富山大学 介護セミナー第1回 「地域包括支援センターの役割と効果的な利用法」開催

講師:吉崎るみ子氏(神明・五福地域包括支援センター管理者・主任介護支援専門員)
日時:2016年3月18日(金)15:30~16:30
場所:富山大学 五福キャンパス 黒田講堂会議室
参加対象:本学教職員、学生

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 文部科学省平成27年度科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)事業の一環として、第1回介護セミナーを開催しました。講師には、神明・五福地域包括支援センター管理者で、主任介護支援専門員の吉崎るみ子さんをお迎えしました。

 セミナーの前半は、地域包括支援センターが平成18年に設置され地域における専門相談機関の役割を担ってきたこと、高齢化がますます進むなかで困難な支援も多く民生委員や警察、消費生活センターなどと連携して取り組んでいること、富山市に住む親を心配して県外に住む子から直接電話で相談を受けること、など地域包括支援センターの多岐にわたる役割をわかりやすく説明いただきました。セミナー後半は、和気あいあいとした雰囲気のなかで参加者からの質疑応答が行われました。

 本学において地域包括支援センターの管理者の方にご登壇いただいたのは初めてのことで、吉崎氏からは「参加人数よりも富山大学でお話しさせていただいたことに意義があります」と大変ありがたいお言葉を頂戴しました。家族の介護を担った時、専門家の力を借りながら仕事とどう折り合いをつけていくのかは本学教職員にとって今後ますます重要になってくると思われます。