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2025年7月25日(金)

お知らせ第12回人文の集い開催のお知らせ

第12回人文の集いを下記の通り開催します。奮ってご参加ください。

講演「ツンドラのエコロジー トナカイ遊牧民コリャークの世界観・動物資源観」
講師呉人 惠氏 北海道立北方民族博物館・館長 富山大学名誉教授
日程2025年10月18日(土)
講演会 10時00分〜 第1講義室
昼食会 11時50分〜 第2講義室
会場富山大学人文学部 1階
要旨ロシアのカムチャツカ半島北部に住むコリャークは、トナカイ遊牧を主たる生業としながら、漁労、狩猟、植物採集など、自然資源を満遍なく利用することで過酷なシベリアの気候に適応し、生き延びてきました。その中で育まれた彼らの世界観・動物資源観をご紹介することで、「豊かさ」の原点を探りたいと思います。
申込先富山大学人文学部同窓会事務局(月・水・金曜日9時半〜14時)
TEL:076-445-6143 FAX:076-445-6142
Mail:alumni1@hmt.u-toyama.ac.jp

講演会は参加費無料、どなたでも参加できます。
終了後、11時50分より隣接する第2講義室で昼食会(1時間程度)を予定しています。
昼食会は人文学部同窓生の他、富山大学同窓生、富山大学教職員、富山大学在学生の参加も可能です。参加費は2,000円です。在学生の参加費は500円です。
参加ご希望の方は、講演会、交流会それぞれにお申し込みください。
詳細はこちらをご覧ください。

2025年7月25日(金)

総会報告2025年度人文学部同窓会総会開催

7月12日(土)、富山大学人文学部にて2025年度人文学部同窓会総会が開催されました。

まず、4月から就任された伊藤智樹人文学部長(同窓会名誉会長)の挨拶がありました。

現在、1学年180名余りの学部生が9つのコースで学んでおり、少子化の波で人文学部がコンパクトになることがあっても、魅力的な学部であり続けたいと述べられました。

引き続いて米原寛同窓会長が、同窓会は大きな家族のようなもの、一緒に学びながら知識・知恵を共有し、お互いに高めあっていきたいと挨拶しました。



その後議事に入り2024年度事業報告、業務報告、決算報告、監査報告が承認されました。

2023年度から対面で再開した総会、「人文の集い」、卒業祝賀会も2年目に入りました。コロナ以降学生さんの気風が変わり、同窓会活動もそれに対応していくことが求められています。

次いで2025年度事業計画案及び予算案について協議し、原案通り承認されました。

「第12回人文の集い」は呉人惠氏(北海道立北方民族博物館・館長 富山大学名誉教授)を講師に、10月18日(土)に開催されます。詳細はこちらをご覧ください。

2026年3月に予定されている富山大学学位記授与式は高岡市にて開催されます。人文学部の学位記授与式と、同窓会主催の卒業祝賀会は富山市で行われますが、開催時刻が例年より遅くなる見込みです。

引き続き役員人事案の協議に入りました。当会の役員任期は2年ですので、2025〜2026年度の役員案について協議しました。会長の米原寛氏は勇退され常任理事に、副会長の廣瀬裕一氏が新たな会長に、併せて副会長に監事の中ア圭子氏、監事には理事の高野靖彦氏とする人事案が提案され、原案通り承認されました。役員名簿はこちらをご覧ください。




【講演】

総会終了後、講演会が開催されました。

講演「こんにちは。現役の人文学部生です」(午後2時40分〜)
講師人文学部4年 高橋 冴さん(社会文化コース人文地理学分野)


高橋さんは、新潟県村上市に生まれ、公立の中高一貫校に進学されました。高校2年生になる春休み前にコロナの一斉休校が始まったそうです。卒業後富山大学に入学され、現在は社会文化コース人文地理学分野の4年生です。
まず、高橋さんから会場の参加者に、どんな学生生活だったかという問いがありました。
厳しい卒論指導に応えたことや、クラブ活動にのめり込んだ思い出などが語られました。
高橋さんは「なぜ大学に入学したか」に答えることができず、答えを探そうとしたそうです。
まず、自分から動こうと、富山市が整備した会員制コワーキング&イベントスペース「スケッチラボ」や学生が運営するゲストハウス「泊まれる図書館・寄処」などに飛び込んで、社会人や様々な年代の人と交流しました。
現在は、富山でシニアと学生の交流イベントを企画する「あなろまっち」の代表を務めています。シニアとの交流の中から「検索では見つからない地元」を知り、学生が地域への愛着を深めていくことを実感しているとのことでした。
その他、村上市の「ほうかごカフェ」を手伝い、高岡市を盛り上げる「タカポケ」にも関わるなど多方面で活動されています。さらに中間支援NPOの理事にもなりながら、現在の関心は「南砺市型小規模多機能自治」だそうです。
最後に「自分は地域の未来をデザインする人間になりたいと分かった。自分だけのオリジナルな大学生活、楽しいキャンパスライフを作り上げた。一生懸命自分の欲望に忠実に貪欲に動いた。」と締めくくられました。
高橋さんの指導教官、大西宏治教授も出席されて「いい卒論を期待している」と、冗談交じりに励ましておられました。



【交流会】


講演会の後、茶菓による交流会が行われました。
伊藤学部長や大西先生、高橋さんを囲み、参加者が近況を語ったり、高橋さんへ質問をされる方もありました。高橋さんの子ども時代への質問もあり「中学1年生で、地元以外から来た様々な同級生に出会えたのは大きかった。」という答えがありました。
会場には県外からの参加者もいらっしゃって、和やかに懇親を深めました。

2025年7月25日(金)

お知らせ富山大学統合20周年記念式典・記念シンポジウム

2005年10月1日に当時の県内3国立大学法人が再編・統合を行い、新たな国立大学法人富山大学が発足してから本年をもって20年の節目を迎えることとなります。そこで下記のとおり統合20年記念事業が開催されることとなりました。
詳細はこちらをご覧ください。ご参加をお待ちしています。


日時2025年10月1日(水)13時〜
会場記念式典・記念シンポジウム等:富山大学黒田講堂ホール
懇親会:JOPS食堂(五福キャンパス 大学食堂)
内容

13:00〜13:20 記念式典

13:25〜13:55 記念シンポジウム

Part1:「富山大学の今」
【登壇者(パネリスト)】
新田八朗氏(富山県知事)
林勇二郎氏(経営協議会委員・金沢大学名誉教授)
中尾哲雄氏(富山大学同窓会連合会初代会長)
遠藤俊郎氏(富山大学名誉教授・富山大学前学長)
齋藤 滋 (富山大学長)
【モデレーター】
北島 勲(富山大学理事・副学長)

Part2:「富山大学 NEXT20年に向けて」
【登壇者(パネリスト)】
(一社)地域・観光マネジメント代表理事 塚本昌紀氏(人文2009年卒業)
富山市役所活力都市創造部交通政策課 小川大輝氏(芸文2012年卒業)
株式会社ModelingX取締役 織田拳丞氏(工学2019年卒業)
富山市まちなか総合ケアセンター 渡辺一海氏(大学院医学薬学教育部博士課程2025年修了)
都市デザイン学部材料デザイン工学科2年 田中七帆さん
【モデレーター】
曾澤宣一(富山大学理事・副学長)

16:30〜18:00 懇親会
主催:富山大学(共催:富山大学同窓会連合会)
会場:JOPS食堂(五福キャンパス 大学食堂)
会費:一般5,000円 教職員3,000円

問合せ富山大学総務部総務課 TEL 076-445-6005 soumuka@adm.u-toyama.ac.jp
申込先https://forms.office.com/r/2rWbJymiPN 締切8月25日(月)

※7月25日現在  

2025年7月25日(金)

お知らせ富山大学ホームカミングデー

今年度のホームカミングデーは五福キャンパスにて開催されます。
詳細はこちらをご覧ください。ご参加をお待ちしています。


日時2025年10月25日(土)10時〜12時
会場シンポジウム等:教育学部B1(教育学部第1棟)141講義室
交流会:Open Cafe AZAMI(富山大学五福キャンパス内)
内容

10:00 開会

10:25 シンポジウム
「未来を拓く学びのかたち−変化する社会と教育のデザイン」
コーディネーター:教育学系教授 磯ア 尚子
急速に変化する社会の中で、教育には何が求められているのでしょう?
本シンポジウムでは、地域、技術、国際化といった今日的なテーマを軸に、これからの教員養成と学校教育のあり方を展望します。

・講演@「共同教員養成課程の取り組み」
 教育学系 教授:徳橋 曜

・講演A「生成AIとこれからの学校−教員の役割はどう変わるか?」
 教育学系 教授:長谷川 春生

・講演B「国際化する地域社会と学校−多文化共生に向けた教育の展望」
 教育学系 准教授:宮城 信

パネルディスカッション、質疑・応答

12:10〜13:30 交流会 Open Cafe AZAMI(立食形式:参加無料)

問合せ富山大学総務部総務課 TEL076-445-6011 soumuka@adm.u-toyama.ac.jp
申込先https://forms.office.com/r/DHAjAM16mB 締切10月22日(水)

オンラインでのハイブリッドで開催いたしますので、ご参加の際は、申込フォームから事前登録をお願いします。

2025年7月25日(金)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『はじめての社会調査』
三谷さよほか著、伊藤智樹(教授)ほか執筆、世界思想社、2023年3月刊

https://sekaishisosha.jp/book/b620111.html


『意味がわかるAI入門―自然言語処理をめぐる哲学の挑戦』
次田瞬(講師)著、筑摩書房、2023年11月刊

https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480017895/


『支える側・支えられる側の社会学―難病患者、精神障害者、犯罪・非行経験者、小児科医、介助者の語りから』
伊藤智樹(教授)編著、晃洋書房、2024年4月刊

https://www.koyoshobo.co.jp/book/b643522.html


『大学で心理学を学びたいと思った時に読む本』
富田健太ほか編、重松潤(講師)ほか著、誠信書房、2024年5月刊

https://www.seishinshobo.co.jp/book/b10080750.html


『ホロコーストと<愛>の物語』
広瀬佳司ほか編著、秋田万里子(講師)ほか執筆、彩流社、2024年7月刊

https://www.sairyusha.co.jp/book/b10084664.html


『保育カウンセリングのエッセンス 保育臨床における見立てと支援』
喜田裕子編著、福村出版、2024年11月刊

https://www.fukumura.co.jp/book/b654922.html


『馬券黙許時代 1 愛馬心の涵養、馬匹改良の捷径は競馬にあり(競馬の社会史2)』
立川健治(名誉教授)著、世織書房、2024年12月刊

https://seorishobo.com/刊行書籍-2/刊行書籍/2024-2/馬券黙許時代@/


『立山観光ヒストリア』
高野靖彦(院歴史文化平成28年卒)、北日本新聞社、2025年7月刊

https://www.toyamart.com/index.php?dispatch=products.view&product_id=6796


『富山の近世・近代』
栗三直隆(史学昭和25年卒)著、桂書房、2025年7月刊

http://www.katsurabook.com/booklist/1704/

2025年7月25日(金)

理事会報告2025年度第1回理事会報告

日時2025年6月25日(水)午後1時30分〜
会場富山大学人文学部

2025年度総会に向けて以下の事案について協議しました。

2024年度事業報告、業務報告、決算報告
2025年度事業計画案、予算案、役員人事案

その他、富山大学統合20周年記念式典への対応、総会当日の運営等についても話し合いました。

2025年5月19日(月)

お知らせ2025年度人文学部同窓会総会のご案内

2025年度人文学部同窓会総会を下記のとおり開催します。同窓生の皆様のご参加をお待ちしています。
なお、記念講演は在学生、一般の方も参加できます。


日時2025年7月12日(土)午後1時30分〜
会場富山大学人文学部1階 第1講義室
講演「こんにちは。現役の人文学部生です」(午後2時40分〜)
講演要旨

2022年に入学した私は今年で4年生となります。気がついてみればあっという間の3年間でした。いつしか、学生団体を立ち上げ、大学祭や同窓会で講演を依頼されるように。
私の現在の活動の原点は大学の授業でもあります。所属する人文地理学コース必修のフィールドワークに限らず、これまで大学を飛び出して貪欲に学びを重ね、アウトプットとして「あなろまっち」という団体を立ち上げてシニアと学生の交流環境構築を行っております。
「あなろまっち」の代表を務めていながらも、私が最も楽しみにしていることは友人との飲み会です。自分の大学時代とは違うと社会人からは言われがちですが、意外と大差ないかもしれません。そんな令和のリアルな大学生の話を聞きませんか?

講師人文学部4年 高橋 冴さん(社会文化コース人文地理学分野)
申込先富山大学人文学部同窓会事務局(月・水・金曜日9時30分〜14時)
TEL:076-445-6143 FAX:076-445-6142
Mail:alumni1@hmt.u-toyama.ac.jp

午後4時から交流会を予定しています(参加費無料)


・詳しくは会報『人文』第47号、P1,8をご覧ください。

2025年5月19日(月)

お知らせ会報『人文』第47号を発行しました。

同窓会報『人文』第47号を発行しました。会報『人文』ページよりご覧ください。

2025年5月19日(月)

お知らせ東京大学中東地域研究センター(UTCMES)主催 富山大学人文学部共催 公開講演会のご案内

講演「中東・イスラーム世界の果て:遠隔地と中心から見る人々の姿」
日時2025年5月24日(土)13:30〜15:30
会場富山国際会議場 2階203号室(〒930-0084 富山市大手町1番2号)
概要富山大学人文学部との共催により、4人の専門家が登壇する東京大学中東地域研究センター(UTCMES)公開講演会が、富山国際会議場で開催される。
参加費無料、会場準備のため事前の参加登録が推奨される。同講演会の富山での開催は、2017年以来8年ぶり。
講演では、中東から日本、ラテンアメリカ、中国など世界各地に広がる人びとの移動やネットワークに着目した4つの発表が予定されている。
富山出身者でもある木村風雅(東京大学)は、富山ほか日本に暮らすイスラーム教徒について概説する。
宇田川彩(東京理科大学)は、中東からラテンアメリカに移住したユダヤ人が実践する日常に関して講演を行う。
続いて、鈴木啓之(東京大学)がパレスチナの人々が故郷を離れて離散する過程で残した記録に関して講演を行い、最後に高橋英海(東京大学)がユーラシア大陸を通じて中国まで届いたシリア・キリスト教の思想的展開に関して講演を行う。

・詳しくは富山大学人文学部ホームページをご覧ください。

2025年5月19日(月)

お知らせ人文学部教員による公開研究交流会「人文知」コレギウムが開催されます

講演第43回「人文知」コレギウム
日時2025年6月25日(水)15:00〜17:00
会場富山大学人文学部1階 大会議室
内容

「ロンドン在住のソマリランド人女性による「政治参加」:日本との共通点?」
須永 修枝(国際関係論・講師)

「フランスの食品廃棄禁止法から日本社会への適用は可能か:
レンヌ第2大学の現地調査から富山大学での学生への無料食品配布の可能性を考える」
安藤 由香里(教養教育院・教授)


・詳しくは富山大学人文学部ホームページをご覧ください。

2025年5月19日(月)

学位記授与式報告2024年度学位記授与式挙行される

日時 2024年3月25日(火)
会場 富山市総合体育館

2025年3月25日(火)午前10時より、富山大学学位記授与式が富山市総合体育館で挙行されました。
午後1時よりホテルグランテラス富山にて人文学部及び大学院人文社会芸術総合研究科の学位記授与式が執り行われました。
大西宏治学部長の開式の辞で始まり、学部各コースの代表と大学院修了生代表に学位記が渡されました。


学位記授与式風景


大西学部長の式辞と米原寛同窓会長の祝辞があり、会場は厳かな中にも祝意に溢れた雰囲気でした。

その後、卒業アルバムのための写真撮影が行われました。


引き続き、卒業祝賀会が開催され、今回はビンゴゲームを用意して参加者たちは大いに楽しんでいました。
会場は華やかに盛り上がり、卒業生たちは恩師や友人と記念撮影などして別れを惜しむ姿が見られました。



卒業祝賀会風景

2025年5月19日(月)

理事会報告2024年度第3回理事会報告


日時 2024(令和6)年12月1日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部

2024年度事業のうち卒業祝賀会について会費、会費徴収方法、祝賀会の内容などを協議しました。
2025年度富山大学入学式の祝辞を廣P裕一副会長が述べることを決定しました。また、人文の集いは2025年10月18日(土)に開催し、講師は呉人惠名誉教授にお願いすることにしました。
総会記念講演講師についてはさらに検討を進めることとしました。
富山大学及び同窓会連合会関係の報告があり、会報『人文』47号(2025年5月発行予定)の編集スケジュールも確認しました。

2025年5月19日(月)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『友』
ペク・ナムリョン著、和田とも美(准教授)訳、小学館、2023年4月刊

https://www.shogakukan.co.jp/books/09356740


『銘菓薄氷とともに歩んだ笹川家』
米原寛(史学昭和41年卒)執筆・監修、笹川武刊、2024年3月刊

https://sei2.jp/works/1335


『人文知のカレイドスコープ 2024(富山大学人文学部叢書7)』
富山大学人文学部編、桂書房、2024年3月刊

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784866271491


『気配』
村田はるせ(仏文平成14年卒)著、エディション・エフ、2024年5月刊
第17回北陸現代詩人賞奨励賞受賞

https://editionf.thebase.in/items/87103748

2024年11月13日(水)

人文の集い第11回「人文の集い」開催

講演 「小、中、高、大の教員遍歴」
講師 廣P 裕一氏(哲学 1976(昭和51)年卒)
日時 2024年10月19日(土)
10時〜講演会 第1講義室 11時50分〜昼食会 第2講義室
会場 富山大学人文学部 1階
要旨 哲学を専攻した者としては想定外の小学校(初等教育)の教壇に立って以来、中学・高校(中等教育)、県教委(教育行政)、大学(高等教育)等を転々とした43年間。転石苔を生ぜず、失敗や苦しい経験の数々。が、よかったと思えることもいろいろ。
さて、どこがいちばん・・・・・?

第11回「人文の集い」は講師に上越教育大学名誉教授 廣P 裕一氏(哲学 1976(昭和51)年卒)をお迎えして開催されました。
初めに大西学部長の挨拶があり、米原会長が挨拶と講師紹介をいたしました。



廣P先生はタイトルのとおり、小学校・中学校・高等学校・大学すべてで教壇に立ち、さらに村立・町立・市立・県立・国立のすべても経験されたそうです。その間教育委員会での教育行政の経験もあり、まさに教育のAからZまで知り尽くしておいでです。

幼少期は、星や天文、立山連峰と山登りにご興味がおありで、子ども心に人間の卑小さを感じて、高校生で出会った「老子」に強い影響を受けたと語られました。
富山大学卒業後、思いがけず小規模小学校で担任を任されました。学級崩壊も経験したが、夏休み20日間の山歩きでリフレッシュしてクラスを立て直されたご経験を語られました。



次は大規模で授業研究も盛んな小学校で、学級経営が楽しく子どもが大好きになったと言っておられました。
その後高校へ異動して「倫理・社会」を担当し、授業は準備も充実して楽しかったが、生徒指導は苦手だったそうです。
それから県史編纂室で『富山県史現代編』を担当され、また高校に異動。そこで内地留学をして、その後の研究の礎となった修士論文を書き上げられました。
その後は教育委員会が長く、その間村立中学校、県立高校に1年ずつ勤めた後、上越教育大学の教授となられました。
教職大学院の立ち上げに関わり、現職教員である学生に授業するにあたって、小中高全てを経験したことが、大変役に立ったとおっしゃいました。
ご専門は「宗教と教育」で、授業では「公教育と宗教」などを担当されたそうです。
講演要旨の最後にある「どこがいちばん・・・」の答えですが、「教え子は皆可愛い」とおっしゃいました。小学生から現職教員まで深く関わればみな良いところがあると。
それを引き出すのが教師の仕事の醍醐味であるとおっしゃいました。
貴重なご経験とそこから引き出されたお言葉の数々に参加者一同大変感銘を受けました。
辛いときに支えてくれた中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」の歌も披露され、参加者の感想はこの歌に言及されたものが多くありました。この歌そのものが人を励ます歌ですが、廣P先生のお話にも大変励まされました。
人文学部2年生の学生さんが2人参加していましたが、多くのものを感じ取ってくれたと思います。



講演終了後、廣P講師、大西学部長を囲み、隣室で昼食交流会が開かれました。
廣P先生のご講演への感想、質問、それに対するお答え、また参加者皆さんの近況など和やかにお話が弾みました。
学生さん2人も参加され、人文知の価値について心強いご意見もありました。
進路に迷いを持つ学生さんには、「岐路に立った時、自分の好きなことを基準に選ぶ」というアドバイスもありました。
最後に大西学部長にスピーチいただき、大学と人文学部の現状についても触れていただきました。


2024年11月13日(水)

開催報告昭和51年度入学生同期会開催

文理学部文学科最後の入学生(昭和51年度入学)の皆さんの同期会が開催されました。
10月19日(土)人文の集い終了後、人文学部第2講義室にて5名の方が、福岡、京都、福島などから集い歓談されました。
中国文学出身のお二人は翌日恩師の三寶政美先生にも会っていかれたそうです。
詳しくは来年発行の『人文』47号に掲載予定です。
同期会、学科の同窓会などを考えておられる方はご連絡ください。同窓会がお手伝いいたします。

2024年11月13日(水)

開催報告ホームカミングデー開催

2024年10月27日(日)10時から、富山大学ホームカミングデー(富山大学主催、経済学部同窓会越嶺会共催)が開催されました。
シンポジウム『アントレプレナーシップを応援しよう!』が開催され、4つの事例紹介がありました。



2番目の事例紹介は人文学部3年の高橋冴さんの「学生によるアウトプットとしての社会起業への挑戦」と題する報告でした。
高橋さんは高校で過疎問題に興味を持ち、人文地理学を学べる人文学部に入学されました。大西先生の指導のもと学ぶのみではなく行動することの大切さを痛感し、様々な活動に取り組みました。
信州大学・富山大学・金沢大学の3大学が連携して地域を変革する人材を育成するENGINEプログラムの主要カリキュラム「ENGINEインターンシップ」を修了した際には収益性(価値の提供)を痛感し、その後富山県主催・ポートランド及びシリコンバレー研修では「社会起業」という言葉を知って、感銘を受けたそうです。
人文地理学の大西学部長の「学生は失敗してもいい」という言葉を胸に、挑戦することで自分のやりたいことが見えてきたと締めくくられました。
若さ溢れるお話ぶりに、参加者の皆さんも引き込まれておいででした。
終了後は経済学部特別資料室の「富山大学経済学部(旧制高岡高等商業学校)創立100周年記念展示」を拝見し、その後交流会がありました。会場では学部年代を超えた交流が和やかに続きました。


2024年11月13日(水)

お知らせ卒業生就職状況について

富山大学人文学部卒業生の就職状況について2023(令和5)年度(2024年3月卒業生)のページを追加しました。

http://www3.u-toyama.ac.jp/alumni1/employment/index.html


富山大学人文学部 学部案内2025 〜卒業後の就職先〜

https://www.d-pam.com/u-toyama/2413932/index.html#target/page_no=29

2024年11月13日(水)

理事会報告2024年度第2回理事会報告


日時 2024(令和6)年10月9日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部 2階小会議室

10月19日(土)に予定している第11回人文の集いについて協議しました。
当日の進行・準備等を確認し、たくさんの方に参加していただけるよう、人文学部の学生、教職員だけでなく多方面に声をかけたことが報告され、引き続きお声がけすることを申し合わせました。
さらに卒業祝賀会についても話し合いました。
また10月27日(日)のホームカミングデーの出欠を確認しました。

2024年11月13日(水)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『妖怪と怨霊が動かした日本の歴史 なぜ日本人は祟りを怖れるのか』
田中聡(文化構造論昭和60年卒)著、笠間書院(発売)、2024年8月

https://book.dmm.com/product/4584051/b708akass00101/


『リルを探してくれないか 津村健伝』
齊藤大紀(教授)著、桂書房、2024年9月刊

http://www.katsurabook.com/booklist/1654/

2024年8月5日(月)

お知らせ第11回人文の集い開催のお知らせ

第11回人文の集いを下記の通り開催します。奮ってご参加ください。


講演「小、中、高、大の教員遍歴」
講師廣P 裕一氏 哲学 1976(昭和51)年卒
日程2024年10月19日(土)
午前10時〜講演会 第1講義室
11時50分〜昼食会 第2講義室
会場富山大学人文学部 1階
要旨哲学を専攻した者としては想定外の小学校(初等教育)の教壇に立って以来、中学・高校(中等教育)、県教委(教育行政)、大学(高等教育)等を転々とした43年間。転石苔を生ぜず、失敗や苦しい経験の数々。
が、よかったと思えることもいろいろ。さて、どこがいちばん・・・・・?
申込先富山大学人文学部同窓会事務局(月・水・金曜日9時半〜14時)
TEL:076-445-6143 FAX:076-445-6142
Mail:alumni1@hmt.u-toyama.ac.jp

講演会は参加費無料、どなたでも参加できます。
終了後、11時50分より隣接する第2講義室で昼食会(1時間程度)を予定しています。
昼食会は人文学部同窓生の他、富山大学同窓生、富山大学教職員、富山大学在学生の参加も可能です。参加費は2,000円です。在学生の参加費は500円です。
参加ご希望の方は、講演会、交流会それぞれにお申し込みください。
詳細はこちらをご覧ください。

2024年8月5日(月)

総会報告2024年度人文学部同窓会総会開催

2024年度人文学部同窓会総会が去る7月13日(土)、インテックタワー111ビルで開催されました。
まず、同窓会名誉会長でもある大西宏冶人文部長の挨拶、続いて米原寛同窓会長の挨拶がありました。



≪大西名誉会長・人文学部長あいさつ要旨≫
今年4月に学部長に就任し、学生はもちろんのこと、富山大学同窓生と話す機会が増えた。これは学部長になったからこそ、経験できたことである。
いろいろな活動を通して、人文学部の広がりや同窓生の活躍を感じる機会が増え、頼もしく感じている。
2002年に富大に着任し、最初「富大は県民に愛されてないのでは?」と感じることもあった。だが、今では、学生、卒業生が、地域の中で価値あるものとして深く受け入れられていると思っている。
人文学部同窓会の活動も、価値ある形で継続していただけたらと思う。

≪米原会長あいさつ要旨≫
今年は旧制富山高校創学101年記念の年である。
人文学部は昭和28年に文理学部としてスタート、色々な区切りや変化を経てきた。これから人文学部同窓会は何をするべきか?
「同じ窓」で学んだ者同士「第2の家庭」として、人文学部同窓会の活動に、目をかけていただきたく思う。


その後議事に入り2024年度事業報告、業務報告、決算報告が承認されました。2023年度は総会、「人文の集い」とも対面で開催しました。さらに2020年3月以来中止していた卒業祝賀会を開催しました。今回初めて立食形式としました。


次いで2024年度事業計画案及び予算案について協議し、原案通り承認されました。
「第11回人文の集い」は1976(昭和51)年哲学卒業の廣P裕一上越教育大学名誉教授を講師に、10月19日(土)に開催されます。詳細はこちらをご覧ください。


引き続き役員人事案の協議に入りました。当会の役員任期は2年ですので、2023〜2024年度の役員案の提案があり協議しました。
新たに廣P裕一理事が副会長に、中ア圭子理事が監事、高波満里氏が理事に就任しました。

さらに、会則改正についても協議しました。富山大学全体で大学院が改組されことに伴う改正と役員定員の一部を変更しました。会則はこちらをご覧ください。


【講演】
総会終了後、講演会が開催されました。


演題 「ヘルン文庫のことなど」(午後2時40分〜)
講師 前富山県立図書館長 中ア(中尾)圭子(中国語中国文学 昭和61年卒)


ヘルン文庫の蔵書『孺子歌圖』(じゅしかず Chinese Mother Goose Rhymes)を卒業論文で取り上げた中アさんは、ヘルン文庫への思いを語られ、また、思いがけず馬場はるを演じた経験を披露されました。
4月27日(土) に富山八雲会主催の「ヘルン文庫が富山に来て100周年記念フォーラム」が開催されました。そこで小泉セツさんと馬場はるさんの架空の対談が演じられました。小泉セツを演じたのはNHKドラマ「日本の面影」で小泉セツを好演した檀ふみさんでした。中アさんが馬場はるさんを演じられました。
高校時代は演劇部に所属し、教員となってからは高校演劇の指導に打ち込まれたご経験も交えて興味深いお話をお聞きすることができました。



ヘルン作の『The fountain of youth』を富山八雲会が富山弁バージョンで翻訳して紙芝居にした『若返りの泉』の朗読もありました。

ちりめん本『The fountain of youth』
https://toyama.repo.nii.ac.jp/records/7514
富山大学各術情報リポジトリの画面です。
ここからフルテキストダウンロードが可能です。



講演会後、茶菓による交流会が行われました。 大西学部長や中アさんを囲み、アメリカ、カラマズー大学の日本語学科主任教授杉森典子さん(昭和56年英文卒)をはじめ同窓生の皆様が和やかに懇談しました。皆様の近況報告は様々な地域や活動に広がっていました。
大西先生は大学の現状や現在の富山大学生のリアルな姿をお伝えくださり、今後の同窓会活動を検討するうえで大変示唆に富むお話をお聞きすることができました。


2024年8月5日(月)

お知らせ富山大学ホームカミングデー

今年度のホームカミングデーは五福キャンパスにて開催されます。
詳細はこちらをご覧ください。ご参加をお待ちしています。


日時2024年10月27日(日)10時〜12時
『人文』46号発行後、上記日程に変更となりました。ご注意ください。
会場五福キャンパス 経済学部301講義室
※オンラインでのハイブリッドで開催いたしますので、
ご参加の際は、申込フォームから事前登録をお願いします。
内容シンポジウム 10時25分〜11時45分
シンポジウム『アントレプレナーシップを応援しよう!』
コーディネーター:
地域連携推進機構地域連携戦略室長、経済学部教授 岸本 壽生
事例紹介@「ケース企業の経営者と向き合う体験的授業を通して 〜事業企画を通して起業マインドを育む〜」
 株式会社ジェック経営コンサルタント 経営企画管理部(顧問) 柵 富雄
事例紹介A「学生によるアウトプットとしての社会起業への挑戦」
 富山大学人文学部3年
 高橋 冴(ENGINEインターンシップ修了生)
事例紹介B「失敗を恐れるな 『NO LIMITS』で突き進む」
 株式会社北陸テクノソリューションズ 株式会社iソフト
 代表取締役 松浦 洋一(理学部OB)
 富山大学経済学部4年 平野 匠人(富大起業部)
パネルディスカッション、質疑・応答
交流会 12時10分〜13時30分
会場 富山大学五福キャンパス内 Open Cafe AZAMI
(立食形式:参加無料)

2024年8月5日(月)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『ソール・ベロー都市空間と文学』
日本ソール・ベロー協会編、大工原ちなみ(名誉教授)ほか執筆、彩流社、2022年2月刊

https://www.sairyusha.co.jp/book/b10015616.html


『とやま方言マニュアル : 富山県内で働く外国人介護職員向け 介護現場でよく使う富山の方言47語+α』
中井精一(名誉教授) 監修、富山県厚生部厚生企画課、2022年3月刊

https://www.pref.toyama.jp/documents/18558/manual-design_0315low.pdf


『地図で読み解く関西のことば』
岸江信介・中井精一(名誉教授)編、昭和堂、2022年4月刊

http://www.showado-kyoto.jp/book/b599785.html


『「日系」をめぐることばと文化 移動する人の創造性と多様性』
松田真希子・中井精一(名誉教授)・坂本光代編、くろしお出版、2022年10月刊

https://www.9640.jp/book_view/?914


『アウグスティヌス著作集 20巻U 詩編注解(6)』
ボエティウス著、松ア一平(名誉教授)ほか訳、京都大学学術出版会、2023年6月刊

https://shop-kyobunkwan.com/4764230348.html


『ユダヤ系アメリカ文学のすべて = JEWISH AMERICAN LITERATURE : 十九世紀から二十一世紀』
日本ソール・ベロー協会編、大工原ちなみ(名誉教授)ほか執筆、小鳥遊書房、2023年9月刊

https://www.tkns-shobou.co.jp/books/view/567


『北太平洋の先住民文化 : 歴史・言語・社会』
岸上伸啓編、呉人恵(名誉教授)ほか執筆、臨川書店、2024年3月刊

http://www.rinsen.com/linkbooks/ISBN978-4-653-04565-6.htm


『食と伝統が息づくまち 氷見の人々が紡ぐもの(地域社会の文化人類学的調査 33)』
藤本武(教授)・野澤豊一(准教授)編、富山大学人文学部文化人類学研究室刊、2024年3月刊

https://opac.lib.u-toyama.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD06165213?hit=1&caller=xc-search

2024年8月5日(月)

理事会報告2024年度第1回理事会報告


日時 2024年6月26日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部

2024年度総会に向けて以下の事案について協議しました。
2023年度の事業報告、業務報告、決算報告。
2024年度の事業計画案、予算案、役員人事。
役員人事については、退任の申し出があった方については残念ですが了承し、新たな役員をお迎えすることとしました。
会則の改正。※下記変更内容を参照ください。
上記議案は7月13日の総会において、すべて原案通り承認されました。
その後、総会の運営について検討しました。
会則の変更内容は下記の通りです。


第4条 本会は,次の会員をもって組織する。

(新)1.通常会員 富山大学人文学部卒業者、大学院人文科学研究科、富山大学大学院人文社会芸術総合研究科で人文科学系教員の指導を受けた修了者、文理学部文学科卒業者及び文学専攻科修了者
(旧)1.通常会員 富山大学人文学部卒業者、大学院人文科学研究科修了者、文理学部文学科卒業者及び文学専攻科修了者
(新)2.準会員 富山大学人文学部及び大学院人文科学研究科、富山大学大学院人文社会芸術研究科で人文科学系教員の指導を受けて在学する者(ただし、人文学部卒業者を除く)
(旧)2.準会員 富山大学人文学部及び大学院人文科学研究科に在学する者(ただし、人文学部卒業者を除く)
(新)3.特別会員 富山大学人文学部教員、人文学部旧教員及び文理学部文学科旧教員で理事会が推薦した者
なお、富山大学人文学部及び文理学部縁故者で、特に理事会が推薦した者を特別会員とすることができる。

第7条 本会に次ぎの役員を置く。

(新)1.名誉会長 1名   2.会 長 1名    3.副会長 若干名
4.常任理事 若干名  5.理事 若干名    6.監 事 2名
(旧)1.名誉会長 1名   2.会 長 1名    3.副会長 2名
4.常任理事 4名   5.理事 若干名    6.監 事 2名

2024年5月27日(月)

お知らせ2024年度人文学部同窓会総会のご案内

2024年度人文学部同窓会総会を下記のとおり開催します。同窓生の皆様のご参加をお待ちしています。
なお、記念講演は在学生、一般の方も参加できます。


日時2024年7月13日(土)午後1時30分〜
会場インテック タワー111ビル 4階スカイギャラリー
富山市牛島新町5-5
講演「ヘルン文庫のことなど」(午後2時40分〜)
講演要旨今年は旧制富山高等学校100周年の記念すべき年ですね。
ヘルン文庫が富山に来てからも100年。
昭和61年、卒業論文でヘルン文庫の蔵書『孺子歌圖』(じゅしかず Chinese Mother Goose Rhymes)を日本語に訳しました。中国のわらべ歌です。
講演では、その時の思い出や小泉八雲の作品の朗読、また、4月27日(土) に富山八雲会主催の「ヘルン文庫が富山に来て100周年記念フォーラム」で檀ふみさんと共演したお話などをお伝えしようと思います。
講師前富山県立図書館長 中ア(中尾)圭子(中国語中国文学 昭和61年卒)
申込先富山大学人文学部同窓会事務局(月・水・金曜日9時30分〜14時)
TEL:076-445-6143 FAX:076-445-6142
Mail:alumni1@hmt.u-toyama.ac.jp

午後4時から交流会を予定しています(参加費無料)


・詳しくは会報『人文』第46号、P10をご覧ください。

2024年5月27日(月)

お知らせ会報『人文』第46号を発行しました。

同窓会報『人文』第46号を発行しました。会報『人文』ページよりご覧ください。
巻頭は旧制富山高等学校開学100周年特集とし、10頁増大号としました。

2024年5月27日(月)

開催報告旧制富山高等学校100周年記念行事

富山大学人文学部の前身にあたる旧制富山高等学校は1923(大正12)年に設置され、1924(大正13)年に開校しました。
昨年から今年にかけて100周年を記念する行事が様々に開催されました。

2023年9月18日(月・祝)旧制富山高等学校創学100周年記念の集い
(同実行委員会主催)
2024年2月10日(土)旧制富山高等学校設立100周年記念事業
「記念講演会および国際シンポジウム」

(富山大学人文学部主催)
2024年3月2日(土)旧制富山高等学校100周年記念バスツアー
(富山大学人文学部主催)
※詳しくは会報『人文』第46号をご覧ください。
2024年4月27日(土)ヘルン文庫が富山に来て100周年記念フォーラム
(富山八雲会主催)
※詳しくは会報『人文』第47号に掲載予定です。

2024年5月27日(月)

お知らせ昭和51年度入学生同期会のお知らせ

有志による同期会の企画があります。奮ってご参加ください。
同期会などの計画は同窓会にご相談ください。お手伝いします。

文理学部文学科最後の入学生(昭和51年度)の方々への同期会開催のお知らせです。
あれから50年近く経ちました。年金受給の齢も経て、次の人生を歩み始める頃、一度集まり、学生時代を思い出せば、当時の元気が蘇るに違いないと、同期の有志(国文:藤井 哲学:中川・武田 中文:池田・笹井・甲斐)で語らい、同期会を計画しました。大げさな会ではありません。ご都合よろしければ、下記の要領でお集まりください。

日時2024年10月19日(土)午後2時〜
場所富山大学人文学部1階 第2講義室
連絡先Kaika66@outlook.jp

参加予定の方は事前に甲斐まで連絡頂けると助かります。Kaika66@outlook.jp
なお、当日10時より同窓会主催の「人文の集い」(講演と昼食会)が開かれます。
そちらも是非ご参加ください。

2024年5月27日(月)

開催報告同窓会関連イベント

2023年7月15日(土)末原達郎先生の退官記念祝賀会
2024年3月2日(土) 林夏生先生を偲ぶ会

詳しくは『人文』第46号をご覧ください。

2024年5月27日(月)

学位記授与式報告2023年度学位記授与式挙行される

日時 2024年3月22日(金)
会場 富山市総合体育館

2024年3月22日(金)午前10時より、富山大学学位記授与式が富山市総合体育館で挙行され、午後1時よりホテルグランテラス富山にて人文学部の学位記授与式が執り行われました。
大西副学部長の開式の辞で始まり、同窓会の米原寛会長が祝辞を述べ旧制富山高等学校100周年の年に卒業する学生たちにはなむけの言葉を贈りました。
引き続き、5年ぶりとなる卒業祝賀会ははじめて立食形式とし、会場は華やかに盛り上がりました。卒業生たちは恩師や友人と記念撮影などをして別れを惜しんでいました。



卒業祝賀会風景

2024年5月27日(月)

理事会報告2023年度第3回理事会報告


日時 2023年12月13日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部

新年度事業について協議しました。総会、同窓会連合会総会、人文の集いの講師の人選なども協議しましたが、新型コロナウィルスの感染状況に応じて理事会で検討しながら進めていくこととしました。
2023年度事業については、5年ぶりに卒業祝賀会を開催し、立食形式も検討することとしました。
また、富山大学大学院改組に伴う規約改正についても協議しました。

2024年5月27日(月)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『公武政権の競合と協調 京都の中世史 3』
長村祥知(講師)ほか著、吉川弘文館、2022年7月刊

https://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b604393.html


『アイスゆうえんち』
のしさやか(文化人類学平成13年卒)作、ニコモ、2022年7月刊

https://www.yomo-ehon.com/products/565


『まつりは守れるか―無形の民俗文化財の保護をめぐって』
石垣悟(文化人類学平成9年卒)編著、八千代出版、2022年9月刊

http://www.yachiyo-net.co.jp/books/item_1027.html


『身の維新』
田中聡(文化構造論昭和60年卒)著 亜紀書房刊、2023年12月

https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1143


『人文知のカレイドスコープ 富山大学人文学部叢書Z』
富山大学人文学部編、桂書房 2023年3月刊

https://honto.jp/netstore/pd-book_33319911.html

2023年11月15日(水)

開催報告第10回「人文の集い」開催

日時 2023(令和5)年10月28日(土) 午前10時〜
会場 富山大学人文学部 1階 第1講義室及び第2講義室
講演 「海外で働く夢は忘れた頃に叶った! イタリアローマへの道」
講師 橋本 明美氏 比較社会 2002(平成14)年卒

第10回「人文の集い」は講師に橋本明美氏(比較社会 2002(平成14)年卒)をお迎えして開催されました。
初めに齋藤学部長の挨拶があり、米原会長が挨拶と講師紹介をいたしました。
会長はこれまでの10回のうち半数は海外での経験をもとにした講演だったと指摘し、人文学部同窓生の幅広い活動に改めて言及しました。


会場の様子


講師の橋本さんはイタリアで購入された華やかなスーツ姿で登壇され、市役所からJNTO(日本政府観光局)に派遣され、ローマ事務所発足に関わったご経験を語っていただきました。
◎ローマに行くまで
富山大学への進学まで、就職活動、公務員としてのキャリアから話し始められました。幼少期から海外で働きたいという夢をお持ちだったそうです。
当初の部署は市民課でしたがプロモーション推進課に移動し、市役所内外と繋がり調整して提案し作り上げていく仕事の面白さを体験されました。4年後独立行政法人国際観光機構(通称 日本政府観光局 JNTO)への派遣を打診されたときは大変迷われたそうです。しかし幼い時からの夢を思い出し、こんなチャンスは2度とないと決断したとおっしゃいました。
◎ローマでの日々
フォトジェニックな風景や食べ物の写真をたくさん見せていただきましたが、日本食が恋しかったとのお言葉にうなずく人もいました。
◎ローマでの仕事
仕事は多岐にわたりましたが、金沢市長のイタリア訪問の際、バチカンで市長がローマ法王に謁見されたのに立ち会うという得難い経験もされたそうです。
その後「とんでもないイタリア」「憎めないイタリア人」「イタリアのここが好き」とイタリア生活のお話が続き、1時間半があっという間でした。
本当に興味深いお話をありがとうございました。


橋本さんの講演


講演終了後、橋本講師、斉藤学部長を囲み、隣室で昼食交流会が開かれました。
最初に「人文の集い」の生みの親である松平前会長が挨拶いたしました。
参加者が近況や講演の感想を述べた後、和やかに歓談が続きました。
同じく海外で働く夢を抱いた同級生の方が、富山大学卒業後看護短期大学で看護師の資格を取ったこと。海外での仕事は実現していないが、大学時代の経験があったからこそ広い視野で看護の仕事ができるとお話されたのが印象的でした。
なお、当日は、富大祭も行われており、五福キャンパスは多くの人で賑わっていました。


交流会の様子

2023年11月15日(水)

開催報告旧制富山高等学校 創学100年記念の集い開催

日時 2023年9月18日(月・祝)午後1時30分〜
会場 富山市北部児童館(富山市蓮町馬場記念公園内)
記念講演 富山市名誉市民・富山八雲会会長 中尾哲雄氏
主催 旧制富山高等学校創学100周年記念事業実行委員会 (馬場記念公園の歴史と自然を愛する会、富山八雲会、富山大学人文学部同窓会、荻浦地区ふるさとづくり推進協議会、荻浦地区まちづくり協議会)

今年は、1923(大正12)年に富山大学人文学部の前身にあたる旧制富山高等学校が設置されてから、ちょうど100年となります。
北前船交易で栄えた岩瀬の廻船問屋・馬場家当主である馬場ハル氏が、県知事に設置を陳情して建設資金を寄付。同じく岩瀬5大家の一つ米田家が、広大な敷地を無償で提供しました。それまで、帝国大学への入学が可能な旧制高校は全国に8校しかなく、富山県に7年制高等学校を開設し進学の道を開いたことは県内外の発展に大きな意義がありました。
当日は、校舎のあった馬場記念公園内の富山市北部児童館で「記念の集い」が開かれ、関係者や地元の方々など約120人が出席しました。


(左)中尾氏の講演    (右)表彰式


(左)米原会長    (中央)野村氏    (右)犬島氏


「集い」では、実行委員長で富山八雲会会長の中尾哲雄氏が「蓮町の想い出」と題して講演。最後の卒業生の野村勲氏をはじめ7人の卒業生が、想い出を語りました。
実行委員会には、富山大学人文学部同窓会も参加。副実行委員長を務めた米原寛会長からも挨拶がありました。


集合写真


2023年11月15日(水)

開催報告ホームカミングデー開催

2023年10月14日(土)10時から、富山大学ホームカミングデー(富山大学主催、芸術文化学部同窓会創己会共催)が開催されました。
午前は万葉社会福祉センターでシンポジウム「ウォーカビリティを推進するしくみづくり」が開かれ、隣接する高岡キャンパスで昼食交流会が催されました。その後芸術文化学部の先進アルミニウム国際研究センター、芸術文化図書館、技藝院を見学しました。
当日は芸術文化学部の大学祭が開催されて、学生たちの手づくりの品を売る店などもあり賑やかでした。


会場の様子


2023年11月15日(水)

お知らせ卒業生就職状況について

富山大学人文学部卒業生の就職状況について2022(令和4)年度(2023年3月卒業生)のページを追加しました。

http://www3.u-toyama.ac.jp/alumni1/employment/index.html

富山大学人文学部 就職・進学状況

https://www.hmt.u-toyama.ac.jp/career/index.html

2023年11月15日(水)

理事会報告2023年度第2回理事会報告

日時2023(令和5)年10月18日(水)午後1時30分〜
会場富山大学人文学部 2階小会議室

主な議題は10月28日(土)の第10回人文の集いでした。当日の進行・準備を確認し、たくさんの方に参加していただけるよう、人文学部の学生、教職員だけでなく多方面に声をかけることを話し合いました。
人文の集い当日は、昨年同様五福キャンパスの大学祭が開催中で、車両入構制限の対応が報告されました。
また今年度から大学祭入場者に対して100円の入場料徴収(大学祭で使用できる100円の金券と交換)がなされるので、参加者へ連絡済みであることも報告がありました。
旧制富山高等学校創学100年記念の集いとホームカミングデーの報告があり、来年度の富山大学同窓会連合会総会記念講演の講師等、来年度事業については第3回理事会で協議することとしました。

2023年11月15日(水)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『古文書の科学 料紙を複眼的に分析する』
渋谷綾子、天野真志編著、文学通信、2023年3月刊、協力者の富田正弘氏は元教員

https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-004-1.html


『長尾為景 シリーズ・中世関東武士の研究 第34巻』
黒田基樹編著 久保尚文(史学 昭和44年卒)ほか執筆、戎光祥出版、2023年3月刊

https://www.ebisukosyo.co.jp/item/677/


『龍光院本 承久記絵巻』
長村祥知(講師)編著、思文閣出版刊、2023年3月刊

https://www.shibunkaku.co.jp/publishing/list/9784784220243/


『ルールの科学 方法を評価するための社会学』
佐藤裕(教授)著、青弓社、2023年4月刊

https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787235183/


『ルネ・ヴィヴィアン伝』
ジャン=ポール・グージョン著、中島淑恵(教授)訳、水声社、2023年6月刊

http://www.suiseisha.net/blog/?p=18196


『源頼朝と木曾義仲 対決の東国史 1』
長村祥知(講師)編著、吉川弘文館、2023年8月刊

http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b626816.html

2023年7月31日(月)

お知らせ第10回人文の集い開催のお知らせ

記念すべき第10回人文の集いを下記の通り開催します。奮ってご参加ください。


講演 「海外で働く夢は忘れた頃に叶った! イタリアローマへの道」
講師 橋本明美氏 比較社会 2002(平成14)年卒
日程 2023年10月28日(土)
午前10時〜講演  第1講義室
11時50分〜昼食会 第2講義室
講演要旨 英語をまともに話せないのに、海外へ行くかと打診され「はい」と返事。金沢市役所より日本政府観光局(JNTO)へ研修生として派遣され、二年目に新しく開設するローマ事務所へ。
ローマの美しい街に感動する一方、何もないゼロからのスタート。ゆるいイタリアに翻弄されながらドキドキの毎日を過ごしました。
思いもよらずローマへたどり着いた道のりをお話します。
会場 富山大学人文学部 1階
申込先 富山大学人文学部同窓会事務局(月・水・金曜日9時半〜14時)
TEL:076-445-6143 FAX:076-445-6142
Mail:alumni1@hmt.u-toyama.ac.jp

講演会は参加費無料、どなたでも参加できます。
終了後、11時50分より隣接する第2講義室で昼食会(1時間程度)を予定しています。
昼食会は人文学部同窓生の他、富山大学同窓生、富山大学教職員、富山大学在学生の参加も可能です。参加費は2,000円です。在学生の参加費は500円です。
参加ご希望の方は、講演会、交流会それぞれにお申し込みください。
詳細はこちらをご覧ください。

2023年7月31日(月)

お知らせ旧制富山高等学校創学100年記念の集い

多くの方のご参加をお待ちしています。詳細はこちらをご覧ください。


日時 2023年9月18日(月・祝)午後1時30分〜
会場 富山市北部児童館(富山市蓮町馬場記念公園内)
記念講演 富山市名誉市民・富山八雲会会長 中尾哲雄氏
主催 旧制富山高等学校創学100周年記念事業実行委員会
(馬場記念公園の歴史と自然を愛する会、富山八雲会、富山大学人文学部同窓会、荻浦地区ふるさとづくり推進協議会、荻浦地区まちづくり協議会)

2023年7月31日(月)

お知らせ富山大学ホームカミングデー

今年度のホームカミングデーは高岡キャンパスにて開催されます。
詳細はこちらをご覧ください。ご参加をお待ちしています。


日時 2023年10月14日(土)10時〜14時30分
内容 シンポジウム 10時〜12時
「ウォーカビリティーを推進するしくみづくり」
会場 万葉社会福祉センター(富山市二上町166-2 富山大学高岡キャンパス西隣)
交流会 12時15分〜
会場 富山大学高岡キャンパス食堂
高岡キャンパス見学会 13時30分〜14時30分
先端アルミニウム国際研究センター、芸術文化図書館、技藝院
主催等 主催 富山大学
共催 創己会(高岡短期大学・富山大学芸術文化学部同窓会)
協力 富山大学同窓会連合会

2023年7月31日(月)

総会報告2023年度人文学部同窓会総会

2023年度人文学部同窓会総会が去る7月8日(土)とやま自遊館で開催されました。
会長挨拶の後、同窓会名誉会長でもある人文学部長齋藤大紀先生の挨拶がありました。


p1


≪米原会長あいさつ要旨≫
年に一度の総会ですが、コロナのこともあり、総会の参加者が少なくなってきています。
1978(昭和53)年に文理学部が人文学部となり、今年で45年、同窓会メンバーという「なかま」にどんなふうに手を差し伸べられるか、助け合っていけるか、同窓会報である「人文」という広報を介して活動していけたらと思っています。
「人文の集い」今年は10回目、これからも新しく幅広く企画、活動していきます。

≪齋藤名誉会長・人文学部長あいさつ要旨≫
コロナでなかなか思うように活動できなかった3年間でしたが、4月からの学生たちの様子を見ていたら、3年前を取り戻したかのように思います。
色々とデジタル化の要請が増えてきていますが、このような時代だからこそ、人文のように手を携えあっていくことも大切だと思います。
人文学部にいつも温かいご支援をいただき大変ありがたく、今後もご指導ご鞭撻賜りますようお願いします。


p2


続いて議事に入り2022年度事業報告、業務報告、決算報告が承認されました。昨年度は総会と「人文の集い」は対面で開催しましたが、卒業祝賀会は実施しませんでした。理事会は全3回とも対面で行い、同窓会事業について協議しました。
次いで2023年度事業計画案及び予算案について協議し、原案通り承認されました。
「第10回人文の集い」は2002(平成14)年比較社会卒業の橋本明美さんを講師に、10月28日(土)に開催されます。詳細はこちらをご覧ください。
引き続き役員人事案の審議に入り、理事の中川禎子さんの退任が承認されました。役員一覧はこちらをご覧ください。


また、同窓会事務局員の交代が紹介されました。高波満里(新任)、村本浩子(退任)
議事終了後、「旧制富山高等学校創学100年記念の集い」及び「富山大学ホームカミングデー」のお知らせがありました。



総会終了後、記念講演会が開催されました。


演題 「人文学部と私の朝鮮学研究」
講師 富山大学名誉教授 藤本幸夫先生

藤本先生は多年にわたるご研究が高く評価され、2021年に日本の学術賞としては最も権威のある「日本学士院賞」と、日本学士院による賞の中でも特に優れた業績をおさめた研究者に贈られる「恩賜賞」を受賞されました。
古来、日本には数多くの朝鮮本が伝わっていましたがその全貌は明らかではありませんでしたが、藤本先生の『日本現存朝鮮本研究 史部』『日本現存朝鮮本研究 集部』は朝鮮学の研究集成として画期的な意義を有するだけでなく、中国学や日本学の研究にとっても貴重な学術的財産となるものです。


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手書きの資料に基づくお話は、まず旧制富山高等学校から始まりました。その流れをくむ富山大学文理学部は1977(昭和52)年に人文学部と理学部に改組され、「朝鮮語・朝鮮文学コース」が新設されました。朝鮮文学を含むコースの設置は日本で初めてでした。
藤本先生は助教授として赴任され、その後教授となられ2007(平成19)年に定年退職されました。富山大学在任中を含む半世紀以上のご研究一筋のお人柄があらわれるお話に参加者一同心を打たれました。
今後『日本現存朝鮮本研究 子部』『日本現存朝鮮本研究 経部』などの発行も予定しておられ、刊行が待たれます。
講演後の質疑では28項目に及ぶ「調査項目」はどのように決められたかという質問が出て、オリジナルであるというお答えに感服いたしました。
最後に大学の大きな役割は研究と教育であるが、このようなご研究の後ろ姿を見ることが教育の一環ともなるという意見もありました。


富山大学附属図書館で2回にわたって行われた講演会の動画が公開されていますので、ご覧になってください。

藤本幸夫先生 日本学士院賞・恩賜賞 受賞記念講演会
朝鮮本研究五十余年 : 来し方を省みて (第一回)」2023年2月1日

藤本幸夫先生 日本学士院賞・恩賜賞 受賞記念講演会
朝鮮本研究五十余年 : 来し方を省みて (第二回)」2023年3月15日 

また、『日本現存朝鮮本研究 史部』『日本現存朝鮮本研究 集部』の内容は富山大学退職後にお勤めになった麗澤大学によってデータベース化されています。
麗澤大学 情報教育センター 日本現存朝鮮本研究データベース


引き続き交流会が行われました。藤本先生、齋藤学部長を囲みアメリカや長野県からかけつけた同窓生も含め和やかに交流を深めました。


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2023年7月31日(月)

お知らせ富山大学メールマガジンの発行について

富山大学ではメールマガジン『とみだいメルマガ』を2023年6月から始めました。
詳細・登録方法はこちらをご覧ください。

2023年7月31日(月)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『地域の想いに出会う 富山県滑川市と上市町の調査記録(地域社会の文化人類学的調査32)』
野澤豊一(准教授)、藤本武(教授)編、富山大学人文学部文化人類学研究室、2022年5月刊

https://toyama.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=20007&item_no=1&page_id=32&block_id=36


『宗教2世』
荻上チキ編著、斉藤正美(院日本・東洋文化平成9年卒)ほか著、太田出版、2022年11月刊

https://www.ohtabooks.com/publish/2022/11/22181506.html


『墨書土器と文字瓦 出土文字史料の研究』
吉村武彦ほか編、鈴木景二(教授)ほか執筆、八木書店出版部、2023年1月刊

https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2366


『あの人が選んだ絵本ガイド100 児童書店、家庭文庫の10人の専門家がセレクト(momo book)』
momo編集部編、杉原由美子(中国文学 昭和53年卒)ほか執筆、マイルスタッフ、2023年3月刊

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784295408161


『友』
ペク・ナムリョン著、和田とも美(准教授)訳、小学館、2023年4月刊

https://www.shogakukan.co.jp/books/09356740

2023年7月31日(月)

理事会報告2023年度第1回理事会報告

2023年度第1回理事会は6月21日(水)午後1時30分より人文学部で開催されました。
2022年度の事業報告、業務報告、決算報告を承認しました。
引き続き2023年度の事業計画案、予算案、役員人事について協議し承認しました。
役員人事については、理事の中川禎子さんより退任の申し出があり了承しました。
その後、総会の運営について協議しました。

2023年5月29日(月)

お知らせ2023年度人文学部同窓会総会のご案内

2023年度人文学部同窓会総会を下記のとおり開催します。同窓生の皆様のご参加をお待ちしています。なお、記念講演は在学生、一般の方も参加できます。


日時 2023年7月8日(土)午後1時30分〜
会場 とやま自遊館
記念講演 「人文学部と私の朝鮮学研究」(午後2時40分〜)
講師 富山大学名誉教授 藤本 幸夫先生

午後4時から交流会を予定しています(参加費無料)


詳しくは『人文』第45号、P8をご覧ください。

2023年5月29日(月)

お知らせ会報『人文』第45号を発行しました。

同窓会報『人文』第45号を発行しました。会報『人文』ページよりご覧ください。

2023年5月29日(月)

学位記授与式報告2022年度学位記授与式挙行される

日時 2023年3月23日(木)
会場 富山市総合体育館

2023年3月23日(木)午前10時より、富山大学学位記授与式が富山市総合体育館で挙行されました。
午後1時よりホテルグランテラス富山にて人文学部の学位記授与式が執り行われました。
卒業生たちは恩師や友人と記念撮影などをして別れを惜しんでいました。
同窓会主催の卒業祝賀会は昨年に引き続き中止しました。



学位記授与式風景

2023年5月29日(月)

受賞報告名誉教授藤本幸夫先生、日本学士院賞・恩賜賞受賞される

藤本幸夫先生は、多年にわたる業績が高く評価され、2021年に日本の学術賞としては最も権威のある「日本学士院賞」と、日本学士院による賞の中でも特に優れた業績をおさめた研究者に贈られる「恩賜賞」を受賞されました。
古来、日本には数多くの朝鮮本が伝わっており、わが国の文化にも大きな影響を与えてきました。しかし、朝鮮本は中国本に混じって著録されることが多く、朝鮮本に特定した目録もほとんどなかったため、これまでは研究の基礎となる資料の整理が十分でない状態が長く続いてきました。
藤本先生のご業績はこうした研究の空白を文字どおり埋めるものであり、とりわけ、このたびの受賞理由となった『日本現存朝鮮本研究 史部』(大韓民国東国大学校出版部、2018年7月)は、朝鮮学の研究集成として画期的な意義を有するだけでなく、中国学や日本学の研究にとっても貴重な学術的財産となるものです。

2023年5月29日(月)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『内田百阨カ学賞受賞作品集 第10回(岡山県)』
浅沼郁男(ロシア語・ロシア文学 平成5年卒)ほか著、作品社 2011年3月刊

https://www.amazon.co.jp/


『現代イギリス文学と他国』
20世紀英文学研究会編、結城史郎(准教授)ほか執筆、金星堂 2020年5月刊

https://www.kinsei-do.co.jp/books/1205/


『フランスの歴史を知るための50章』
中野髏カほか編著、南祐三(元准教授)ほか執筆、明石書店 2020年5月刊

https://www.akashi.co.jp/book/b512149.html


『現代フランス哲学入門』
川口茂雄ほか編著、南祐三(元准教授)ほか執筆、ミネルヴァ書房 2020年7月刊

https://www.minervashobo.co.jp/book/b512155.html


『過去と向き合う:現代の記憶についての試論』
アンリ・ルソー 著、南祐三(元准教授)ほか訳、吉田書店 2020年10月刊

http://yoshidapublishing.moon.bindcloud.jp/pg3510271.html


『東海道五十三次をよむ』
鈴木健一編著、藤井史果(元講師)ほか執筆、三弥生書店 2020年10月刊

https://www.miyaishoten.co.jp/main/003/3-11/toukaidougojyuusatugi.html



『唐代前期北衙禁軍研究』(扱古叢書164)
林美希(講師)著、汲古書院 2020年12月刊

http://www.kyuko.asia/book/b552653.html



『日本の国際協力 中東・アフリカ〜貧困と紛争にどう向き合うか』
阪本公美子ほか編著、須永修枝(特命助教)ほか執筆、ミネルヴァ書房 2021年8月刊

https://www.minervashobo.co.jp/book/b577607.html



『語法と理論との接続をめざして・英語の通時的・共時的広がりから考える17の論考』
金澤俊吾ほか編、藤川勝也(准教授)ほか執筆、ひつじ書房 2021年9月刊

https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1020-8.htm



『世界の発酵食をフィールドワークする』
横山智編著、藤本武(教授)ほか執筆、農村漁村文化協会 2022年1月刊

https://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54021222/



『「日系」をめぐることばと文化 移動する人の創造性と多様性』
中井精一(名誉教授)ほか編、くろしお出版 2022年10月刊

https://www.9640.jp/book_view/?914



『改定増補版 アメリカ映画に見る黒人ステレオタイプ:「国民の創生」から「ブラックパンサー」まで』
赤尾千波(教授)著、富山大学出版会 2022年12月刊

https://toyama-up.com/?p=441



『哲学のなぐさめ』西洋古典叢書
ボエティウス著、松ア一平(名誉教授)訳、京都大学出版会 2023年1月刊

https://www.kyoto-up.or.jp/books/9784814004249.html



『人文知のカレイドスコープ 富山大学人文学部叢書Y』
富山大学人文学部編、桂書房 2023年3月刊

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784866271309



『西洋史の扉をひらく 通史とテーマ史でたどる古代から現代』
入江幸二(准教授)ほか編著、晃洋書房 2023年4月刊

http://www.koyoshobo.co.jp/book/b624224.html

2023年5月29日(月)

理事会報告2022年度第3回理事会報告


日時 2022年12月14日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部

新年度事業について協議しました。総会、人文の集いの講師の人選なども協議しましたが、新型コロナウィルスの感染状況に応じて理事会で検討しながら進めていくこととしました。

2023年5月29日(月)

理事会報告2022年度第2回理事会報告


日時 2022年10月19日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部

7月の総会を対面で行い、理事会も久しぶりに対面で行いました。
10月29日午前の富山大学ホームカミングデーの後に行う「人文の集い」の準備、役割分担などを決めました。 新型コロナウィルスの感染状況を注視しながら進めていくこととしました。

2022年11月25日(金)

お知らせ名誉教授藤本幸夫先生の講演会のご案内

『藤本幸夫先生 日本学士院賞・恩賜賞 受賞記念講演会』が開催されます。


演題 朝鮮本研究五十余年 ―来し方を省みて―(第一回)
日時 2022(令和4)年11月30日(水) 午後1時〜午後2時30分(12時30分受付開始)
会場 富山大学附属図書館中央図書館 2F プレゼンテーションルーム

お問い合わせ先

・富山大学附属図書館 TEL: 076-445-6891
 E-Mail: libsoumu@adm.u-toyama.ac.jp

・富山大学人文学部 徳永研究室
 E-Mail: tokunaga@hmt.u-toyama.ac.jp

※事前申込不要 聴講無料 学生・一般の来聴を歓迎します。
https://www.lib.u-toyama.ac.jp/lib-chuo/11062/

2022年11月25日(金)

人文の集い第9回「人文の集い」開催される!

日時 2022(令和4)年10月29日(土) 午後1時30分〜午後4時
会場 富山大学人文学部 1階 第1講義室及び第2講義室
講演 「韓国での映画のような21年間のストーリー」
講師 藤本 信介氏 比較社会 2003(平成15)年卒

第9回「人文の集い」の講師は2022年のカンヌ映画祭で主演男優賞など二冠に輝いた是枝裕和監督の映画「ベイビー・ブローカー」の助監督を務めた藤本信介さんでした。
藤本さんは2001年秋から1年間、交換留学生として韓国の国民大学に留学され、2003(平成15)年に比較社会論コースを卒業後、すぐに渡韓され、以後現在まで韓国を拠点に映画製作に関わってこられました。
大学同窓会関係者の他、韓国や映画に興味のある一般の方も来場され、会場は満席でした。
お話は、徒手空拳韓国映画界に飛び込んで、最初は仕事も無くビザも綱渡りという暮らしの中から夢をあきらめず挑戦し続けたこと。これまでに関わった映画作品や是枝監督の仕事に対する姿勢。韓国と韓国の人に寄せる思い。など多岐にわたりました。
自分はなぜ韓国にいるんだろうと思った時期もあり、その時、植民地時代に朝鮮美術を紹介してその復権に尽くした淺川巧を知って励まされたこと。その後浅川巧を描いた映画「道―白磁の人―」にスタッフとして参加できたのは望外の喜びだったとも語られました。
今年は、最初の監督作品である短編映画「ハラボジイチャン」を制作されました。自身の体験に基づいた日本人青年と韓国人大家さんの交流を描いた作品で、マンウピョルピッ映画祭で初上映されたそうです。


講演の様子


講演終了後、隣室で交流会が開かれ、黒田学部長も参加されました。
「ますます韓国が好きになった。」など様々な感想があり、留学を考えている学生さんもいて質問もありました。藤本さんの同級生からは「留学はできなかったけれど、いつかは外国に行きたいと願っていたら海外赴任の仕事があった。」などのエピソードも披露されました。
最後に黒田学部長の心のこもったご挨拶で終了しました。
第9回人文の集いは、当初2020年を予定していましたが、コロナ禍で2回延期しようやく開催することができました。
この間も藤本さんはますます活躍の場を広げられ、本当によいお話を聞くことができました。


ホームカミングデー


藤本さんの韓国でのご活躍について北日本新聞で紹介されました。2022年11月18日付11面

2022年11月25日(金)

お知らせホームカミングデー開催される!

2022年10月29日(土)10時から、人文学部第6講義室で富山大学ホームカミングデー(富山大学主催、人文学部同窓会共催)が黒田廉人文学部長の司会・進行で開催されました。齋藤滋学長と米原寛人文学部同窓会長の挨拶等に続いて、シンポジウム『データサイエンスでウェルビーイングを科学する』が行われ、専門分野の異なる4人の大学教員による興味深い内容の講演と質疑・応答があり、心ゆたかな暮らし(ウェルビーイング)の在り方を考える充実した2時間となりました。
なお、当日午後には、人文学部同窓会の「第9回人文の集い」を開催しました。富大祭も行われており、五福キャンパスは多くの人で賑わっていました。


ホームカミングデー

2022年11月25日(金)

お知らせ卒業生就職状況について

富山大学人文学部卒業生の就職状況について2021年度(2022年3月卒業生)のページを追加しました。

http://www3.u-toyama.ac.jp/alumni1/employment/index.html

2022年11月25日(金)

理事会報告2022年度第2回理事会報告

日時2022(令和4)年10月19日(水)午後1時30分〜
会場富山大学人文学部

2022年度「第9回人文の集い」実施について打ち合わせを行いました。
藤本信介氏(平成15年比較社会卒)の講演「韓国での映画のような21年間のストーリー」は新型コロナウイルスの影響で2度延期となり、3年ぶりにようやく開催することになりました。当日の役割分担を確認し、たくさんの方に参加していただけるよう、人文学部の学生、教職員だけでなく多方面に声をかけることを話し合いました。 また、人文の集い同日の午前に開催される「富山大学ホームカミングデー」は、当同窓会が共催ということもあり、その内容について共通理解を図りました。主催の富山大学総務部総務課からの資料をもとに出席者の確認、会長の挨拶、準備などについて話し合いました。

2022年11月25日(金)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『中国文学をつまみ食い「詩経」から「三体」まで』 (シリーズ・世界の文学をひらく 4)
武田雅哉ほか編、齊藤大紀(教授)ほか執筆、ミネルヴァ書房、2022年2月刊

https://www.minervashobo.co.jp/book/b597997.html


『扇状地に広がる人々の営み:黒部市と入善町の調査記録』(地域社会の文化人類学的調査 31)
藤本武(教授)、野澤豊一(准教授)編 富山大学人文学部文化人類学研究室2022年2月刊

https://ci.nii.ac.jp/ncid/BC14846478


『アイヌのビーズ 美と祈りの二万年』
池谷和信編、呉人惠(名誉教授)ほか執筆、平凡社、2022年3月刊

https://www.heibonsha.co.jp/book/b601638.html


『東アジアの展開 8〜14世紀』(岩波講座世界歴史 7)
荒川正晴ほか編、徳永洋介(教授)ほか執筆、岩波書店、2022年4月刊

https://www.iwanami.co.jp/book/b603077.html


『公武政権の競合と協調』(京都の中世史 3)
長村祥知(講師)ほか著、吉川弘文館、2022年7月刊

http://www.yoshikawa-k.co.jp/smp/book/b604393.html

2022年7月22日(金)

お知らせ第9回人文の集い開催のお知らせ

第9回人文の集いは、下記の通り開催します。


講演 韓国での映画のような21年間のストーリー
講師 藤本 信介氏(比較社会 2003(平成15)年卒)
概要 交換留学生として韓国に行ったのが日韓W杯前の2001年。「死ぬほど楽しい留学生活を送るぞ!」と1年だけの予定が21年になるとは!そして夢にまで見た韓国映画の仕事に就けるなんて!あの日の自分は知る術もなく。人生の半分以上を過ごした韓国生活の話を中心に、世界中で爆発的な盛り上がりを見せている韓国映像コンテンツの話をお届けします。
日時 2022(令和4)年10月29日(土)午後1時30分〜(時間変更)
※当日午前10時〜ホームカミングデー開催のため午後に時間変更となりました。
会場 富山大学人文学部 1階 第1講義室

講演会は参加費無料、どなたでも参加できます。


終了後、15時10分より隣接する第2講義室で茶菓による交流会(1時間程度)を予定しています。交流会は人文学部同窓生の他、富山大学同窓生、富山大学教職員、富山大学在学生の参加も可能です。参加費は無料です。奮ってご参加ください。多くの方のご参加をお待ちしています。
参加ご希望の方は、講演会、交流会それぞれにお申し込みください。

詳しくはこちらをご覧ください。

申込先 富山大学人文学部同窓会事務局
TEL:076-445-6143 (月・水・金曜日10時〜14時)
FAX:076-445-6142
Mail:alumni1@hmt.u-toyama.ac.jp

2022年7月22日(金)

総会報告2022年度人文学部同窓会総会

日時 2022(令和4)年7月2日(土) 午後1時30分〜
会場 とやま自遊館


(左)黒田学部長    (右)米原会長
2022(令和4)年度人文学部同窓会総会が開催されました。
新型コロナウィルス感染状況もようやく落ち着き、3年ぶりの開催となりました。
会長挨拶の後、同窓会名誉会長でもある人文学部長黒田廉先生の挨拶がありました。続いて議事に入り2021(令和3)年度事業報告、業務報告、決算報告が承認されました。
昨年度は総会、「人文の集い」、卒業祝賀会は実施できませんでした。しかし、第2回及び第3回理事会は対面で行い、コロナ後を見据えた同窓会事業について協議しました。次いで2022(令和4)年度事業及び予算案について協議し、承認されました。
「第9回人文の集い」は2003(平成15)年比較社会卒業の藤本信介さんを講師に、10月29日(土)午後に開催されます。藤本さんはカンヌ映画祭2冠映画「ベイビーブローカー」の助監督をされ、韓国映画界でご活躍中です。
詳細はこちらをご覧ください。
引き続き役員人事案の審議に入り、吉田幸三さん(昭和32年史学卒)の退任が承認されました。
役員一覧はこちらをご覧ください。



総会のようす


【記念講演】

総会終了後、記念講演会が開催されました。

演題 旧制富山高等學校と新制富山大学の発足をめぐって

講演1 旧制富山高等學校開校100周年を前に―「富山高等學校開校記念碑」を読む―
講師:富山大学理事・副学長 磯部祐子先生



磯部副学長
磯部先生は、現人文学部棟の前に立つ「富山高等學校開校記念碑」の碑文をひも解き、富山県民の高等教育への強い思いと、それが民の力で実現したことについてお話しくださいました。
詳しくはこちらをご覧ください。

講演2 新制富山大学の発足をめぐって
講師:富山大学人文学部准教授 入江幸二先生



入江准教授
入江先生は、新制富山大学の発足の前に様々な学校が県内に存続し、それぞれの歩みが統合されて富山大学ができていったことをお話しいただきました。「富山大学の源流、はるか明治6年 富山大学歴史マップ」をもとに画像と地図で具体的なイメージを得ることができました。詳しくはこちらをご覧ください。
また、富山大学歴史マップはこちらからご覧ください。


質疑応答に引き続き、茶菓による交流会が行われました。黒田学部長、講師の両先生を囲み、遠くアメリカのカラマズー大学の杉森典子先生(昭和56年英文卒)を始め県外から駆け付けた同窓生も交えて、和やかに交流を深めました。



交流会のようす

2022年7月22日(金)

お知らせ小助川貞次先生最終講義

去る2月20日に行われた小助川貞次先生の最終講義が以下で公開されています。ぜひ、ご覧ください。


「自言語による古典語文献の読解についての研究(展開と回帰)」
https://www.youtube.com/watch?v=3Xcvp3H6T74

2022年7月22日(金)

理事会報告2022年度第1回理事会報告

日時 2022(令和4)年6月22日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部

2021(令和3)年度の事業報告、業務報告、決算報告を承認しました。
引き続き2022(令和4)年度の事業計画案、予算案、役員人事について協議し承認しました。 役員人事については、理事の吉田幸三さんより退任の申し出があり了承されました。

2022年7月22日(金)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『大学的富山ガイド――こだわりの歩き方』
富山大学地域づくり研究会編 大西宏治(教授)・藤本武(教授)責任編集、昭和堂刊、2020年10月

http://www.showado-kyoto.jp/book/b524424.html


『開かれた身体との対話――ALSと自己物語の社会学』
伊藤智樹(教授)著、晃洋書房刊、2021年1月

https://www.tokyo-kansho.co.jp/asp/book/book_detail/?id=121011503


『持続可能な社会に向けての教育カリキュラム〜地理歴史科・公民科・社会科・理科・融合〜』
井田仁康編、大西宏治(教授)ほか執筆、古今書院、2021年2月

http://www.kokon.co.jp/book/b555329.html


『地の理の学び方』
菊地俊夫編著、鈴木晃志郎(准教授)ほか執筆、二宮書店、2021年3月

https://www.ninomiyashoten.co.jp/item/978-4-8176-0463-7


『社会科教育へのケイパビリティ・アプローチ』
志村喬編著、大西宏治(教授)ほか執筆、風間書房、2021年3月

https://www.kazamashobo.co.jp/products/detail.php?product_id=2384


『ミュージッキング:音楽は〈行為〉である』
クリストファー・スモール著、野澤豊一(准教授)・西島千尋訳、水声社、2011年7月

http://www.suiseisha.net/blog/?p=1884


『音楽の未明からの思考 ミュージッキングを超えて』
野澤豊一(准教授)・川瀬慈編著、アルテスパブリッシング刊、2021年12月

https://artespublishing.com/shop/books/86559-247-4/


『図説世界の地域問題100』
漆原和子・藤塚吉浩・松山洋・大西宏治(教授)編、ナカニシヤ出版刊、2021年12月

http://www.nakanishiya.co.jp/book/b598533.html


『富山人の「こころ文化」』県民カレッジ叢書115
米原寛(史学昭和41年卒)述、富山県民カレッジ編刊、2022年3月

https://www.tkc.pref.toyama.jp/toyama/act/detail.aspx?servno=10685


『人文知のカレイドスコープ 富山大学人文学部叢書X』
富山大学人文学部編、桂書房 2022年3月

https://store.shopping.yahoo.co.jp/dorama2/n34059193.html


2022年6月1日(水)

お知らせ2022年度人文学部同窓会総会のご案内

2022年度人文学部同窓会総会を下記のとおり開催します。同窓生の皆様のご参加をお待ちしています。なお、記念講演は在学生、一般の方も参加できます。


日時 2022年7月2日(土)午後1時30分〜
会場 とやま自遊館 3階 薬師
記念講演 「旧制富山高等学校と新制富山大学の発足をめぐって」(午後2時40分〜)
講師 富山大学理事・副学長 磯部 祐子先生
富山大学准教授 入江 幸二先生

午後4時から交流会を予定しています(参加費無料)


『人文』第44号、P8をご覧ください。

2022年6月1日(水)

お知らせ会報『人文』第44号を発行しました。

同窓会報『人文』第44号を発行しました。会報『人文』ページよりご覧ください。

2022年6月1日(水)

人文の集い講師藤本信介さんのご紹介

今秋の「人文の集い」の講師藤本信介さんのYouTubeチャンネルを紹介します。

藤本信介さんのYouTubeチャンネル

また、毎日新聞社が運営する映画情報サイト「ひとシネマ」への寄稿記事もご覧ください。
先取り! 深掘り! 推しの韓流:日韓の現場知る助監督が明かす、世界レベルの作品を生む秘密
「人文の集い」については『人文』第44号、P8をご覧ください。


九州大学韓国研究センター主催で藤本さんのオンライン講演会もあります。


藤本信介氏講演会「映画のような21年のストーリー in 韓国」
日時 2022年6月17日(金)16時30分〜18時(終了時刻は変更の可能性あり)
申込先 藤本信介氏講演会申し込み
(申込が完了された方には、自動返信メールにて通知が届きます。)
定員 80名 ※先着順といたします。
問合せ先 九州大学韓国研究センター
TEL:092-802-2027 Mail: intlkrcks.uok@jimu.kyushu-u.ac.jp

詳しくはこちらをご覧ください。

2022年6月1日(水)

学位記授与式報告2021年度学位記授与式挙行される

日時 2022年3月23日(水)
会場 富山市総合体育館

2022年3月23日(水)富山大学学位記授与式が富山市総合体育館で挙行されました。
第一部は午前10時から、人文学部生が参加する第二部は午後1時から開催され、人文学部同窓会の米原寛会長が祝辞を述べました。
午後2時15分よりオークスカナルパークホテル富山にて人文学部の学位記授与式が執り行われました。同窓会主催の卒業祝賀会は昨年に引き続き中止しましたが、卒業生たちは記念撮影などをして別れを惜しんでいました。



学位記授与式風景

2022年6月1日(水)

理事会報告2021年度第3回理事会報告


日時 2021年12月15日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部

新年度事業について協議しました。総会記念講演及び人文の集いについては、2020年度に行う予定だった内容を、3年越しで実現することをめざします。

2021年11月10日(水)

お知らせ同窓会活動と理事会報告について

新型コロナウィルス感染の状況を鑑み2021年度の「定期総会」及び「人文の集い」を中止いたしました。


  • 2021年第1回理事会
    6月に書面理事会にて開催しました。2020年度決算及び事業報告並びに2021年度予算及び事業計画について原案通りご承認いただき、総会での議決に代えるものとしました。

  • 2021年第2回理事会
    日時 2021年10月6日(水)午後1時30分〜
    会場 富山大学人文学部

    新型コロナウィルス感染の状況を振り返り、今後の同窓会活動について協議しました。
    また昨年行ったアンケート結果についても意見交換し、大学との一層の連携、在校生への働きかけを重視していくことを確認しました。
    今後とも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

2021年11月10日(水)

お知らせ卒業生就職状況について

富山大学人文学部卒業生の就職状況について2020年度(2021年3月卒業生)のページを追加しました。
富山大学人文学部卒業生の就職先について

2021年11月10日(水)

お知らせ人文学部教員による公開研究交流会「人文知」コレギウムが開催されます。

第26回「人文知」コレギウム 「心理学の世界」

日時 2021年11月24日(水)13:30〜15:30(オンライン開催)
内容

坪見博之(心理学・准教授)「ワーキングメモリ:現在の記憶」
直原康光(心理学・講師)「離婚後の親子関係を考える」


第27回「人文知」コレギウム 「心理学の世界」

日時 2021年12月22日(水)13:30〜15:30(オンライン開催)
内容

飯島有哉(心理学・講師)「心理的ストレスモデルからみた青少年の“コロナ禍”」
重松 潤(心理学・講師)「『気分を良くしたければポジティブ思考に!』という誤解:認知行動療法の観点から」


富山大学人文学部コレギウム (u-toyama.ac.jp)

2021年11月10日(水)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『日本語文字論の挑戦 表記・文字・文献を考えるための17章』
加藤重広、岡墻裕剛編、小助川貞次(教授)ほか執筆、勉誠出版刊、2021.3月
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784585380009


『顔身体学ハンドブック』
河野哲也、山口真美ほか編、野澤豊一(准教授)ほか執筆、東京大学出版会刊、2021.3月
顔身体学ハンドブック - 東京大学出版会 (utp.or.jp)


『書物・印刷・本屋 日中韓をめぐる本の文化史』
藤本幸夫(名誉教授)編、勉誠出版刊、2021.6月
https://honto.jp/netstore/pd-book_31050029.html


『光源氏に迫る 源氏物語の歴史と文化』
宇治市源氏物語ミュージアム編、長村祥知(講師)吉川弘文館刊、2021.7月
http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b575215.html


『中世武家庭園と戦国の領域支配 江馬氏城館跡』
三好 清超(院・歴史文化平成26年卒)著、神泉社刊、2021年.8月
http://www.shinsensha.com/books/4328/


『現代アメリカ社会を知るための63章【2020年代】』
明石紀雄監修、大類久恵編著、赤尾千波(教授)ほか執筆、明石書店刊、2021年9月
https://www.akashi.co.jp/book/b591332.html

2021年7月5日(月)

お知らせ2021(令和3)年度「人文の集い」中止について

「人文の集い」は10月23日(土)に開催予定で準備を進めて参りましたが、新型コロナウイルス感染の収束が見込めないため、中止することといたしました。
講師とも相談し、来年度の開催を目指すこととしております。

2021年6月9日(水)

お知らせ2021(令和3)年度「定期総会」の中止および同窓会活動について

新型コロナウィルス感染の状況を鑑み、今年度の「定期総会」を中止します。苦渋の決断ではありましたが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
「定期総会」については2年ぶりに開催すべく準備を進めていましたが、中止の決断のやむなきに至りました。
今年度の同窓会活動は下記の通りとします。

  • 「定期総会」について
    7月3日(土)に予定していた令和3年度定期総会・記念講演会・交流会を中止します。
    2021年度事業、予算等総会の決議に関しては理事会に諮り進めてまいります。

  • 「人文の集い」について
    10月23日(土)に開催予定の「人文の集い」については予定通り準備を進めて参ります。


よろしくお願いいたします。

2021年6月9日(水)

お知らせ会報『人文』第43号を発行しました。

同窓会報『人文』第43号を発行しました。会報『人文』ページよりご覧ください。
2020年度に実施した同窓会活動に関するアンケートを特集しています。

2021年6月9日(水)

お知らせ2020(令和2)年度学位記授与式挙行される

日時 2021年3月23日(火)
会場 富山市体育館

2021年3月23日(火)、全学部の学位記授与式が富山市体育館で開催され、人文学部の授与式は第2部(13時から)でした。その後午後2時15分よりオークス・カナルパークホテルにて人文学部の学位記授与式が行われました。
各コースと大学院人文科学研究科の代表者に学位記が手渡され、その後黒田人文学部長から式辞、米原同窓会長から祝辞が述べられました。
昨年は全学部の式典は見送られ、人文学部学位記授与式も人文学部内で四か所に分かれて行われましたが、今年の卒業生は一堂に会することができ、厳粛な中にも祝祭感がありました。
同窓会主催の卒業祝賀会は昨年に引き続き中止しました。



学位記授与式風景


2021年6月9日(水)

お知らせ「富山大学2021年度特別公開オンラインセミナー」のご案内

標記講座が令和3年5月〜7月にかけて開催されます。
受講料はすべて無料で(事前予約制)、興味に応じて何コマでも受講していただけます。
申込方法及び講座の詳細については、下記URLをご覧ください。
http://www.life.u-toyama.ac.jp/online2021.html

2021年6月9日(水)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『ひとと出会う/自分と出会う』
小澤浩(元教授)著 桂書房刊 2020年12月
http://www.katsurabook.com/booklist/1274/


2021年3月26日(金)

お知らせ卒業生就職状況について

富山大学人文学部卒業生の就職状況についてのページを新設しました。
富山大学人文学部卒業生の就職先について

富山大学人文学部ホームページでは最新の状況が公開されていますが、同窓会ホームページでも2014(平成26)年 からの就職状況をご覧いただけるようになりました。
今年度行ったアンケートでもご要望があり、皆様の関心の高いところではないかと思われます。
同窓会ホームページでの公開にあたっては人文学部広報委員会と人文学部事務局のご承認ご協力を得て、今後も毎年更新していく予定です。ご協力に感謝申し上げます。
人文学部ホームページ就職状況

2021年3月26日(金)

お知らせ同窓会活動について

新型コロナウィルス感染の状況を鑑み12月の今年度第2回理事会も書面理事会としました。
富山大学卒業式は3月23日に挙行されましたが、同窓会主催の卒業祝賀会は昨年に引き続き中止としました。

このような状況ではありますが、 新年度事業と「人文」43号の発行にむけて準備を進めています。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

2021年3月26日(金)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『幼年期の現象学 ソルボンヌのメルロ=ポンティ』
澤田哲生(准教授)著 人文書院 2020年8月刊
http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b510481.html


『草莽の防人歌 万葉のわだつみの声をきく』
山口博(富山大学名誉教授)著 海鳥社 2020年8月刊
http://kaichosha-f.co.jp/books/literature-and-record/5356.html


『鷗外わが青春のドイツ』
金子幸代(富山大学名誉教授)著 鷗出版 2020年11月刊
http://www.kamome-shuppan.co.jp/pg778731.html


『人文知のカレイドスコープ 富山大学人文学部叢書IV』
富山大学人文学部編、桂書房刊、2021年3月
http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/kokai-collegium.html

2020年10月30日(金)

お知らせ同窓会活動について

新型コロナウィルス感染の状況を鑑み今年度の「定期総会」「人文の集い」を中止しました。
同窓会に関するアンケ―トでは中止について回答者の73%の方が「同意する」、24%の方が「やむを得ない」とご回答くださいました。
2019年度決算及び事業報告並びに2020年度予算及び事業計画について本年6月に実施した書面理事会にておはかりしたところ原案通りご承認いただきました。
今年度の会報『人文42号』に富山大学修学支援基金への寄付依頼の文書を同封して、寄附を呼びかけたところ、多くの方からご寄付をいただきました。ありがとうございました。

2020年10月30日(金)

お知らせ2020年同窓会活動に関するアンケート調査結果報告

実施期間 2020年6月1日〜2020年8月31日
調査対象 富山大学人文学部同窓会会員 9,286名中6,759名
調査方法 会報「人文42号」に質問票を同封し、ハガキにて回答を得る。
回答者数 230名

ご回答いただきました会員のみなさま、ご協力ありがとうございました。
調査結果はこちらをご覧ください。


アンケートでは卒業生の就職状況知りたいというご意見もありましたので、人文学部ホームページをご紹介します。
卒業生の就職先について(富山大学人文学部ホームページ)

今後は同窓会報「人文」への掲載も検討します。

2020年10月30日(金)

お知らせ「人文知」コレギウム特別シンポジウム「感染症と人文学」のご案内

第19回富山大学人文学部「人文知」コレギウム特別シンポジウム「感染症と人文学」が開催されます。


日時 2020年11月7日(土)午後13時00分〜午後17時00分

オンラインでの開催(ZOOM)となり、事前申し込みが必要です。
詳細はこちらをご覧ください。

2020年10月30日(金)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『仙童たち 天狗さらいとその予後について』
栗林佐知(1988年文化人類学卒)著、未知谷、2020年1月刊
http://www.michitani.com/books/ISBN978-4-89642-598-7.html


『小泉八雲の宗教観 仏教への道』
曽我弘逸(1968年哲学卒)著刊、2020年8月刊

2020年6月24日(水)

お知らせ「定期総会」、「人文の集い」中止および同窓会活動について

新型コロナウィルス感染の状況を鑑み、三密を避けるため今年度の「定期総会」「人文の集い」を中止します。苦渋の決断ではありましたが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

今年度の同窓会活動は下記の通りとします。

  • 「定期総会」について
    7月4日(土)に予定していた令和2年度定期総会・記念講演会・懇親会を中止します。
    令和2年度事業、予算等総会の決議に関しては理事会に諮り進めてまいります。

  • 「人文の集い」について
    10月24日(土)に予定していた第9回人文の集い・懇親会を中止します。
    予定していた講師は得がたい講師であることから次年度以降にご講演を検討します。

  • 「同窓会活動に関するアンケート」の実施について
    定期総会の中止に代え、同窓会活動へのアンケートを会報に同封しました。
    同窓会活動に関するご意見、ご要望をお聞かせください。同封のはがきにご記入のうえ8月末までにご返送くださいますようお願いいたします。
    結果はホームページ及び『人文』第43号に掲載し、今後の同窓会活動に役立てていきます。

2020年6月24日(水)

お知らせ会報『人文』第42号を発行しました。

3月末締切りの原稿で準備を進めてきた『人文』第42号を例年通り発行しました。会報『人文』ページにはバックナンバーも掲載しています。

2020年6月24日(金)

お知らせ富山大学修学支援基金へのご寄附をお願いします。

富山大学でも新型コロナウィルスの感染拡大に伴い生活困窮学生が増えています。富山大学基金には就学支援基金寄附があり、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
なお、7月16日に開催を予定していた富山大学同窓会連合会総会は中止となりました。


令和2年6月19日

各学部同窓会会員 様



困窮学生支援のための修学支援基金寄附へのお願い



富山大学卒業生・修了生の皆様には、日頃から、本学の教育・研究・社会貢献及び大学運営にご協力いただき誠にありがとうございます。
5月25日に47都道府県全ての「緊急事態宣言」が解除され、富山大学でも感染防止対策の実施、3つの密を徹底的に避け、6月から遠隔授業と並行して、実験・実習等の一部科目では対面型授業を再開させ、学生も徐々に学生生活を取り戻しつつあります。
しかし、社会全体の経済停滞による保護者からの仕送り減、アルバイトの休止等により生活困窮に陥った学生がいることから、本学では、これまでに集めた富山大学基金から約7千5百万円を拠出して、困窮学生(約1500名)への生活支援として1人当たり5万円の支援を実施いたしましたが、生活困窮が改善しない学生達が署名活動を行い、全学生への富山大学独自の学生支援の要望の提出があり、まだまだ支援が行きわたらない状況であります。
また、国の「学生支援緊急給付金」(10万円、非課税世帯20万円)も活用しますが、全学生の1割程度(約900名)にしか支給されないことが判明いたしました。
4月末より富山大学基金(一般・修学支援)への寄附をお願いし、現在まで約2千4百万円のご厚情を賜りましたが、まだまだ多くの困窮学生の修学支援には足りない現状があります。
つきましては、度重なる寄附のお願いで申し訳ありませんが、困窮学生への修学支援寄附金の追加目標額を5千万円として、引き続き、教職員及び一般の方に寄附をお願いするとともに、皆様方の後輩である本学学生への修学支援を改めてお願い申し上げる次第です。


富山大学同窓会連合会会長 寺林  敏
人文学部同窓会会長 米原  寛
教育学窓会会長 中村 義朗
越嶺会会長 橋本 洋二
理学部同窓会会長 高井 正三
仰岳会会長 坂井 孝幸
医学部同窓会会長 田淵 英一
富山薬窓会会長 稲田 裕彦
創己会会長 嶋 光太郎
富山大学長 齋藤  滋

お問合せ先 〒 930-8555 富山市五福 3190
富山大学基金事務室
TEL:076-445-6178
FAX:076-445-6014
Mail:kikin@adm.u-toyama.ac.jp


詳しくはこちらをご覧ください。

富山大学基金
富山大学同窓会連合会

2020年6月24日(水)

お知らせ事務局員の交代について

多年にわたり同窓会事務局員としてご尽力いただいた畠山節子さんは2020年3月末をもって退任されました。後任には村本浩子さんが着任されましたのでご報告します。

2020年6月24日(水)

出版情報新刊案内〜人文学部ゆかりの方々の新刊を紹介します。

『人工知能の社会学 AIの時代における人間らしさを考える』
佐藤裕(教授)著、ハーベスト社刊 2019年9月

http://www.harvest-sha.co.jp/books/jinkouindex.html


『<周縁>からの平和学 アジアを見る新たな視座』
藤幸男ほか編、竹村卓(名誉教授)ほか執筆、昭和堂刊、2019年10月

https://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4812219041&bookType=jp


『電源防衛戦争 電力をめぐる戦後史』
田中聡(33回文化構造論卒)著、亜紀書房刊、2019年10月

https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=925&y=2019


『ものがたり<近代日本と憲法> 憲法問題を「歴史」からひもとく』
小澤浩(元教授)[ほか]語り部、桂書房刊、2019年10月

http://www.katsurabook.com/booklist/1210/


『アウグスティヌスの母モニカ 平凡に生きた聖人』
G.クラーク著、松崎一平(名誉教授)ほか訳、教文館、2019年10月

https://www.kyobunkwan.co.jp/xbook/archives/101951


『こんなにも面白い万葉集』
山口博(名誉教授)著、PHP研究所刊、2019年11月

https://www.php.co.jp/books/detail.php?code=84550


『計量国語学事典』
計量国語学会編、中井精一(教授)ほか執筆、朝倉書店発売、2020年1月

https://www.asakura.co.jp/G_12.php?isbn=ISBN978-4-254-51035-5


『どこへいったの? いちごちゃん』
のしさやか(49回文化人類学卒)文・絵、ひさかたチャイルド刊、2020年2月

https://www.hisakata.co.jp/book/detail.asp?b=049206


『創造と継承が交わる地平 人々が紡ぐ小矢部(地域社会の文化人類学的調査 29)』
藤本武(教授)、野澤豊一(准教授)編、富山大学人文学部文化人類学研究室刊、2020年2月
↓こちらでWeb公開されています。

https://toyama.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=17577&item_no=1&page_id=32&block_id=36


『人文知のカレイドスコープ 富山大学人文学部叢書V』
富山大学人文学部編、桂書房刊、2020年3月

http://www.hmt.u-toyama.ac.jp/kokai-collegium.html


2020年6月24日(水)

理事会報告令和元年度第3回理事会報告

日時 令和元年12月11日(水)午後1時30分〜
会場 富山大学人文学部

これまでの事業を振り返り、決算見込を確認しました。
来年度の事業について協議し、来年度の総会、人文の集いの日程及び講演講師について検討しました。
卒業予定者への「卒業後の連絡先」アンケートは、会報の送付や同窓会諸連絡のため今後も引き続き行うことしました。
理事会終了後、会報『人文』第42号の編集会議も開かれました。

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