Webサーバ
Webサーバ
Webサーバにはたくさんの種類があります。
以下に、無償(無料)、評価が高い、信頼できるといった基準を満たし、
安心して使えるサーバを入手できるサイトをあげておきます。
また、これらのサイトの情報はとても役立ちます。
・Windows95/98/NT
WindowsでのWebサーバの導入
Webサーバを選択する場合、前提とされる、Windows95/NTに関する操作
や知識、通信に関する知識や技術が重要な判断基準となります。
大体の目安は、
@中級者:Microsoft Personal Web Server
A中・上級者:Xitami Web Server
B上級者:Apache
でしょう。
自分の知識や技術に合ったサーバを選んで下さい。
・UNIX
・Webサーバ総合リストと比較
多数のWebサーバに関する詳細情報
Microsoft Personal Web Server for Windows95/98
マイクロソフト パーソナルウェッブサーバの入手の仕方は
以下のようです。
インターネットで
・Microsdoft のホームページ
・無償ダウンロード
・Windows95
・追加コンポーネント
・Microsoft Personal Web Server
と進み、ダウンロードして下さい。
Webサーバに慣れていない方に向いています。
Apache for Windows98/NT
UNIXで圧倒的なシェアを誇るApache HTTP Server の Windows95/NT 版が
1997年12月に出ました。
それ以降、毎月のようにバージョンアップされてきました。
UNIXのデファクトスタンダードWebサーバといえますが、
Windows98/NT/2000 でも、今や世界標準といえましょう。
もちろん完全無償です。
2000年3月現在で、Ver 1.3.12 です。
もうすぐ Ver.2.0 になるようです。Ver.2.0 α版はすでにリリースされました。
ずっとトップ10の第1位、世界的シェアは50%を超え、ダントツの
Webサーバです。
・事前にコンパイルされた自動解凍(exe)パック、
・自分でコンパイルするパッケージ、
があります。
exeファイルをダウンロードする方が簡便です。
ダウンロードは近くのミラーサイトを選び迅速に。
ただし、
・Internetの技術的知識があること、
・Windowsの操作、Web Serverの設定に習熟していること、
・Apache をインストールしても、実際に起動しアクセスするまでがやっかい
(起動の仕方も幾つかあります)、
・UNIXからの移植ですから操作もUNIX流です、
・サーバの細かい設定のためには、httpd.confなど、いくつかのファイル
の編集が必要、
(Ver.1_3_4 から access.conf, srm.conf, httpd.conf は httpd.conf に統合)
・Apacheに組み込むモジュールを選択したいならば、自分でコンパイルしなければ
なりません、
というようなこてでパワー・ユーザー向けです。
Apacheの環境設定と運用
Xitami Web Server
個人的用途のサーバの条件は、
・無償
・OSがWindows95/NT
・設定が簡単
でしょう。
こうした条件を満たすサーバのうち、パワーユーザ以外の方にも推奨できるのが、
Xitami Multithreaded Web Serverです。
1999年9月現在のバージョンは、2.4d2
最近は、ずっとトップ10に入っていますから、人気の高いことが分かります。
この理由は、
(1) 完全に無償(fully free)
(2) Windows95/NT、UNIX、OS/2、など主要なOSに対応
(3) プログラムが極めて小さい
Windows95/NT バージョンは、自動解凍ファイルで 612KB 程度
(4) 類似サーバと比べて実行速度が速い
(5) セットアップが簡単(ブラウザから設定できます)
(6) 細かい環境設定も可能(環境ファイルの編集)
(7) 安定性もある
(8) CGIに対応している(SSI 対応)
(8) FTPサービスに対応
(9) Java Applet 対応(Java 対応)
などです。
特に、FTPサービスは、HUBを用いた室内LANではなく、離れた部屋や
離れた校舎間などでファイル転送したいときに欠かせません。ファイル共有の設
定や、NTでのワークグループ設定の必要もありません。
したがって、このWebサーバをインストールしておけば何かと便利です。
私の実験サイトのWebサーバ
私の場合、実験サイトのサーバとして、
Apache for Windows
Xitami Web Server for Windows
を用いています。
ただし実験サイトは、CGIなどの実験の時だけサーバを起動、サーバが動くPCは帰
宅の際電源を切る、ということで半分は未公開です。
自分が管理するWebサーバを持っていると、CGIやFTPなどに何かと便利です。
自分のパソコン上のWebサーバへのアクセス
パソコンからそのパソコン上のサーバにアクセスする方法は、固有のIPアドレス
の有無にかかわらず、
http://localhost/
http://127.0.0.1/
です。
(注意)
127.0.0.1(別名: localhost)は、ネットワークのハードやソフト
の試験をするためのループバック試験用に指定されています。ですか
らこの通りに指定します。
この場合、インターネットに実際に接続していなくてもサーバを利用できます。
さらに、パソコンがIPアドレスを持っていれば、以下のようなURL指定、
http://IP-Address/
http://pc_name/
http://pc_name.domain/
によるアクセスも可能です。