所さんの目がテン!
日テレ系国民的科学実験番組「所さんの目がテン!」です。 この度,「第2回実験グランプリ」に「テレパシーマジック」を応募し,見事,この企画が選ばれ,テレビに出演いたしました.
2015/01/09(金)取材
製作会社のスタッフの方が富山大学工学部に取材に来られました。 この日の前まで,幾度となく,email にてこのスタッフの方と連絡をとっていました。 実際に科学マジックを体験,取材,収録したいということで,可能な限り学生メンバーにも集まってもらいました。 可能な科学マジックは出し惜しみなく,全て披露しました。
「この工学部から風景も撮影したい!」とのことでしたが,やはり冬の北陸,天気が悪く,美しい立山連邦をお見せすることができませんでした。 お天気次第とは言え,残念です。
2015/01/21(水)日テレ東京麹町スタジオにて収録

ついにこの日が来てしまいました。 麹町スタジオまでやってきたのは,私(春木)と学生3名(新谷君,鏑木さん,田林君)です。 写真(左)は麹町スタジオの控室です。 「なんだか芸能人になった気分」と思いたいところですが,ひたすら皆で台本チェックです。 時間が経つにつれ,プレッシャーもどんどん大きくなってきました。 テレパシーマジックの進行役である新谷君は勉強が忙しく,あまり寝ていない模様です。 だ、だ、大丈夫でしょうか…
「テレパシーマジックの仕組みの説明に音叉を使ってはどうか?」と番組スタッフの方から提案がありました(写真(右))。 仕組みを簡単に体感できるということで,私達も気が付かなかった面白い方法です。
所さんからプレゼントをいただきました(写真(右))。 所さんが芸能人でない方との共演を喜んでおられ,その気持ちだそうです。
本番前のトラブル
「テレパシーマジック」ではある器材を使用するのですが,ここへ来て故障!!!! なぜこのタイミング? このマジックに欠かせない器材です。 東京まで来てなんたる失態。
しかし,ここで製作会社のすごさをまざまざと見せつけられます。 実は,実験環境を予めスタジオでチェックするため,私達と全く同じ器材を中古で揃え,実際にテストしていたそうです。 故障した器材と全く同じものをお借りして,収録にのぞむことになりました。 ここで教訓。 「システムの2重化」は絶対必要です
リハーサル&本番
「第2回実験グランプリ」の参加グループは以下3チームです(出演順)。
- 筑波大学 サイエンスコミュニケーショングループ SCOUT
- 麻布 F ショップ
- 富山大学 工学部 科学マジックプロジェクト
私達が最後の3番目ということもあり,他のグループを収録を見てドキドキしていました。 製作会社の方(かなり偉い人)は「緊張しないで」と何度も言われたのですが,はっきり言って無理です。 さて,いよいよ私達の番です。
白い煙で派手に登場した後,所さんの横に並びました。 が,今思うと,緊張のため所さんに満足に挨拶することもできず,なんとも失礼なことを…
科学実験の内容ですが,基本的には
- 新谷君がテレパシーマジックの進行
- 鏑木さんがテレパシーを送る役
- 田林君が裏方
- 春木が仕組みの説明
という役割分担です。 テレパシーマジックはほぼ成功しました。 実は,テレビでは放映されていない失敗したものもあるんですよ。 なお,写真はありません。 スタジオで写すのが難しく,肖像権の問題ということもあるのですが,そもそも皆,収録に参加しているため撮影不可能です。
グランプリ獲得
所さんの形をしている,獲得したトロフィーと一緒にスタジオと控室で写真をとりました。 富山から日帰り弾丸ツアーのため(学生は次の日,必須科目の講義があった),さらに緊張も重なり既にクタクタです。 おかげで,プロジェクトメンバー,および工学部の皆様に嬉しい報告ができました。