富山大学で新しいマジックを作ろう

令和02年度

最終更新日 2020/07/11

アレマー大予言! ルービックキューブ

ルービックキューブ予言
夢大学in工学部2014にて プロマジシャンアレマー玉井氏とメンバー

これはなに?

 ”富山大学 工学部 科学マジックプロジェクト”は,1年生から4年生の工学部の学生が,プロマジシャンであるアレマー玉井氏と協力して,「科学の原理」・「工学の技術」を利用した世の中にまだない新しいマジックを開発するプロジェクトです.

 結成当初は、富山大学工学部が10月頃に毎年開催している,工学部こども向けイベント「夢大学in工学部」において「科学マジックショー」を披露することが目的でした.
 そこから様々な広がりを経て,今では学外のイベントにも積極的に参加し,地域の公民館やお祭りなどへの参加,小学校へのマジックデモ活動,東京お台場への教育活動報告,テレビ出演など様々な活動を行っています.国立大学の中でも他に例がない珍しい活動となっており,地域貢献の意味が強い新たな教育として今も進化しています.

アレマー玉井氏とは?

 上の写真にいるおじさんです.ナポレオンズというNHKで活躍されていたマジシャンのお弟子さんで,主に北陸地区でプロマジシャンとして活動されています.KNBなどの番組やラジオ,CMにもよく出ています.実はマジック界でも有名人で,重要なお仕事をされています.こよなくマジックを愛していらっしゃいます.富山大学とコラボすることになった経緯は,工学部の教授たちの集まりの前で,ここにはマジックが足りない!と言い放った事を元としています.凄まじい人です.

どうやって入るの?なにかいいことがある?

 科学マジックプロジェクトは,創造工学センター付属のプロジェクトで,ロボコンフォーミュラカープロジェクトと並ぶ大学が支援している活動です.「創造工学特別実習」という授業の枠において1年生から3年生まで広く学生を募集しており,単位が出る活動となっています.ちなみに単位は出ないのに,面白くて卒論生や院生が参加してもいます.

具体的に何をするの?

 毎年10月ころにある「夢大学」という小中学生のイベントの中に,「アレマー玉井氏」のマジックショーというものがあります.1時間くらいのショーですが,このアレマーさんが披露する全マジックのネタ出し,制作を行います.毎年大体10個くらいのマジックを作り出します.その際,1ヶ月に1回くらいアレマーさんが来校して,プロの視点から見たマジックの完成度をチェックしてもらいます.本番前はもっと頻繁に来てもらってしっかりリハーサルを行います.
 また,1ヶ月に1回か2回ほど,地域の小学校へつくったばかりのマジックを披露しに出張授業にでかけます.マジック工作教室みたいなことをすることもあります.

なにか難しいことをするの?

 マジックの難しさは,ネタそのものにはありません.大学で学ぶ科学と比較すると面白いのですが,科学は仕組みをわかりやすく「ネタバレ」させます.複雑な過程に見えるものが,如何にかんたんな原理で動いていて,理解できるかを促します.反対に,マジックは人が浮遊するとして,「どんな仕組みでやってるんだ?」と思わせ,しかもその仕組に気が付かれてはいけません.夢大学において沢山の人が家族と来ていますが,当の小学生はもちろんですが,実は大人たちもみんな楽しんでいます.必死にネタを探してくれる小学校の先生なども来校しています.
 技術的に難しいことはいくつかあります.電波を使ったり,マイコンを使ったり,赤外線や磁石に反応するセンサを利用するときもあります.また大きな舞台装置を作らねばならないことになります.その時々で難しさが変わりますが,演ずる時には,その制作の苦悩を微塵も見せずに演ずることが大切ですね!「わあー」と歓声が上がったときは,苦労したかいもあったとよく感じます.

どうやって活動に参加するの?

 工学部講義棟教務の前に,掲示板があります.そのなかに,ロボコンなどの創造工学に関わる掲示が貼られている場所があるので,そこで主たる情報を探してください.

 今年度(令和2年度)は,金曜日5限(16:30〜),工学部管理棟1F, 101室でミーティングを開催していく予定です.活動は再開されました(2020/7/11日現在).アレマーさんがよく来られています.途中からでも参加を歓迎します.創造工学特別実習で申し込んで貰えれば直ぐに参加出来ます.田代先生にご連絡ください.あと,単位として取らなくても,マジックづくりに興味があれば誰でもご参加ください.いつでも待っています.


活動例1:所さんの目がテン!

 なんと,制作したマジックがテレビ出演に繋がり,筑波大学のチームとの対戦の結果,富山大学が勝ちました!その顛末のまとめです.

活動例2:サイエンスアゴラ

 こちらは,北陸で生まれたこの活動を,東京の人だけでなく全国に知ってもらおうという企画です.現在まで,計3回東京お台場にて,科学技術振興機構(JST)が開催するこのイベントに採択され,発表を行ってきました.

活動例3:夢大学科学マジックショー

 これが,本プロジェクトのメイン,アレマー玉井氏の科学マジックショーです.2011年ですからいまから8年前から始まった企画です.現在も毎年継続して行っています.

活動例4:小学校出前授業

 これも、本プロジェクトの大切な活動です。地域の小学校へ出前授業にでかけていき、多くのマジックデモを行います。工作を行ったり、400人もの小学生前にマジックをしたこともあります。


沿革

平成23年度 堀田教授が発起人となり、教職員のみのプロジェクト設立
平成25年度 教職員に加え、学生もメンバーとして参加。春木講師がまとめ役に
平成26年度 活動グループ名を「科学マジックプロジェクト」と命名
平成29年度 創造工学センターの正式な学生ものづくりプロジェクトに移行
平成30年度 戸田准教授がまとめ役に
平成31年度 創造工学特別実習枠に入る