新物質が育成されたのか明らかにします。 さらに、育成した物質の電気抵抗・磁化・比熱などの物性測定を室温から極低温領域までの温度で測定を行い、非従来型超伝導、トポロジカル絶縁体などの電子状態やスピン液体などの磁気状態の発見を目指しています。最近では、日本原子力研究開発機構のJRR-3において中性子散乱実験やあいちシンクロトロンセンターにおいてXAFS実験にも取り組んでいます。
 さらにこれらの物性物理学の研究内容を含んだ教育教材(チョクラルスキー引き上げ法、フラックス法、X線回折、低温磁化測定、低温熱膨張測定など)の開発も行っています。

最近の研究テーマ

 幾何学的フラストレーションを持つ系、空間反転中心のない系の新物質探索
 アクチノイド化合物の新物質探索
 トポロジカル物質の電気的性質
 教育教材(結晶育成、X線回折、低温磁化・熱膨張測定)の開発
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