文部科学省 知(知)の拠点

COCからCOC+へ

「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」を実施

我が国は,急激な少子高齢化の進行,地域コミュニティの衰退,グローバル化によるボーダレス化など,さまざまな変化に直面しています。そのため、持続的に発展し活力ある社会を目指した変革を成し遂げなければなりません。

文部科学省では,地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ることを目的として、平成25年度から「地(知)の拠点整備事業(COC)」を実施しています。大学等が自治体と連携し,全学的に地域を志向した教育・研究・社会貢献を進めることにより、課題解決に資する様々な人材や情報・技術を集めることを支援するものです。

さらに,平成27年度からは,新たな大学への支援が始まりました。大学が地方公共団体や企業等と協働して,学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに,その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を断行するためのものです。それが地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的とした「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」です。

信頼の循環

本事業では,地域課題・目標を共有・連携し,継続的に地域全体の密接な信頼関係を構築していくサイクル(循環)を,事業恊働地域全体が強く意識するために「信頼の循環」と呼んでいます。雇用創出・若者地元定着率向上により地方創生を図っていくことが地域共通の課題であるという認識を共有し,事業恊働地域が一丸となった信頼関係を基礎に,恊働して取り組みます。