シールドルーム建設作業工程[1998年2月]

# 作 業 内 容 予 定 実施日 記 録
1 室内電気工事 第1週 3-4日 F305室
2 消磁コイル製作 第1週 4日 消磁コイル
3 実験室内の片づけ 第1週 5日 F305室
4 シールドルーム設置空間の磁場測定 第1週 5日 測定風景1
5 シールド材搬入 9日 9日 シールド板
6 室内消磁-磁場測定 9日 9日 室内消磁、F305の磁場状況
7 シールド材折曲器製作 〜10日 11日 折曲げ器
8 外床面シールド板はり 12-13日 12日 床板設置
9 磁場測定-外床面消磁-磁場測定 14日 13日 測定風景2、測定結果
10 木枠材搬入 16日 16日 枠材
11 木枠組み立て 16-17日 16-17日

外枠組立床面組立

2/16:外枠、中床完成

2/17:木枠完成

12 外枠シールド材はり 18-20日 17-19日

2/17:北壁はり完了

2/18:外壁天井はり---外天井完成

2/19:南壁、東西壁はり

 南壁の設置入口の建設

 通気孔およびコード用穴あけ

 外壁完成!!

シールド材をはるまでの工程は・・・板マーキング→板消磁→折曲げ→設置位置でドリルで下穴をあけ→木ネジ止め
13 磁場測定-外壁消磁-磁場測定 21日 20日

測定風景3外壁の消磁

外壁設置後の磁場状況

14 内枠シールド材はり 23-25日 23-25日

2/23:内壁はり---東壁、南北壁終了

2/24:内天井はり---一部を残し完了

2/25:内天井残り内床内西壁

 内壁完成!!

15 磁場測定-内壁消磁-磁場測定 26日 25日-3/3

2/25:内壁設置後、磁場測定

2/26:内壁消磁-磁場測定 (内壁設置後の磁場

外壁消磁-磁場測定、内壁消磁-磁場測定(消磁繰返し結果

 →入口から200cm以奥<10mG

2/27:外壁・内壁消磁-磁場測定

[難問]10mG以下の領域が広がらない

★シールドルームの改良へ。

内床90cm高の磁場を測定する-結果1,2,3,4,5

1. 入口にはりだしをつける。

→ 入口部100mG以上領域はなくなる

2. 内床のシールド板を2重にする。

→ 格段に良くなる!!

入口から100cm以奥<10mG入口から200cm以奥<5mG

3/2:

3. 入口外にL字型衝立てを立てる。

→ 入口周辺の磁場は幾分弱くなったが、全体的に悪くなった。

3/3:

4. L字型衝立てを除去(しぶしぶ)

→2.の磁場状態に戻る(ほっ・・・)

5. 残りのシールド板を内床に敷いて内床を3重にする。

→ 更に磁場状況好転!!

入口から100cm以奥<5mG入口から200cm以奥<2mG領域が増加。

・・・「小手先の方策よりも、重ねることがよい」

これを、初期状態とする。

16 最適磁場環境の達成(消磁-磁場測定繰返し) 27日
17 内装工事 28日 3/3-6, 16 内装工事:内壁塗装、シールド板縁処理、電気工事、床シート貼り、SQUID設置準備--3/16内装完成

*

完成!! 28日 3/16 *
  超伝導磁力計の設置 3/3 3/26 設置
機器類搬入-シールドルームの立ち上げ シールドルーム内の状況