安全について

工作機械作業の一般的注意

○ 担当職員の指示を受けてから作業にかかる。
○ 機械に巻き込まれるなどの事故防止のため、作業時の服装は
・ 作業着はそでの引き締まったものを用い、ボタンを必ずかける。
・ 白衣、ネクタイ、手ぬぐいを首に巻きつけての作業は禁止する。
・ 履物は靴(ゴム底)が良い。サンダル履きは禁止する。
○ 機械の周囲は常に整理、整頓しておく。
○ 切削中の切削工具や回転部分に手や顔を近づけない。
○ 回転部分を越えて物を取ろうとしないこと。必ず機械を停止してから取る。
○ 工作物や切削工具の取り付け、取り外し、測定は必ず機械を停止して行う。
○ 工作物や切削工具は確実に取り付ける。
○ 切れない工具での作業は事故のもとである。職員に相談すること。
○ 作業中機械を離れるときは、機械を必ず停止する。
○ 切りくずは素手でつかまない。ブラシ、払い棒などを用いる。
○ 停電のときは、必ず機械のスイッチを切って通電を待つ。
○ 共同作業や、周囲に人がいるときは、声を出して安全を確かめて始動する。
○ 作業するときは保護メガネを使用する。
○ 作業中機械異常を認めたときや、万一不測の事故が発生したときは、機械を停止させて、電源を切って職員の指示を受ける。

旋盤作業での注意事項

○ 長い工作物は、心押台(センター)を使用する。
○ チャックハンドルは、使用後必ず抜き取る。再確認する。

フライス盤での注意事項

○ 各送りのレバー操作は確認してから行う。
○ 工作物の間際までの早送りは危険である。
○ 削る方向は上向き削りにて行う。

ボール盤での注意事項

○ 工作物は、万力(バイス)でテーブルに確実に固定する。
○ ドリルの先端は滑るから、必ずポンチでマークしてから加工する。

帯鋸盤(コンターマシン)の注意事項

○ 異形物を切断するときは、工作物が突然動かないように工夫する。
○ 小さな工作物を切断するときは、指先を鋸刃に近づけすぎないように注意し、木の板などを利用する。
○ 特に切り終わりに注意する。鋸刃で手を切ることがある。