インダストリアルエンジニアコース
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事業の内容

1 事業の目的
 本事業はキャリヤーエンジニアの豊富な識見や技術力を企業内にとどまらず地域社会共有のものとし、この技術力を産学が協同して取り組む社会人技術者の人材育成に活用しようとするもので、本事業の自立的発展、横展開によって既に展開中の産学連携による人材育成事業等への面的拡大に適用するなど、社会人技術者の為の新たな人材育成プログラムを開発・実証するものである。本事業により人材育成及びキャリヤーエンジニア自身の社会貢献のあり方に関する新規な社会システムを構築することを目的とする。
2 事業の概要
 理工系学部卒業程度の企業技術者を対象に、修士課程程度の専門教育を行うインダストリアルエンジニアコース(履修期間1年)を開設する。「機械・部品工具産業」、「電気・電子部品産業」、「アルミ加工産業」、「医薬製剤産業」の4講座を開講し、10単位を修了要件として修了証を授与すると共に、産学官が参加するとやま技術者育成協議会を通じて修了者のキャリアアップを促進する。
3 教育効果
 本事業の想定される教育効果は以下のとおりである。
1) 本コースの履修により企業技術者が働きながら学ぶ機会を与えられ、同時に履修者自身の基盤技術力が向上し、社内業務遂行力が高まり、結果として社業に貢献できる。
2) 本事業の持続的な展開により、富山県の主要な産業の技術基盤が向上する。
3) 地域の次世代技術者の育成を大学、企業及び自治体が自ら取り組む課題との認識を深め、情報を相互に共有しそれぞれの役割を遂行することにより従来のOJT教育では不十分とされる、幅広い技術力が養成でき見識豊かな後継者を育成できる。

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