フランス言語文化専攻は、2003年にフランス言語文化コースとして発足しました。
その後、ヨーロッパ言語文化コースの中の教育研究分野となりましたが、これまでに150余名の卒業生を送りだし、運輸、観光、金融、公務などさまざまな分野で活躍しています。
専攻生は大学院生を含め例年20名を超えており、学部内の人気コースの一つになっています。
大きく分けて、
①フランスの社会、文化、歴史、文学、美術などについて学ぶ授業と、
②フランス語力を向上させるための授業があります。
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳに分かれている授業は、習熟度別に基礎的なものから高度なものへと段階的に力をつけられる授業です。
「フランス文化論」
フランスの文化について学ぶ授業です。文学だけでなく、建築、美術、歴史など取り扱う内容は多岐にわたります。
「フランス文学史」
フランスの文学の歴史を中世から今日まで学びます。恋愛抒情詩からラブレー、モラリスト、古典劇、ロマン主義、象徴主義など盛りだくさんです。
「フランス言語文化特殊講義」
フランスの文化についてさらに深く学ぶ授業です。取り扱う内容は、フランス語圏、社会事象、政治、社会問題など、多岐にわたります。
「フランス言語文化講読」Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」
フランス語で書かれたものをしっかり読めるようになるための授業です。
内容的にはフランスの社会、文化、歴史、文学、美術に関連して深い知識が身に着けられるようなものを毎期用意しています。
「フランス言語文化演習」Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ 以上のような講義、講読で得た知識と読解力を駆使して、フランスに関連する事柄について、自ら問題を発見し、探求するためのアクティヴ・ラーニングを行います。
教養教育で基本のフランス語(フランス語基礎Ⅰ・Ⅱ、フランス語コミュニケーションⅠ・
Ⅱ)を学んだうえで、さらに高度なフランス語力をつけるための授業です。
学年別(習熟度別)に段階的にフランス語力をつけていきます。
基本的に、すぐに留学、研修等で役立つよう、実践的な聞く力、話す力、書く力、読む力をつけることを目的とします。
すぐに研修や留学で役立つような、実用的な会話を学ぶ一方で、フランス全般について の文化、観光、社会事象についてのワークを行います。
ネイティヴスピーカーによる、実践的なフランス語力を養成するための授業です。
ネイティヴスピーカーの授業と同じ教科書を用い、ネイティヴスピーカーの授業を補完する日本人教員による授業です。