男性育児休業取得者インタビューvol1

子どもの成長を自分の目で見られる幸せ。「そして父になる」

vol. 5 舟田 真也 様  総務部人事課係長(令和4年度当時)


育児休業を取得してよかったことは?

 おかげさまで、子どもたちの成長の、その瞬間瞬間を見守ることができました。長男は、前まで登れなかった公園の遊具を登れるようになった、ひらがなを読めるようになった、より多くの数を数えられるようになった、等々。次男は、表情が豊かになった、笑うようになった、うつ伏せができるようになった、等々。復帰後は、妻から聞いて知ることの方が多くなってきましたので、自分の目で見ることができたというのは、とても幸せなことだったと思います。


育児休業中に大変だったことは?

 長男が魚アレルギーのため、その治療を行いたいというのが育休取得の目的の1つでした。魚アレルギーは食事の上での制限が大きいため、何とかしたいという思いがありました。具体的には、負荷試験をクリアしたツナ缶を、毎日少しずつ食べるというものになります。どうにかして食べてもらいたいと、あれこれと試行錯誤してみたものの、残念ながら結果はうまくいきませんでしたが、これからも一緒に考えていきたいと思います。


育児休業取得にあたっての職場への思い

 私の場合は他大学へ出向中の時に、本学での育休取得を希望したため、まずは本学への復帰、そして育休取得に係る調整と、人事的にも大変だったことと思います。その上、半年間という期間の育休をいただくこととなり、職場の方々には本当に感謝しております。


子育て中にあると嬉しい制度は?

 いわゆる小1の壁が心配なので、小学校に入学したての段階での支援があればよいと思います。


職場のパパたちや社会に対してメッセージをお願いします。

 育休中は、「そして父になる」というフレーズがよく頭に浮かびました。こんな大変なことをやっているなんて、みんなすごいなぁと素直に思うことが今でもよくあるのですが、親の方も、少しずつ親になっていくのだと思います。
 また、育休中は、同じく育休中と思われるパパを見かけることがありましたので、社会が変わってきていると実感しました。
 子育ての悩みは家庭によって様々だと思いますが、これからも一緒に成長していけたらと考えております。


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