七尾生まれの七尾育ち。父親がまちづくり活動に取り組むのを中学生の頃から見続け、大学では父の影響で「都市計画」を学ぶ。卒業後はまちづくりのシンクタンクに就職。仕事で「株式会社御祓川」の計画書を書き、会社設立と同時に入社。平成19年から、社長を務める。
話は聞いてもらえるが次の一歩に踏み出せない。「なぜ街づくりをしているのか?」と聞かれたときに「祭りを残したいから」という答えが多くの人に共感してもらい、受け入れてもらえる。自分たちで祭りを残すことが地域を残していこうという気持ちにつながり、持続可能な地域にしていく。
1999年に地域の企業などの出資によりまちづくり会社が設立された。当時は地元を中心とした活動だったが、能登半島地震をきっかけに「1人でも多くの人が一歩踏み出せるように」事業エリアを能登全域に広げた。
御祓川の水質を向上させるために、浄化装置(ビオパーク)を市民と作った。そこで栽培した野菜(クレソン)を1束100円で販売し維持管理の費用にしていたが販売に苦戦。そこでクレソンケーキにして販売し金額の一部を維持管理に充てた。御祓川に強い思いが無くてもケーキを食べることで気軽に地域活動への貢献になることができる仕組みになった。市民が同じ情熱で参加することはできない。どのような形でも地域のために協力できることを入れることで参加の窓口を広げておく。
まちづくりの組織体系として2つが考えられる、どちらかだけで街づくりが進むことはなく、どちらも大切な要素がある。
ワークショップでは、現在地域で困っていることなどについて討論し発表した。
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七尾生まれの七尾育ち。父親がまちづくり活動に取り組むのを中学生の頃から見続け、大学では父の影響で「都市計画」を学ぶ。卒業後はまちづくりのシンクタンクに就職。仕事で「株式会社御祓川」の計画書を書き、会社設立と同時に入社。平成19年から、社長を務める。
どうやって自治に参加してもらえるか?
話は聞いてもらえるが次の一歩に踏み出せない。「なぜ街づくりをしているのか?」と聞かれたときに「祭りを残したいから」という答えが多くの人に共感してもらい、受け入れてもらえる。自分たちで祭りを残すことが地域を残していこうという気持ちにつながり、持続可能な地域にしていく。
純民間の街づくり会社
1999年に地域の企業などの出資によりまちづくり会社が設立された。当時は地元を中心とした活動だったが、能登半島地震をきっかけに「1人でも多くの人が一歩踏み出せるように」事業エリアを能登全域に広げた。
御祓川の浄化を地域で考える
御祓川の水質を向上させるために、浄化装置(ビオパーク)を市民と作った。そこで栽培した野菜(クレソン)を1束100円で販売し維持管理の費用にしていたが販売に苦戦。そこでクレソンケーキにして販売し金額の一部を維持管理に充てた。御祓川に強い思いが無くてもケーキを食べることで気軽に地域活動への貢献になることができる仕組みになった。市民が同じ情熱で参加することはできない。どのような形でも地域のために協力できることを入れることで参加の窓口を広げておく。
まちづくりの2つのタイプ
まちづくりの組織体系として2つが考えられる、どちらかだけで街づくりが進むことはなく、どちらも大切な要素がある。
「主体がはっきりしている」「自己責任」「投資が伴う」
「スピード感」「ダイナミックな事業展開」「リスクが大きい」
B ワークショップ型(公民館での話し合いなど)
「みんなで」「楽しむことから」「ゆるやかな責任、充実感、満足感」
「お金をかけず時間をかける」「地味でも着実な成果」