文部科学省 知(知)の拠点

事業内容

「地域課題解決プラットフォーム」の構築

COC+事業の目標を達成するために,富山県内のすべての高等教育機関,すべての地方公共団体(富山県及び県内全15市町村),企業,地域住民等の構成員が協働・連携する,信頼の循環に基づいた「地域課題解決プラットフォーム」を構築します。

地域課題解決プラットフォームは,地域創生連絡協議会,教育プログラム開発委員会,フューチャーミーティング,事業協働推進委員会からなります。事業協働推進委員会やフューチャーミーティングでの課題解決に向けた活動やそこから生み出される成果が,地域創生連絡協議会や教育プログラム開発委員会,さらには事業自体の運営に反映され,事業の一体的な取り組みが可能となり,事業計画の実現性がさらに高まります。

地域創生連絡協議会
高等教育機関と地方公共団体,企業等の代表で構成され,協議の場,意思決定の場として事業計画の策定,事業報告,点検・評価等を行います。
教育プログラム開発委員会
高等教育機関と地方公共団体,企業等から選出された委員で構成され,地域が必要とする人材を育成するための教育プログラムの検討を行います。
さらに,「大学コンソーシアム富山」と連携し,これらのカリキュラム・科目等について,富山県内の学生の地元定着への一環となるよう県内高等教育機関の共通教育プログラム「共通教育地域志向プログラム」としての設置を検討します。
フューチャーミーティング
地域住民,学生,企業関係者,地方公共団体関係者,大学関係者が参加して,自由な立場で意見交換ができる「課題解決に向けた出会いと実践の場」として,課題解決の糸口を探ります。
事業協働推進委員会
高等教育機関と地方公共団体,企業の担当者等が,事業の推進に関する事項について,事業協働機関間で全体又は個別に,随時,協議します。

具体的な方策

具体的な方策としては,カリキュラム改革による地域ニーズを反映する柔軟な教育プログラムの提供,大学コンソーシアム富山の単位互換制度を活用した各教育機関の特徴ある教育の共有,人間力を涵養する地元定着を促進する正課外教育の実施,入学者地域特別枠導入等の多様な入口戦略の検討・実施,さらに,企業や地方公共団体への多様な研究シーズの提供・活用の積極的な推進などを行います。

連携図