富山大学経済学部

中村真由美研究室

Nakamura Mayumi Laboratory

データに基づいて、
地域課題を解決する。

INFORMATION

お知らせ

    

2023.11.30 『北陸3県の宿泊業におけるコロナ禍からの回復状況についての調査』結果の速報(2023/11/30)を掲載しました。

    

2023.8.31 『北陸3県の宿泊業におけるコロナ禍からの回復状況についての調査』ご協力のお願い(2023/08/31)を掲載しました。

2023.03.29 2023年3月27日に「公共交通に関する調査(2021年実施)」の結果をまとめた電子書籍(KINDLE本)を出版します。 『富山市のコンパクトシティ政策に関する研究ー路面電車南北接続事業の効果と政策評価』 です。よろしければご覧ください。

2023.03.29 ホームページをリニューアルしました。

データに基づいて地域課題を解決する

中村真由美研究室の活動

中村真由美研究室では、ゼミナールの一環として、地域課題に取り組んでいます。
アンケート調査やインタビュー調査など複数の手法を用いてデータを収集し、そのデータの分析に基づいて地域課題解決のための提言を行っています。

若者の地域定着調査

『県内高校生の地域定着・地域移動希望についての調査』結果の速報(2022/11/30)

『県内高校生の地域定着希望についての調査』にご協力いただきました、高校の先生方、高校三年生の皆様、お忙しい中、誠にありがとうございました。合計916人の方よりご回答をいただきました。心より御礼申し上げます。 以下に、アンケートの結果についてご報告させていただきます。

「県内高校生の地域定着・移動希望についての調査」 結果の速報

「県内高校生の地域定着・移動希望についての調査」の結果の速報をこちら↓でご紹介します。

結果の概要について

質問項目ごとの回答状況(回答分布)については、こちら↓をご覧ください。各質問についての回答状況をグラフによってご覧いただけます。

『高校卒業者の地域定着・移動の規定要因』について

「アンケート調査データを用いて、高校卒業者の地域定着・移動の規定要因や、19歳県民人口の男女差について検証を行いました。ご興味ありましたらこちら↓をご覧ください。

今後はさらに分析を進めてコンソーシアム富山の2月の成果発表会で報告し、さらに社会調査報告書としてまとめる予定です。ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

『学生の進路、恋愛、結婚観に関するWEBアンケート調査』速報 (2020/11/30)

『学生の進路、恋愛、結婚観に関するWEBアンケート調査』にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。11月9日の時点で、279人の方よりご回答をいただきました。 以下に、アンケートの結果についてご報告させていただきます。

結果の概要について

質問項目ごとの回答状況(回答分布)については、こちら↓をご覧ください。それぞれの質問についての回答状況をグラフと表によってご覧いただけます。

コロナによる就職希望地の変化について

コロナ前後で、学生の皆さんの就職希望地域がどのように変化したのかについて今までに明らかになったことをこちら↓でご紹介します。

今後はさらに分析を進めて社会調査報告書にまとめる予定です。ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

『県内高校生の定着希望についての調査』速報 (2018/11/30)

本年9月より、富山県および石川県の3つの高等学校の皆様(先生方および高校3年生の学生の皆様)に『県内高校生の定着希望についての調査』へのご協力をお願いいたしましたが、結果の速報がまとまりましたのでご報告いたします。

このアンケート調査は、富山県と石川県の高校に通われる高校3年生の皆さまに対し、ふるさとへの定着希望についてうかがったものです。進学・就職希望地域や将来の希望居住地域(Uターン希望含め)などについてうかがいました。

調査の結果、6割の方は将来にわたって地域に定着することを希望していることがわかりました。また、地域生活へのなじみや風土への愛着がふるさとへの定着希望へとつながっていることがわかりました。以下、現時点で明らかとなった主な傾向について述べます。

高校卒業後の進路(Q2)

98.8%が進学を希望しています。

進学志望地域(Q3-1)

石川29.0%、富山27.6%、東京や大阪名古屋などの大都市圏21.7%。地元に次いで、首都圏など大都市が多くなっています。

進学地域選定の理由(Q3-2)

一番多かったのが「希望の学部・学科があるから(55.1%)」「自宅から通えるから(39.3%)」

希望進学先(Q4)

国公立大学を希望する人が8割強と非常に多くなっていました。

学校の先生からアドバイス(Q5-1)

「学校の先生から進学先についてアドバイスを受けた(62.2%)」が多くなっていました。【アドバイスの内容(Q5-2)】では、国公立大学に入るように勧められたと答えた人が多くなっていました(「先生からアドバイスを受けた」人の7割程度が選択)。

進学先で重視する点(Q6)

「とても重視」した比率が高い項目は、「希望する学部・専門がある(6割超)」。「学びたいカリキュラムがそろっている(5割超)」、「自分の学力にあっている(5割程度)」、「取得できる資格がある(4割)」、「受験科目(3割程度)」などでした。勉強したい内容や自分の実力範囲内かどうかがもっとも重視されていました。また、「授業料が安い」ことや「金銭面、経済面」など経済的な要因を理由とした人が3割程度。「就職率の高さ」を重視した人も3割弱いました。コストやリターンなど高等教育のコストパフォーマンスを重視している人も少なからずいることがわかります。

全体的に見て、進学先選択については「自分が学びたいことが学べる」「自分の学力にあっている」ということが最も重視され、その次に教育の経済的なコストパフォーマンス的側面(学費や就職率)が重視されていました。

将来の希望就職地域(Q7)

地元が多くなっており(石川と富山それぞれ2割程度)、大都市圏は16.1%でした。進学先については大都市圏を希望する人が2割以上いたので、県外に進学した人でもUターン就職を希望している人が現時点でも一定数いることがわかります。しかし、「わからない」と答えた人が一番多く27.0%いました。

将来の就職先について重視すること(Q8)

「とても重視」と答えた人が多かった項目は、「安定していること(4割超)」や、「休暇制度や福利厚生がよいこと(4割)」がもっとも多くなっていました。次いで、「給料が高いこと」、「自分の能力・専門を生かせること」、「学歴・男女差別がないこと」、「通勤の便が良いこと」、「生活環境が良いこと」がそれぞれ3割程度でした。安定や職場環境の快適さをとくに重視する傾向があるようでした。

20年後に居住している地域(Q9)

圧倒的に県内が多く、約6割が選択していました。県外を希望する人は4割であり、最終的にふるさとで生活したいと希望している高校生が多いことがわかりました。

20年後の居住地域を選んだ理由(Q10)

もっとも多かった答えが「地域での生活に慣れているから(32.3%)」「地域の風土が好きだから(21.4%)」「実家から通えて経済的に楽だから(19.6%)でした。地域への愛着がふるさとに定着(または将来Uターン)したいという希望につながっているようでした。一方で、「長男・長女であること」を理由としてあげた人は7%と少ないことがわかりました。現在では、家の継承は地域定着のための大きな要因にはなっていないようです。

地域満足度(Q11)

満足(「とても満足」+「やや満足」)と答えた人が多かった項目は、人間関係満足度(9割弱)、景観(8割弱)、自然環境(8割以上)、町の雰囲気(8割弱)でした。富山や石川は自然豊かな地域なので、自然環境や景観、美しい街並みに満足している人が多いのだと思われます。

今後はさらに分析を進めて、2019年4月には社会調査実習の報告書にまとめ、さらに2020年の2月には卒論にまとめる予定です。

ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

結果の詳細は以下のリンク先↓をご参照ください。

『学生生活と進路に関するアンケート』速報 (2015/12/14)

本年11月より本学経済学部の学生の皆さんに『学生生活と進路に関するアンケート』をお願いいたしましたが、結果の速報がまとまりましたのでご報告いたします。

このアンケートは、本学経済学部の学生の皆さんに対し、学生生活(授業やアルバイトなど)や進路希望(希望職種、就職希望地など)についてうかがったものです。

学生生活の実態を明らかにし、最終的には、どのような要因が富山への定着希望につながるのかを明らかにしたいと思っています。また、本調査は近年社会問題となっているブラックバイトなどの問題についても明らかにしています(8.5%が自分の勤務先がブラックバイトだと回答)。

現時点(平成27年12月14日)で275名の方々にご回答をいただいております。ご協力いただいた方、ありがとうございました。(まだ回答を受け付けておりますので、お答えいただいていない学生の方もご回答いただけますと幸いです。)

結果の詳細は以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

本研究はコンソーシアム富山の調査助成を受けています。結果は、平成27年2月16日 13:00~より、コンソーシアム富山の報告会(於 県民会館)においても報告する予定です。

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コンパクトシティ調査

『公共交通に関する調査』速報 (2021/11/29)

『公共交通に関する調査』にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。11月29日の時点で、合計1220人の方よりご回答をいただきました。心より御礼申し上げます。 以下に、アンケートの結果についてご報告させていただきます。

「富山市の公共交通に関する調査報告書(速報)」

1. 南北接続の効果、2. コンパクトシティ施策の政策評価、3. 施策改善案についての回答を解説した報告書をこちら↓でご紹介します。

結果の概要について

質問項目ごとの回答状況(回答分布)については、こちら↓をご覧ください。各質問についての回答状況をグラフによってご覧いただけます。

今後はさらに分析を進めてコンソーシアム富山の2月の成果発表会で報告し、さらに社会調査報告書としてまとめる予定です。ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

『公共交通に関する調査』インタビューについて (2021/10/15)

たくさんの方にインタビューへのご協力をお申し出いただきましてありがとうございます。10月22日以降、順次ご連絡させていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

『富山市の公共交通に関する調査』速報、アップデート (2019/12/02)

『富山市の公共交通に関する調査』の報告書をアップデートしました。コメント等も追加いたしました。

以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

このたび富山市の公共交通に関する調査を実施することになりました。

富山の公共交通政策は全国的に注目を集めていますが、富山市民の皆様からはどのように評価されているのか、王匡交通を現在よりさらに使いやすくするにはどうしたらよいのかを明らかにしたいと考えています。そこで、市内の鉄道沿線からくじびきのような形で選んだ地点の近辺にお住まいの住民の皆様に、調査にご協力をお願いいたします。

なお、本調査は無記名調査ですので、お名前やご住所をアンケートや返信封筒に記載していただく必要はありません。ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

調査の実施については、プライバシーやご回答の守秘については厳密に管理します。ご回答の結果はすべて「○○というご意見の方が何パーセント」などと統計的に分析いたします。ご協力いただいた方々のお名前が外に洩れたり、どなたのご回答かわかる形で公表したりすることは決してありません。

以上、突然のご依頼で誠に恐縮ですが、調査・研究の趣旨をご理解いただき、よろしくご協力くださいますようお願い申しあげます。

調査結果については、11月末をめどに当HP上にて集計結果をご報告させていただく予定です。

富山大学 経済学部 中村真由美ゼミナール一同

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宿泊業調査

『北陸3県の宿泊業におけるコロナ禍からの回復状況についての調査』速報 (2023/11/30)

本年9月より、北陸3県の宿泊業の皆さまに『北陸3県の宿泊業におけるコロナ禍からの回復状況についての調査』へのご協力をお願いいたしましたが、結果の速報がまとまりましたのでご報告いたします。

このアンケート調査は、北陸3県の宿泊業の皆さまに対し、コロナ禍中やコロナ回復期の状況についてうかがったものです。

この調査を通じて、以下のようなことが明らかになりました。

●コロナが最も大変だった時期(2021年)と比べると2023年9月には集客の状況は改善している。

●しかし、2023年9月の時点で、いまだ36.2%もの施設がコロナ前の集客状況に戻っていない。いまだ休業中の施設もある。

●施設規模の違いも見られ、宿泊客数20人以下の小型施設では、休業が多くなっていた。

●「コロナ対策」のうち増客効果があったのは「衛生対策の見える化(HP上などで対策の充実をアピール)」「旅行支援の利用」「宿泊施設の改修・改築」である。これは、コロナ禍中(2021年)にもコロナ明け(2023年)にも増客効果があった。

●「コロナ衛生対策への積極的投資」をするだけでは増客につながらない。衛生対策をHPなどで外部にアピールしてはじめて増客につながっていた。

●「増客活動」のうち、【コロナ禍中(2021年)】に増客効果があったのは「接客サービスの向上」「施設の改装・改築」「TV・ラジオ・CM放送」「SNSの活用」である。

      

●「増客活動」のうち、【コロナ明け(2023年)】に増客効果があったのは「接客サービスの向上」「施設の改装・改築」に加えて、「旅行代理店やJR等とのパック旅行企画」「自社ホームページの充実」である。

●「ネットワーク」のうち、【コロナ渦中(2021年)】に増客効果があったのは「自館またはグループ会社の中に他業種を運営している企業がある」ことであった。多角化経営している施設がコロナ禍中に増客していた。

      

●「ネットワーク」のうち、【コロナ明け(2023年)】に増客効果があったのは「自館またはグループ会社の中に他業種を運営している企業がある」および「相談相手が「グループ社内」」であることであった。多角化経営とグループ内で相談できる施設がコロナ明けには増客していた。

      

今後はさらに分析を進めて報告書にまとめる予定です。

      

また、多くの施設の皆様からインタビューをご快諾いただきまして誠にありがとうございました。2月後半以降からお願いさせて、インタビューをお願いさせていただく施設の皆様にはご連絡させていただきます。

ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

結果の詳細は以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

また、結果を2つの報告にまとめました。よろしければこちらこご覧ください。報告①「コロナ禍によるダメージが少なかったのはどのような施設か?」については以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

報告②「コロナ禍からの回復が早いのはどのような施設か?」については以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

『北陸3県の宿泊業におけるコロナ禍からの回復状況についての調査』ご協力のお願い(2023/08/31)

      

本年9月より、北陸3県の宿泊業の皆さまに『北陸3県の宿泊業におけるコロナ禍からの回復状況についての調査』へのご協力をお願い致します。

このアンケート調査は、北陸3県の宿泊業の皆さまに対し、コロナ禍の影響と回復状況についてうかがうものです。

  

郵送またはオンラインにてご回答いただけます。

回復状況の実態を明らかにすることで宿泊業者の皆様に参考にしていただくとともに、行政からの支援をより効果的なものにするために役立てることを目的としています。

      

調査結果につきましては、11月末を目途に本ホームページ上にて報告させていただきます。

  

ご多忙中まことに恐縮ですが、なにとぞご協力のほどよろしくお願いいたします。

『北陸3県の宿泊業における新幹線開業効果の調査』速報 (2017/11/02)

本年9月より、北陸3県の宿泊業の皆さまに『北陸3県の宿泊業における新幹線開業効果の調査』へのご協力をお願いいたしましたが、結果の速報がまとまりましたのでご報告いたします。

この郵送アンケート調査は、北陸3県の宿泊業の皆さまに対し、開業3年目における、新幹線開業効果についてうかがったものです。

この調査を通じて、以下のようなことが明らかになりました。

●開業効果は3県ともに1年目、2年目と継続しているが、3年目に入り、若干富山で失速している様子が窺える。

●関東はもちろん、関東以外からの集客も増え、新幹線開業には幅広い地域からの集客効果があることがわかった。一方で、近畿からの富山への集客は減っていた(Q7)。

●増客の客層も地域によって異なり、石川では若年層(20~30代)のお客をより増やしていた。富山では、高年層(60代以上)や外国人がより増えていた(Q9)。

●集客手段では、宿泊予約サイトの効果があったと答える比率が高かった。宿泊予約サイトの登録率は6割程度であることから、たとえば行政が支援を行い、登録を進めることができれば、集客に役立つと考えられる(Q15-2)。

●宣伝活動へのSNS利用については、石川が富山や福井よりも若干多く利用していた(Q19-1)。また、若い女性に大きな影響力を持つと考えらえるインスタグラムや、フェイスブックは石川がより多く利用していた(Q19-2.、3, 4)富山ではツイッター利用が若干多かった(Q19-2.、1)。

●現在の経営満足度(「満足している」+「やや満足している」)も富山で4割と若干低くなっていた(Q22)。

●今後はさらに分析を進めて、大学コンソーシアム富山において、研究成果を発表する予定である(http://www.consortium-toyama.jp/)。

ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

結果の詳細は以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

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その他の調査

『弁護士の仕事と家庭に関する調査』速報、アップデート (2019/12/02)

『弁護士の仕事と家庭に関する調査』の報告書をアップデートいたしました。

結果の詳細は以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

なお、前回調査(2008年)の結果については、こちらをご覧ください。(PDF方式)

ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

中村(真)ゼミナールからのお知らせ

追記: 留守番電話にてお問合せをお受けした件について回答させていただきます(返信用のお電話番号がわからなかったため、こちらにて回答することをお許しください)。

お名前の記載が必要かどうかお問合せいただきました。ご連絡ありがとうございました。回答ですが、無記名調査ですのでお名前やご住所の記載は不要です。このたびはお忙しい中ご協力賜りましてまことにありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

『弁護士の仕事と家庭に関する調査』速報、アップデート (2019/12/02)

このたび文部科学省科学研究費補助金を受け、また日本弁護士連合会のご協力をいただき、弁護士のキャリア形成(職域・職階等)と家庭役割(家事育児分担等)に関するアンケート調査を約10年ぶりに行うことになりました。

弁護士をめぐる環境は激変しています。司法制度改革の影響が広がるにつれて弁護士の働き方も変わってきていると考えられます。このような大きな環境変化の中で、弁護士のキャリア形成はどのように変わってきたのか、さらに、家庭における家事育児分担がどのように変化してきたのか、キャリア形成や家事育児分担におけるジェンダー間やジェンダー内の違いは変化したのかを明らかにしたいと思っています。

そこで日弁連の会員の中から無作為抽出により選ばせていただいた弁護士の皆様に、調査にご協力いただきたく思っております。どうかご協力を賜りますようお願い申し上げます。

調査の実施については、プライバシーやご回答の守秘については管理します。またご回答の結果はすべて「○○というご意見の方が何パーセント」などと統計的に分析いたします。ご協力いただいた方々のお名前が外に洩れたり、どなたのご回答かわかる形で公表したりすることは決してありません。

以上、突然のご依頼で誠に恐縮ですが、調査・研究の趣旨をご理解いただき、よろしくご協力くださいますようお願い申しあげます。

調査結果については、11月末をめどに当HP上にて集計結果をご報告させていただく予定です。

富山大学 経済学部 中村真由美

『富山大学生の生活状況と意識に関する調査』速報 (2016/12/16)

本年11月より本学経済学部の学生の皆さんに『富山大学生の生活状況と意識に関する調査』へのご協力をお願いいたしましたが、結果の速報がまとまりましたのでご報告いたします。

このwebアンケートは、本学経済学部の学生の皆さんに対し、学生生活や意識など(携帯電話やSNSの利用、趣味、政治参加意識、国際交流など)についてうかがったものです。

この調査を通じて、以下のようなことが明らかになりました。

●携帯電話の使用時間が一日3時間以上の学生が3割を超えている。

●SNSを使用している学生は9割以上(特にLineは98%以上が利用)。

●「海外に行ったことがない」学生が6割、英会話については「挨拶程度」と答えた学生が5割程度。

●「海外に行ったことがない理由」については、お金の問題をあげた学生が8割いました。国際交流を進展させるには学生への経済的支援が重要であることが窺えます。

●「2016年の参院選の投票」については、45.3%が投票したと答え、18-19歳の全国平均の45.45%とほとんど変わらないことがわかりました。

●「投票しない理由」については、「学校やアルバイト(28.5%)」「その他の重要な用事(24.2%)」など多忙を理由にした回答が多く見られました。また、「面倒だから(25.3%)」も比較的多い回答でした。

若年層の投票率を改善するためには、多忙な若者にとっての投票の手間を軽減するような制度を工夫することが必要なようです。

ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

結果の詳細は以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

『家庭生活と子育てに関する調査』のご報告(2014/11/27)

本年9月に福井市の皆さまに『家庭生活と子育てに関する調査』をお願いいたしましたが、結果がまとまりましたのでご報告いたします。

同じ北陸でも、福井県は富山県より出生率が高いことが知られていますが、調査結果も福井の子育てのしやすさを示すものでした。

主な結果としては、以下のような特徴が見られました。

●福井市では富山市にくらべ、「地域の子育てのしやすさ」を「とてもしやすい」と答える人が2倍いた。

●福井市では富山市にくらべ、「欲しい子供の数」が「3人以上」と答える人の比率が高い。

●福井市では富山市にくらべ、「近所の人」や「職場の人」が子育ての相談や世話をしてくれると答える比率が高い。

●「妻側の親からの支援」については、・x山市では福井市にくらべ「子供の相手・預かり」をしてもらうと答える比率が高い。「その他の支援」は福井市の方が多い。

●「夫側の親からの支援」については、福井市が富山市にくらべ、「子供の送り迎え」「食事の支援」「家事の支援」をしてもらうと答える比率が高い。富山市では「特にない」と答える比率が高い。

●福井市では夫側の親と同居する比率が高いことも、夫側の親からの支援の受けやすい一因になっていると考えられる。

●また、「家・ーに関する価値観・vでは、福井市では富山市より、「一人っ子より兄弟がいる方が望ましい」「子供は跡取りの男の子を一人は生んだ方が良い」 と答える比率が高い傾向が窺えた。

上記の結果をまとめると、福井市では近所の人や職場の人からの子育て支援があることや、親からの支援の多いことから、女性が働きながら子育てをしやすい環境が整っていると考えられる。

結果の詳細は以下のリンク先↓をご参照ください。(PDF方式)

富山大学経済学部中村(真)ゼミ一同

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