具体的に何をするの?

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小学校出前授業や夢大学イベントのためにアレマー玉井氏と共にマジックを作りあげます. 活動の幅は広く,テレビに出演したり,東京に出張デモをしに行くときもあります.

具体的に何をするの?

 ここ工学部には,毎年10月ころにある「夢大学」という小中学生のイベントの中に,「アレマー玉井氏」のマジックショーというものがあります.1時間くらいのショーですが,このアレマーさんが披露する全マジックのネタ出し,制作を行います.毎年大体10個くらいのマジックを作り出します.その際,1ヶ月に1回くらいアレマーさんが来校して,プロの視点から見たマジックの完成度をチェックしてもらいます.本番前はもっと頻繁に来てもらってしっかりリハーサルを行います.  また,1ヶ月に1回か2回ほど,地域の小学校へつくったばかりのマジックを披露しに出張授業にでかけます.マジック工作教室みたいなことをすることもあります.

 

なにか難しいことをするの?

 マジックの難しさは,ネタそのものにはありません.大学で学ぶ科学と比較すると面白いのですが,科学は仕組みをわかりやすく「ネタバレ」させます.複雑な過程に見えるものが,如何にかんたんな原理で動いていて,理解できるかを促します.反対に,マジックは人が浮遊するとして,「どんな仕組みでやってるんだ?」と思わせ,しかもその仕組に気が付かれてはいけません.夢大学において沢山の人が家族と来ていますが,当の小学生はもちろんですが,実は大人たちもみんな楽しんでいます.必死にネタを探してくれる小学校の先生なども来校しています.

 技術的に難しいことはいくつかあります.電波を使ったり,マイコンを使ったり,赤外線や磁石に反応するセンサを利用するときもあります.また大きな舞台装置を作らねばならないことになります.その時々で難しさが変わりますが,演ずる時には,その制作の苦悩を微塵も見せずに演ずることが大切ですね!「わあー」と歓声が上がったときは,苦労したかいもあったとよく感じます.

 

どうやって活動に参加するの?

工学部講義棟教務の前に,掲示板があります.そのなかに,ロボコンなどの創造工学に関わる掲示が貼られている場所があるので,そこで主たる情報を探してください.

 今年度(令和2年度)は,金曜日5限(16:30〜),工学部管理棟1F, 101室でミーティングを開催していく予定です.活動は再開されました(2020/7/11日現在).アレマーさんがよく来られています.途中からでも参加を歓迎します.創造工学特別実習で申し込んで貰えれば直ぐに参加出来ます.田代先生にご連絡ください.あと,単位として取らなくても,マジックづくりに興味があれば誰でもご参加ください.いつでも待っています.