2025年11月26日(水)
| 講演 | 「ツンドラのエコロジー トナカイ遊牧民コリャークの世界観・動物資源観」 |
|---|---|
| 講師 | 呉人 惠氏 北海道立北方民族博物館・館長 富山大学名誉教授 | 日程 | 2025年10月18日(土) 講演会 10時00分〜 第1講義室 交流会 11時50分〜 第2講義室 |
| 会場 | 富山大学人文学部 1階 |
| 要旨 | ロシアのカムチャツカ半島北部に住むコリャークは、トナカイ遊牧を主たる生業としながら、漁労、狩猟、植物採集など、自然資源を満遍なく利用することで過酷なシベリアの気候に適応し、生き延びてきました。その中で育まれた彼らの世界観・動物資源観をご紹介することで、「豊かさ」の原点を探りたいと思います。 |
第12回「人文の集い」は講師に呉人 惠氏 北海道立北方民族博物館・館長 富山大学名誉教授をお迎えして開催されました。
初めに廣P会長が挨拶と講師紹介をいたしました。

講演ではまず「何万年もかけて極地に到達したコリャークが、どのように厳しい自然環境に適応してきたかを、主たる動物資源であるトナカイを<捨てない側面>と<捨てる側面>から考える」と趣旨を述べられました。
コリャーク語は、北東アジア諸語の中では古アジア諸語の「チュクチ・カムチャッカ語族」に属し、騎馬民族がもたらしたアルタイ諸語により周辺に追いやられた言語のひとつです。北米先住民族と言語・神話・儀礼などが類似し、新旧両大陸の橋渡し的な言語であることも紹介されました。
話者は2020年の調査で約2,000人。最も若い話者で70代。寄宿舎に暮らしてロシア語で教育を受ける子どもたちは全く話せないという状況だそうです。
極北の地ですが、オホーツク海を挟んで日本とも関係があり、大正時代にはオホーツク海最奥部シェレホフ湾ギジカ漁区を経営していた富山の業者もいたそうです。北海道に遺跡が残るオホーツク文化と古コリャーク文化の類似性も指摘され、まさに遠くて近いコリャークです。

コリャークの人々の主な生業はトナカイ遊牧ですが、年間を通じて食料を確保するため漁猟・狩猟・植物採集も行っています。コケを乾燥させておむつにしたり、自然資源をまんべんなく活用する暮らしです。
トナカイは、例えば蹄の7つの部位にそれぞれ名称と用途があり、毛皮も季節によって使い分け、住居カバーは燻された後に衣類に再利用するなど生活全般で幅広く利用されています。
余すところなく利用されているトナカイですが、一方で捨てる部位もあります。それは儀礼やタブーに関わっていて、トナカイを死後の世界に送るためのジルクゥアトゥヌという儀礼の場所に置かれる胃の内容物や内臓の一部などです。トナカイの摂食タブーは完全なタブーと部分的なタブーがあり、二重構造のタブーは以下のような理由で設定されたのではないかとのことでした。
1、「殺し」にともなう罪悪感の巧妙な回避
2、それ以外の部位の摂食の正当化
3、動物資源の最大限の利用の保証
以上のことはモンゴルにおけるヒツジの摂食タブーとも共通するそうです。
言語から衣食住全般へも洞察を広げ、更に深く考察されるお話に、参加者一同強い感銘を受けました。
会場には多くの聴衆が訪れ、家族とともにいらっしゃった教え子の方や学生さんもおられました。
講演後の質問も、同窓生や人文学部の先生方から相次ぎました。
講演終了後、講師と前学部長の大西宏治先生を囲み、隣室で昼食交流会が開かれました。
ご講演に関する様々な感想や質問があり、参加者の近況も語られました。
人文学部の和田とも美先生や城隆一先生も参加され、富山県方言の話題で盛り上がりました。
最後に米原寛前会長が挨拶し、終了いたしました。

2025年11月26日(水)
2025年10月25日(土)10時から、富山大学ホームカミングデー(富山大学主催、教育学部同窓会・教育学窓会共催)が開催されました。

シンポジウム『未来を拓く学びのかたち―変化する社会と教育のデザイン』が開催され、3つの講演がありました。

講演@「共同教員養成課程の取り組み」
教育学系 教授:徳橋 曜
講演A「生成AIとこれからの学校−教員の役割はどう変わるか?」
教育学系 教授:長谷川 春生
講演B「国際化する地域社会と学校−多文化共生に向けた教育の展望」
教育学系 准教授:宮城 信
シンポジウムのコーディネーターは教育学系教授磯ア尚子氏で、講演終了後パネルディスカッションと質疑応答で終了しました。
その後交流会があり、廣P人文学部同窓会長もスピーチしました。交流会場では学部年代を超えた交流が和やかに続きました。
当日は五福キャンパスの大学祭が開催中で、参加者は学生たちの様々なイベントを垣間見ながら、懐かしい学生時代に思いを馳せていた方もいました。
2025年11月26日(水)
2025年10月1日(土)13時から、国立大学法人富山大学統合20周年記念式典・記念シンポジウム・懇親会(富山大学主催、富山大学同窓会連合会共催)が開催されました。

パネルディスカッションPart2には、人文学部同窓生の塚本昌紀氏(一般社団法人地域・観光マネジメント代表理事)が登壇されました。
詳細はこちらをご覧ください。
https://www.u-toyama.ac.jp/news-topics/122615/
2025年11月26日(水)
富山大学人文学部卒業生の就職状況について2024(令和6)年度(2025年3月卒業生)のページを追加しました。
http://www3.u-toyama.ac.jp/alumni1/employment/index.html
富山大学人文学部 学部案内2026 〜卒業後の就職先〜
https://www.u-toyama.ac.jp/e-book/hum2026/index.html#page=29
2025年11月26日(水)
| 日時 | 2025(令和7)年10月8日(水)午後1時30分〜 |
|---|---|
| 会場 | 富山大学人文学部 2階小会議室 |
10月18日(土)に予定している第12回人文の集いについて協議しました。
当日の進行・準備等を確認し、たくさんの方に参加していただけるよう、人文学部の学生、教職員だけでなく多方面に声をかけたことが報告され、引き続きお声がけすることを申し合わせました。
また10月25日のホームカミングデーの出欠を確認しました。
さらに、次年度事業について以下の点の論点整理・確認を行いました。
・会報『人文』の発行日の変更
・会報『人文』同封の年会費振替用紙の文言修正
・事務職員手当の改訂
2025年11月26日(水)
『人文知のカレイドスコープ [2025]』(富山大学人文学部叢書 8)
富山大学人文学部編、桂書房、2025年3月刊
http://www.katsurabook.com/booklist/1676/
『言語能力は人工知能で解明できるか』
ノーバート・ホーンスティン著、折田奈甫ほか編、次田瞬(講師)ほか指定討論、岩波書店、 2025年5月刊
https://www.iwanami.co.jp/book/b10134161.html
『食文化からアフリカを知るための65章』(エリア・スタディーズ 213)
藤本武(教授)、八塚春名ほか編著、明石書店、2025年5月刊
https://www.akashi.co.jp/book/b663895.html
『問いの技法 明晰な思考と円滑なコミュニケーションのために』
佐藤裕(教授)著、青弓社、2025年5月刊
https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787235619/
『富山の近世・近代 富山藩を中心に』
栗三直隆(史学昭和35年卒)著、桂書房、2025年7月刊
2025年7月25日(金)
第12回人文の集いを下記の通り開催します。奮ってご参加ください。
| 講演 | 「ツンドラのエコロジー トナカイ遊牧民コリャークの世界観・動物資源観」 |
|---|---|
| 講師 | 呉人 惠氏 北海道立北方民族博物館・館長 富山大学名誉教授 |
| 日程 | 2025年10月18日(土) 講演会 10時00分〜 第1講義室 昼食会 11時50分〜 第2講義室 |
| 会場 | 富山大学人文学部 1階 |
| 要旨 | ロシアのカムチャツカ半島北部に住むコリャークは、トナカイ遊牧を主たる生業としながら、漁労、狩猟、植物採集など、自然資源を満遍なく利用することで過酷なシベリアの気候に適応し、生き延びてきました。その中で育まれた彼らの世界観・動物資源観をご紹介することで、「豊かさ」の原点を探りたいと思います。 |
| 申込先 | 富山大学人文学部同窓会事務局(月・水・金曜日9時半〜14時) TEL:076-445-6143 FAX:076-445-6142 Mail:alumni1@hmt.u-toyama.ac.jp |
講演会は参加費無料、どなたでも参加できます。
終了後、11時50分より隣接する第2講義室で昼食会(1時間程度)を予定しています。
昼食会は人文学部同窓生の他、富山大学同窓生、富山大学教職員、富山大学在学生の参加も可能です。参加費は2,000円です。在学生の参加費は500円です。
参加ご希望の方は、講演会、交流会それぞれにお申し込みください。
詳細はこちらをご覧ください。
2025年7月25日(金)
7月12日(土)、富山大学人文学部にて2025年度人文学部同窓会総会が開催されました。
まず、4月から就任された伊藤智樹人文学部長(同窓会名誉会長)の挨拶がありました。
現在、1学年180名余りの学部生が9つのコースで学んでおり、少子化の波で人文学部がコンパクトになることがあっても、魅力的な学部であり続けたいと述べられました。
引き続いて米原寛同窓会長が、同窓会は大きな家族のようなもの、一緒に学びながら知識・知恵を共有し、お互いに高めあっていきたいと挨拶しました。

その後議事に入り2024年度事業報告、業務報告、決算報告、監査報告が承認されました。
2023年度から対面で再開した総会、「人文の集い」、卒業祝賀会も2年目に入りました。コロナ以降学生さんの気風が変わり、同窓会活動もそれに対応していくことが求められています。
次いで2025年度事業計画案及び予算案について協議し、原案通り承認されました。
「第12回人文の集い」は呉人惠氏(北海道立北方民族博物館・館長 富山大学名誉教授)を講師に、10月18日(土)に開催されます。詳細はこちらをご覧ください。
2026年3月に予定されている富山大学学位記授与式は高岡市にて開催されます。人文学部の学位記授与式と、同窓会主催の卒業祝賀会は富山市で行われますが、開催時刻が例年より遅くなる見込みです。
引き続き役員人事案の協議に入りました。当会の役員任期は2年ですので、2025〜2026年度の役員案について協議しました。会長の米原寛氏は勇退され常任理事に、副会長の廣瀬裕一氏が新たな会長に、併せて副会長に監事の中ア圭子氏、監事には理事の高野靖彦氏とする人事案が提案され、原案通り承認されました。役員名簿はこちらをご覧ください。

総会終了後、講演会が開催されました。
| 講演 | 「こんにちは。現役の人文学部生です」(午後2時40分〜) |
|---|---|
| 講師 | 人文学部4年 高橋 冴さん(社会文化コース人文地理学分野) |

高橋さんは、新潟県村上市に生まれ、公立の中高一貫校に進学されました。高校2年生になる春休み前にコロナの一斉休校が始まったそうです。卒業後富山大学に入学され、現在は社会文化コース人文地理学分野の4年生です。
まず、高橋さんから会場の参加者に、どんな学生生活だったかという問いがありました。
厳しい卒論指導に応えたことや、クラブ活動にのめり込んだ思い出などが語られました。
高橋さんは「なぜ大学に入学したか」に答えることができず、答えを探そうとしたそうです。
まず、自分から動こうと、富山市が整備した会員制コワーキング&イベントスペース「スケッチラボ」や学生が運営するゲストハウス「泊まれる図書館・寄処」などに飛び込んで、社会人や様々な年代の人と交流しました。
現在は、富山でシニアと学生の交流イベントを企画する「あなろまっち」の代表を務めています。シニアとの交流の中から「検索では見つからない地元」を知り、学生が地域への愛着を深めていくことを実感しているとのことでした。
その他、村上市の「ほうかごカフェ」を手伝い、高岡市を盛り上げる「タカポケ」にも関わるなど多方面で活動されています。さらに中間支援NPOの理事にもなりながら、現在の関心は「南砺市型小規模多機能自治」だそうです。
最後に「自分は地域の未来をデザインする人間になりたいと分かった。自分だけのオリジナルな大学生活、楽しいキャンパスライフを作り上げた。一生懸命自分の欲望に忠実に貪欲に動いた。」と締めくくられました。
高橋さんの指導教官、大西宏治教授も出席されて「いい卒論を期待している」と、冗談交じりに励ましておられました。

講演会の後、茶菓による交流会が行われました。
伊藤学部長や大西先生、高橋さんを囲み、参加者が近況を語ったり、高橋さんへ質問をされる方もありました。高橋さんの子ども時代への質問もあり「中学1年生で、地元以外から来た様々な同級生に出会えたのは大きかった。」という答えがありました。
会場には県外からの参加者もいらっしゃって、和やかに懇親を深めました。
2025年7月25日(金)
2005年10月1日に当時の県内3国立大学法人が再編・統合を行い、新たな国立大学法人富山大学が発足してから本年をもって20年の節目を迎えることとなります。そこで下記のとおり統合20年記念事業が開催されることとなりました。
詳細はこちらをご覧ください。ご参加をお待ちしています。
| 日時 | 2025年10月1日(水)13時〜 |
|---|---|
| 会場 | 記念式典・記念シンポジウム等:富山大学黒田講堂ホール 懇親会:JOPS食堂(五福キャンパス 大学食堂) |
| 内容 |
13:00〜13:20 記念式典 13:25〜13:55 記念シンポジウム Part1:「富山大学の今」 Part2:「富山大学 NEXT20年に向けて」 16:30〜18:00 懇親会 |
| 問合せ | 富山大学総務部総務課 TEL 076-445-6005 soumuka@adm.u-toyama.ac.jp |
| 申込先 | https://forms.office.com/r/2rWbJymiPN 締切8月25日(月) |
※7月25日現在
2025年7月25日(金)
今年度のホームカミングデーは五福キャンパスにて開催されます。
詳細はこちらをご覧ください。ご参加をお待ちしています。
| 日時 | 2025年10月25日(土)10時〜12時 |
|---|---|
| 会場 | シンポジウム等:教育学部B1(教育学部第1棟)141講義室 交流会:Open Cafe AZAMI(富山大学五福キャンパス内) |
| 内容 |
10:00 開会 10:25 シンポジウム ・講演@「共同教員養成課程の取り組み」 ・講演A「生成AIとこれからの学校−教員の役割はどう変わるか?」 ・講演B「国際化する地域社会と学校−多文化共生に向けた教育の展望」 パネルディスカッション、質疑・応答 12:10〜13:30 交流会 Open Cafe AZAMI(立食形式:参加無料) |
| 問合せ | 富山大学総務部総務課 TEL076-445-6011 soumuka@adm.u-toyama.ac.jp |
| 申込先 | https://forms.office.com/r/DHAjAM16mB 締切10月22日(水) |
オンラインでのハイブリッドで開催いたしますので、ご参加の際は、申込フォームから事前登録をお願いします。
2025年7月25日(金)
『はじめての社会調査』
三谷さよほか著、伊藤智樹(教授)ほか執筆、世界思想社、2023年3月刊
https://sekaishisosha.jp/book/b620111.html
『意味がわかるAI入門―自然言語処理をめぐる哲学の挑戦』
次田瞬(講師)著、筑摩書房、2023年11月刊
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480017895/
『支える側・支えられる側の社会学―難病患者、精神障害者、犯罪・非行経験者、小児科医、介助者の語りから』
伊藤智樹(教授)編著、晃洋書房、2024年4月刊
https://www.koyoshobo.co.jp/book/b643522.html
『大学で心理学を学びたいと思った時に読む本』
富田健太ほか編、重松潤(講師)ほか著、誠信書房、2024年5月刊
https://www.seishinshobo.co.jp/book/b10080750.html
『ホロコーストと<愛>の物語』
広瀬佳司ほか編著、秋田万里子(講師)ほか執筆、彩流社、2024年7月刊
https://www.sairyusha.co.jp/book/b10084664.html
『保育カウンセリングのエッセンス 保育臨床における見立てと支援』
喜田裕子編著、福村出版、2024年11月刊
https://www.fukumura.co.jp/book/b654922.html
『馬券黙許時代 1 愛馬心の涵養、馬匹改良の捷径は競馬にあり(競馬の社会史2)』
立川健治(名誉教授)著、世織書房、2024年12月刊
https://seorishobo.com/刊行書籍-2/刊行書籍/2024-2/馬券黙許時代@/
『立山観光ヒストリア』
高野靖彦(院歴史文化平成28年卒)、北日本新聞社、2025年7月刊
https://www.toyamart.com/index.php?dispatch=products.view&product_id=6796
『富山の近世・近代』
栗三直隆(史学昭和25年卒)著、桂書房、2025年7月刊
2025年7月25日(金)
| 日時 | 2025年6月25日(水)午後1時30分〜 |
|---|---|
| 会場 | 富山大学人文学部 |
2025年度総会に向けて以下の事案について協議しました。
2024年度事業報告、業務報告、決算報告
2025年度事業計画案、予算案、役員人事案
その他、富山大学統合20周年記念式典への対応、総会当日の運営等についても話し合いました。
2025年5月19日(月)
2025年度人文学部同窓会総会を下記のとおり開催します。同窓生の皆様のご参加をお待ちしています。
なお、記念講演は在学生、一般の方も参加できます。
| 日時 | 2025年7月12日(土)午後1時30分〜 |
|---|---|
| 会場 | 富山大学人文学部1階 第1講義室 |
| 講演 | 「こんにちは。現役の人文学部生です」(午後2時40分〜) |
| 講演要旨 | 2022年に入学した私は今年で4年生となります。気がついてみればあっという間の3年間でした。いつしか、学生団体を立ち上げ、大学祭や同窓会で講演を依頼されるように。 |
| 講師 | 人文学部4年 高橋 冴さん(社会文化コース人文地理学分野) |
| 申込先 | 富山大学人文学部同窓会事務局(月・水・金曜日9時30分〜14時) TEL:076-445-6143 FAX:076-445-6142 Mail:alumni1@hmt.u-toyama.ac.jp |
午後4時から交流会を予定しています(参加費無料)
・詳しくは会報『人文』第47号、P1,8をご覧ください。
2025年5月19日(月)
同窓会報『人文』第47号を発行しました。会報『人文』ページよりご覧ください。
2025年5月19日(月)
| 講演 | 「中東・イスラーム世界の果て:遠隔地と中心から見る人々の姿」 |
|---|---|
| 日時 | 2025年5月24日(土)13:30〜15:30 |
| 会場 | 富山国際会議場 2階203号室(〒930-0084 富山市大手町1番2号) |
| 概要 | 富山大学人文学部との共催により、4人の専門家が登壇する東京大学中東地域研究センター(UTCMES)公開講演会が、富山国際会議場で開催される。参加費無料、会場準備のため事前の参加登録が推奨される。同講演会の富山での開催は、2017年以来8年ぶり。 講演では、中東から日本、ラテンアメリカ、中国など世界各地に広がる人びとの移動やネットワークに着目した4つの発表が予定されている。 富山出身者でもある木村風雅(東京大学)は、富山ほか日本に暮らすイスラーム教徒について概説する。 宇田川彩(東京理科大学)は、中東からラテンアメリカに移住したユダヤ人が実践する日常に関して講演を行う。 続いて、鈴木啓之(東京大学)がパレスチナの人々が故郷を離れて離散する過程で残した記録に関して講演を行い、最後に高橋英海(東京大学)がユーラシア大陸を通じて中国まで届いたシリア・キリスト教の思想的展開に関して講演を行う。 |
・詳しくは富山大学人文学部ホームページをご覧ください。
2025年5月19日(月)
| 講演 | 第43回「人文知」コレギウム |
|---|---|
| 日時 | 2025年6月25日(水)15:00〜17:00 |
| 会場 | 富山大学人文学部1階 大会議室 |
| 内容 | 「ロンドン在住のソマリランド人女性による「政治参加」:日本との共通点?」 |
・詳しくは富山大学人文学部ホームページをご覧ください。
2025年5月19日(月)
| 日時 | 2024年3月25日(火) |
|---|---|
| 会場 | 富山市総合体育館 |
2025年3月25日(火)午前10時より、富山大学学位記授与式が富山市総合体育館で挙行されました。
午後1時よりホテルグランテラス富山にて人文学部及び大学院人文社会芸術総合研究科の学位記授与式が執り行われました。
大西宏治学部長の開式の辞で始まり、学部各コースの代表と大学院修了生代表に学位記が渡されました。

学位記授与式風景
大西学部長の式辞と米原寛同窓会長の祝辞があり、会場は厳かな中にも祝意に溢れた雰囲気でした。

その後、卒業アルバムのための写真撮影が行われました。

引き続き、卒業祝賀会が開催され、今回はビンゴゲームを用意して参加者たちは大いに楽しんでいました。
会場は華やかに盛り上がり、卒業生たちは恩師や友人と記念撮影などして別れを惜しむ姿が見られました。

卒業祝賀会風景
2025年5月19日(月)
| 日時 | 2024(令和6)年12月1日(水)午後1時30分〜 |
|---|---|
| 会場 | 富山大学人文学部 |
2024年度事業のうち卒業祝賀会について会費、会費徴収方法、祝賀会の内容などを協議しました。
2025年度富山大学入学式の祝辞を廣P裕一副会長が述べることを決定しました。また、人文の集いは2025年10月18日(土)に開催し、講師は呉人惠名誉教授にお願いすることにしました。
総会記念講演講師についてはさらに検討を進めることとしました。
富山大学及び同窓会連合会関係の報告があり、会報『人文』47号(2025年5月発行予定)の編集スケジュールも確認しました。
2025年5月19日(月)
『友』
ペク・ナムリョン著、和田とも美(准教授)訳、小学館、2023年4月刊
https://www.shogakukan.co.jp/books/09356740
『銘菓薄氷とともに歩んだ笹川家』
米原寛(史学昭和41年卒)執筆・監修、笹川武刊、2024年3月刊
『人文知のカレイドスコープ 2024(富山大学人文学部叢書7)』
富山大学人文学部編、桂書房、2024年3月刊
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784866271491
『気配』
村田はるせ(仏文平成14年卒)著、エディション・エフ、2024年5月刊
第17回北陸現代詩人賞奨励賞受賞