研究ノート(2024年)
2024/12/29:仕事納め
まだまだいろいろ勉強したり解析したりしないといけませんが、これにて仕事納め。今年はとりあえず日本語論文1本アクセプトまで漕ぎつけましたが、堀田ほか(2025)になりそう。最初の投稿からかれこれ1年以上かかっている英語論文も年度内にけりをつけたいところですが、さてあとどれぐらいかかるやら…。来年は勉強中のInSARでいろいろ遊んでみたいと思っているところです。それでは皆様よいお年を。
2024/12/4:出張模擬授業
久々に高校生相手に出張模擬授業をしてきました。今回は測地学の話をメインに。どうしてこの道に進んだのかという予期しない質問に適当に答えてしまったのは反省点。でも改めて考えると何でだろうね。学部学生の頃周り(S2というクラスの名簿で後半の人たち)に地球科学方面に進む人が多かったという環境要因が一番大きい気がするけど、結局気づいたらやってましたって感じだったし。まぁなんでもいいや。人間万事塞翁が馬ですから。
2024/11/25:馬場島
本日の馬場島の地震観測点メンテをもって今年の立山フィールドワークは終了。これからちゃんとデータを整理します。
2024/10/31:立山カルデラ
立山カルデラの地震観測点の越冬準備をしてきました。これが済むといよいよ今年の野外観測シーズンも終わりが近づいてきたと実感します。今日は天気がよく、鳶崩れ跡や真川の露頭もクッキリ。
▲鳶崩れ跡
▲真川の露頭
2024/10/9:噴火実験
時々授業で寒天を使った噴火実験の動画を見せています。寒天を岩石に、エタノールをマグマに見立ててマグマが上昇する様子を再現する実験。これは僕らが修士学生の頃に学祭で伝統的に(?)やってたものなのですが、今日の自然災害学の授業で学生からやり方を聞かれたので簡単に掲載しておきます。僕自身がちゃんとした形で記録していなかったし。なお、当時作成した資料はこちら。
必要なもの
- 水:砂糖:マルハニチロの粉末寒天=350mL:200g:2g
- エタノール
- 赤インク(または食紅)
- 透明プラスチックコップ
- 注射器
岩石の作り方
- 水350mLとマルハニチロの粉末寒天2gを鍋に混ぜて2分ほど煮溶かす。
- 火をとめ、砂糖を200g入れてよくかき混ぜる。
- ある程度冷ましてから透明プラスチックコップに8分目ほどまで入れる。
- 固まったら完成。
マグマの作り方
- エタノール適量に赤インク(または食紅)適量を混ぜるだけ。
実験
- 注射器で容器の底からマグマ(エタノール)を注入して、岩石(寒天)の中を浮力で上昇していく様子を観察する。
2024/9/12:地獄谷水準測量
なんだか色々起こりすぎて例年になく大変でしたが、なんとか今年も恒例の地獄谷水準測量が完了しました。今年は9/3と9/10の2回に分けて実施。ご参加いただいた皆様ありがとうございました&お疲れ様でした。
ちなみに2023~2024年の1年間の上下変動をざっと出してみた結果、地獄谷の中央部は隆起(最大0.8cm)、西部は沈降(最大0.7cm)でした。具体的な話はそのうちしかるべきところで。
2024/7/1:板書
僕が適当人間なせいでここも放置気味ですね。それにしても、毎年この時期は微分積分の授業をするのが楽しくてしょうがない。コロナ禍以降スライドと併用したりしてたのを今年から板書だけに戻したけど、板書だけで通したほうが熱が入ります。趣味のお絵描きだってできるし。
本日付で「火山」編集委員に加わりました。至らぬ点もあろうかと思いますが全力で取り組みます。
2024/5/13:立山連峰
この間の基礎地球セミナーで呉羽山から見える立山連峰の画像を作ったのでこっちにも載せておきます(クリックで拡大)。頑張って覚えましょう。
2024/5/2:移転
こういうことを外部の無料レンタルサーバでやるのもなんなので、とりあえず学内の外部公開用Webサーバのほうに移転しておきます。
移転のついでにいままで深く考えてこなかったコピーライト表示についてちゃんと調べてみたところ、「© 発行年 権利者名」だけでいいらしい。「©」と「Copyright」は意味が同じなのでどちらか一方だけでいいし、更新年や後ろに付けがちな「All Rights Reserved」も不要とのこと。へー。
2024/4/23:研究ノート
ひょんなことから査読付き論文リストだけベタ打ちしてたサイトをちゃんとした形にしておこうと思い立ったはいいものの、昔勉強したCSSなどあまりよく覚えてない。かといって、貧乏人なので業者に頼むお金もない。人様が作ったテンプレートを使うのもなんか味気ない。というわけで、とりあえず昔趣味でやってた個人サイトのデザインをマイナーチェンジして流用することに。当時のサイトと酷似したデザインになってますが、ピンときても黙っておくように。
で、手書きの研究ノートは曲がりなりにもつけてるわけですが、折角なので何か共有できそうな情報を載せるコーナーがあってもいいかな、ということで。作るだけ作って放置、なんてことにならないようにしよう。