箱根八里
鳥居忱 作詞・瀧廉太郎 作曲
箱根の山は 天下の険 函谷関も ものならず 万丈の山 千仭の谷 前に聳え 後方に支う 雲は山をめぐり 霧は谷をとざす 昼なお暗き 杉の並木 羊腸の小径は 苔なめらか 一夫関にあたるや 万夫も開くなし 天下に旅する 剛毅のもののふ 大刀腰に 足駄がけ 八里の岩根 ふみならす かくこそありしか 往時のもののふ |
|
箱根の山は 天下の岨 蜀の桟道 数ならず 万丈の山 千仭の谷 前に聳え 後方に支う 雲は山をめぐり 霧は谷をとざす 昼なお暗き 杉の並木 羊腸の小径は 苔なめらか 一夫関にあたるや 万夫も開くなし 山野に狩する 剛毅のますらお 猟銃肩に 草鞋がけ 八里の岩根 ふみやぶる かくこそありけれ 近時のますらお |
♪♪♪ | (^◇^) |