専門ゼミナール(昼間主)では、3年と4年が合同で、企業の経営活動における情報や情報システムの管理・運営について、システムの柔軟性や多様性を考慮しながら様々な視点で自発的に学習していきます。3年生で企業経営における情報の扱いや情報システムのあり方、その周辺領域を主体的に学び、自ら決めたテーマを掘り下げて、4年生では卒業論文を執筆します。
理論を中心とした知識の学習だけではなく、情報システムに不可欠な情報技術に関する知識と技術を時間外の実習も行いながらゼミ生が主体的に学びます。時間外の自主学習の場でも各々が最新の話題に関心を持ち、活発な議論が行われています。
モットーは「メリハリをつけながら常に楽しむ」です。勉強も仕事も常に楽しめる遊びの部分を取り入れながら、ドキドキワクワクする2年間を共に過ごします。しかし、ただ楽しむだけではなく、各自の立場を考えながら、きちんとした挨拶や言葉遣いを基本としたメリハリのある行動を全員が心がけています。また、当ゼミではあえて「ゼミ長」などの役割を決めていません。様々なイベントごとに役割分担を行い、その時々に応じた仕事を体験して柔軟性を身につけることを目指しています。日々の生活において濃い時間を共に過ごして、教員・4年・3年それぞれが、時にはOBOGも含めて多くの共通体験をすることで、経営情報システムとその周辺に関する幅広い知識や技術の習得を目指します。
ゼミの様子や詳しい内容は、ゼミのWebページ(ゼミ生作成)およびシラバスも参考にして下さい。また、専門ゼミへの所属を希望する方であらかじめゼミ生に直接話を聞きたい場合は、事前に研究室に来て下さい。
柳原ゼミナール HP
柳原ゼミ(昼間主) シラバス
卒業論文のテーマは、ゼミ生の興味関心を尊重しながら教員と相談して決定します。3年前期終了時にある程度意識し、後期終了時には最終決定します。最終稿の提出までにゼミ内での中間発表の機会が複数あり、最終の卒論発表会も開催しています。意欲のあるゼミ生は学外での学生論文発表会にも参加します。
<最近の卒業論文テーマ>
・単独世帯の社会的孤立化を防ぐための地域SNSの提案
・食の安心・信頼向上に向けて食品事業者が行うべき取り組みと食品トレーサビリティシステム
・若年層のICT利用変化から見る教育へのスマートフォン利用価値
・通信障害発生時における情報弱者のICT利活用の現状と提案
・ソーシャルゲームにおける自主規制の有効性比較
・多様なコミュニケーション手段を活用した組織貢献の獲得要件
・デジタルディバイドの解消策からみる地上デジタルテレビデータ放送の有用性
・聴覚障がい者への震災時における情報保障の手段としての文字放送の有用性
・SNSを利用した在宅医療システムの提案
・ナレッジマネジメントにおける「知識の出し惜しみ」の原因と解決策
・個人番号カードの導入と既存の社会システムとの関係
・Twitterにおける個人情報の漏えいの原因と高等学校情報教育での対策
・社内SNS普及の阻害要因とその解決策
・電子漫画雑誌の購読者にとっての有用性と普及へのマーケティング策
以前の卒業論文テーマはこちら
基礎ゼミナールでは、専門ゼミナールでの学習に必要な基礎知識を中心に学びます。経営資源としての情報や情報システムの位置づけや重要性を適宜事例を紹介しながら検討することで、情報システム分野への関心を高めます。
必要に応じて専門ゼミナール生との交流を持つことで、1年後・2年後、卒業後の将来像についても意識して、組織における振る舞いや情報交換についても体得します。
詳細はシラバスで確認してください。また、専門ゼミのWebページも扱う分野を知るための参考になります。
基礎ゼミ シラバス
入門ゼミナールでは、アカデミックライティングや文献の探し方など大学での学習に必要な知識や設備利用について学びます。
また、企業社会でも必須になるコンピュータを利用した文書作成やプレゼンテーションの技術の演習についても積極的に行います。必要に応じて上級生と話し合う機会を持ち、早い段階から卒業後の進路に関して意識を高めます。
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