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平成20年度(2008年5月〜2009年3月)

 5月
5月22日 平成20年度採択文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」委託事業採択

 7月
7月15日 男女共同参画推進室設置

 8月
8月12日 啓発講演会(10月17日)開催決定 場所:富山大学黒田講堂 講師:板東久美子氏(内閣府男女共同参画局長)
8月20日 日本女性会議(10月17−18日)へのポスター出展決定

 10月
10月17日 板東久美子先生をお招きし,「大学における男女共同参画の推進」に関する啓発講演会を開催
10月17日 日本女性会議全体会「ポジティブアクション」(オーバード・ホール)においてポスターを出展
10月18日 日本女性会議分科会「科学−女性研究者ロールモデル−」とやま自遊館ホール)において高校生向けのポスターを出展

 11月
11月8日 ホームカミングデーに「女性研究者支援モデル育成」委託事業に関するポスターを掲示
11月20日 第1回SMARTな集いを開催

 12月
12月1-2日 「女性研究者支援モデル育成」事業等合同シンポジウム(主催・東京大学)に参加
12月8日 第1回金沢大学女性研究者支援シンポジウム「大学のやる気と地域連携」に参加
12月24日 第2回SMARTな集いを開催

 1月
1月20日 第3回SMARTな集いを開催

 2月
2月19日 第4回SMARTな集い開催

 3月
3月3日 学内シンポジウム「富山大学における男女共同参画の現状と課題」を開催しました
3月19日 第5回SMARTな集い開催
3月27日 本学広報誌「TOM’S」8号に本事業が掲載されました
3月30日 事業のポスターが完成しました

第1回啓発講演会を開催


日時
2008年10月17日(金)
場所
五福キャンパス黒田講堂会議室
演者
板東久美子 内閣府男女共同参画局長
タイトル
「大学における男女共同参画の推進」
参加
約150名

五福・杉谷・高岡3キャンパスより,役職者,男女大学教員,職員,大学院生の参加がありました。 会場の黒田講堂は授業がある時間帯にもかかわらず,立ち見が出る程の盛況でした。 小松美英子室長の司会で開会し, 男女共同参画推進担当の近藤昌彦理事より富山大学の現状と男女共同参画推進に取り組み始めたことを含め開会の挨拶と講師紹介がありました。

講演会では,図や資料を多数示しながら,まず日本の大学・企業・家庭における男女共同参画の現状が紹介されました。 今やどの分野でもダイバーシティー(多様性)を生かす組織を作り上げること無しには成り立たなくなっており, その基本的で重要な柱が男女共同参画の考え方であると説明されました。 また,ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実現することが男女共同参画のために不可欠な基盤に成ると話されました。 企業の方が先行している,男女共同参画,ワーク・ライフ・バランスの取り組みを今後積極的に推進することは,大学の重要な発展戦略であると講演を結ばれました。

男女共同参画推進のために最も大切なものは何ですか?との質問に「“意識改革”“女性の能力発揮に対する支援” “仕事と生活の調和の実現”を連携して推進することが大切です」と答えられました。また、研究と生活のバランスを取ることの難しさを感じている女性研究者から, 現状を乗り切る励ましのメッセージを頂けますか?との呼びかけに対して「女性の一生にはペースダウンが余儀なくされる時期もありますが, その後には大きく躍進する時期が必ず来ます」との力強く温かいお言葉で講演会が終了しました。


(写真左:講演する坂東内閣府男女共同参画局長,写真右:熱心に聴き入る参加者)

日本女性会議2008とやまに参加


男女共同参画に関わる国内最大級のイベントである日本女性会議が,今年度は富山市で開催されました。 “煌く人とひと,連なる峰々へ”というテーマが掲げられた富山大会では,女性も男性も互いに理解し合い, それぞれが一人の“人間”として人生を輝かせ,煌きながら生きることの大切さがメッセージとして伝えられました。 この機会に,富山大学においても男女共同参画に関する取り組みが始まったことを啓発する目的で, 日本女性会議2008とやまに2枚のポスターを出典しました。

【全体会】
“ポジティブ・アクション”
【日時】
2008年10月17日(金)〜18日(土)
【場所】
オーバード・ホール

【分科会】
“科学−女性研究者ロールモデル−”
【日時】
2008年10月18日(土)
【場所】
とやま自遊館 ホール


ホームカミングデーにポスターを掲示


日時
2008年11月8日(土)
場所
五福キャンパス共通教育1番教室

富山大学では,大きく様変わりした大学の近況に触れ,懐かしい恩師や同窓生との再会と交流,親睦を深めていただくことを目的に, 五福キャンパスにて第1回ホームカミングデーを開催しました。 男女共同参画推進室では,本年度採択された「女性研究者支援モデル育成」委託事業を同窓生に広く理解していただくために, 本事業に関するポスターを受付会場となった共通教育1番教室前に展示し,小松美英子室長が参加者に事業内容を説明しました。

ホームカミングデーについての詳細はこちら


第1回 SMARTな集いを開催

日時
 2008年11月20日(木)
場所
 オープンカフェAZAMI

男女共同参画推進室では,男女共同参画に関して,研究,職場,学業において 日頃感じていることを自由に話し合う機会を設けるために, SMARTな集い」を企画しています。 第1回は,11 月20 日(木)の11:30〜13:30 に,オープンカフェAZAMIで開催しました。 学内の女性研究者4名と推進室のスタッフが参加し,キャリア形成や出産の経験などについての話題が提供されました。
第26回は女性研究者5名、女性職員1名、推進室スタッフ5名の計11名が参加し久しぶりににぎやかな集まりになり、 鳥インフルエンザ、サンタ クロースからのプレゼント選び、アメリカでの出産や研究生活について意見交換を行いました。

「女性研究者支援モデル育成」事業等合同シンポジウム(主催・東京大学)に参加

日時
2008年12月1日(月)- 2日(火)
場所
東京大学・鉄門記念講堂

「女性研究者支援モデル育成」事業等合同シンポジウムに、チーム長永山くに子とコーディネーター磯部啓子が参加し、発表した。  平成20年度「女子中高生の理系進路選択支援」事業採択11機関、平成18年度「女性研究者支援モデル育成」事業採択10機関、平成19年度同事業採択10機関、平成20年度同事業13機関、 計40余りの機関の事業関係者が一同に集まり、各々の事業の成果発表を熱心に聴き入っていた。 「この事業の3年間はお試しの企画で、この企画を長期にわたり、大学の事業として取組むことにしたい」という発表には皆が賛同するところだった。

第1回 金沢大学女性研究者支援シンポジウム「大学のやる気と地域連携」

日時
2008年12月8日(月)
場所
ホテル日航金沢

金沢大学男女共同参画キャリアデザインラボラトリーからの“北陸地区の大学の女性研究者支援室の連携”の呼びかけに賛同して、小松美英子室長とコーディネーター南村有輝子が参加しました。

「富山循環型女性研究者育成システムの構築」についてのポスターを展示するとともに、今年度採択機関相互の課題に対する取り組みと今後の活動について意見の交換を行いました。

金沢大学は、“女性研究者支援モデル育成事業”採択前より学内で作った支援組織が機能していることを強く感じる一方、仕組みが軌道に乗り始めても女性研究者の数の増加に繋げることはなかなか難しいとの思いを共感しました。 今後女性研究者の比率増加に向けて、異なる条件の大学間においても横の連携を密に取り、同じ目標に向かって事業を展開することを互いに確認することができた有意義な集まりでした。

第2回 SMARTな集いを開催

日時
 2008年12月24日(水)11:45〜
場所
 オープンカフェAZAMI

男女共同参画推進室では,男女共同参画に関して,研究・職場・学業において 日ごろ感じていることを自由に話し合う機会を設けるために「SMARTな集い」を企画しています。
第2回は,12月24日(水)の11:45〜13:30にオープンカフェAZAMIで開催しました。学内の男性研究者 4名と女性研究者3名と推進室スタッフ4名が参加し, 男女共同参画を実現するための具体的メニューや, 裾野拡大に向けて取り組む事業などについてフランクに話し合われました。

第3回 SMARTな集いを開催

日時
 2009年1月20日(火)11:30〜13:30
場所
 オープンカフェAZAMI

男女共同参画推進室では、男女共同参画に関して、研究・職場・学業において日ごろ感じていることを 自由に話し合う機会を設けるために「SMARTな集い」を企画しています。
第3回は、学内男性研究者1名、女性研究者2名と推進室スタッフ5名の計8名が参加しました。 地域の男女共同参画推進員として活動している一人が、その仕事ぶりを披露したり、参加者がそれぞれの 家庭生活の中で果たしている役割等について話し合いました。

第4回 SMARTな集いを開催

日時
 2009年2月19日(木)11:30〜13:00
場所
 オープンカフェAZAMI

男女共同参画推進室では、男女共同参画に関して、研究・職場・学業において日ごろ感じていることを 自由に話し合う機会を設けるために「SMARTな集い」を企画しています。
第4回目は、学内男性研究者1名、女性研究者4名と推進室スタッフ2名の計7名が参加しました。 ジェンダーの講義のお話や、幼児や小学生をもつ親として常日頃感じていることや研究生活での不利益な体験等が話されました。

学内シンポジウム

日時
2009年3月3日(火)13:30〜17:00
場所
五福:共通教育棟6番教室
杉谷:講義実習棟11番教室
五福:講義演習棟LL番教室

学内シンポジウム「富山大学における男女共同参画の現状と課題」を開催しました。 当日は、五福・杉谷・高岡の三キャンパスをつなぐ双方向遠隔授業システムを利用し、教職員約120名が参加しました。

小松美英子男女共同参画推進室長の基調講演の後、(財)21世紀職業財団の伊藤清江富山事務所長が「女性の活躍推進と両立支援」と題して講演しました。 伊藤所長は、日本と県内の女性労働の現状を説明し、企業のポジティブアクションの事例を挙げ、女性の活躍推進は大学組織にとっても経営戦略と認識すべきであると提言されました。

引き続き行われたパネルディスカッション「研究生活の現状と課題」では、三キャンパスの教員の体験等が報告され、 女性研究者の研究環境充実と支援の必要性や、なぜ女性研究者を支援しなければいけないかなど、活発な意見交換が行われました。


(写真 左:パネルディスカッション,右:講演する伊藤所長)

第5回 SMARTな集いを開催

日時
 2009年3月19日(木)11:45〜13:15
場所
 オープンカフェAZAMI

男女共同参画推進室では、男女共同参画に関して、研究・職場・学業において日ごろ感じていることを 自由に話し合う機会を設けるために「SMARTな集い」を企画しています。
第5回目は、学内男性研究者1名、女性研究者4名と推進室スタッフ3名の計8名が参加しました。 子育て中は、土・日や夜間の勤務が大変であることが話されたりなど、他大学が、5時以降の会議を行わないことを知らせるポスターを作っている例が紹介されました。

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