教育プログラム

*「共生教養科目」の4つのカテゴリー

【地域再生(地域研究)】
地域経済の発展と産業のグローバル展開は、雇用の空洞化などのネガティブ・インパクトを地方の社会に もたらしてきました。地方社会を持続的に活性化させることは、対岸諸地域の「地方」にも共通する課題であり、 国家単独の対応では限界を抱えています。人手不足の時代に雇用された外国人労働者や人口移動が不況のなかで 被る雇用と生活への不安は、大都市圏の「集住地域」とは異なるソリューションが求められています。 地方再生をグローバル、リージョナルな視点で考えます。
科目群:

【平和と人々の安全】
人、モノ、カネが容易に国境を越えるグローバル化が「地方」に浸透するなかで、地方社会は文化的、政治的、 経済的にもこれまで以上に国際的な関係に影響されるようになりました。グローバル化によって「地方」が 多様性を発揮することは、目指すべき多文化共生社会を占う重要な課題です。人々の日常生活から自治体の ガバナンスのあり方、企業の国際展開に伴う社会の変容など、アジアの平和的生存の基盤を考えます。
科目群:

【環境と共生】
経済成長や工業化、近代化は同時に、環境に対して高い負荷を与えてきました。大都市圏とは違った公害や 環境破壊といった問題を引き起こし、地方社会の持続性にとって阻害要因ともなってきました。富山県は イタイイタイ病という公害病の悲劇を克服し、北東アジアおよび対岸地域において、環境分野の調査研究の ネットワークを形成しています。人と環境の共生について、地方と地域の経験を踏まえて考えます。
科目群:

【基盤科目(グローバル教養)】
地域再生、平和と人々の安全、環境との共生―これらの学際的なテーマにアプローチするためにベースとなる 教養科目を研究科横断で提供します。この中には、新しい学問領域を考えるうえで必須の科学哲学や思想と いった文理融合型の科目群も含まれます。
科目群:

 

【受講方法】
人文社会芸術系大学院の在学生

富山大学の他の研究科の大学院生

他大学(国外を含む)の大学院生

社会人

学部学生

受講申し込み先


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