感染症予防Prevention
感染症予防について
多くの人が活動をするキャンパス内でひとたび感染症が発生すると、大規模な集団感染へと発展することがあります。集団感染を防ぐためには、多くの人が、抵抗力(抗体)を持つこと、正しい知識を持つこと、正しく行動することが必要です。特に麻疹・風疹は感染力が強く、一人でも発症すると感染拡大を起こしやすく、重篤な合併症を起こすことがあります。ワクチンの予防接種が感染拡大と症状の重篤化を防ぎますので,入学前に必ず各ワクチン2回ずつ(もしくはMRワクチン2回)の接種を受け終えて下さい。
なお、医薬系の学生を対象に、医療施設での実習前に、B型肝炎や麻疹・風疹・おたふくかぜ・水痘に対する抗体検査やワクチン接種を行っています。
感染症発生時の対応について
以下の感染症にかかった場合、感染症報告サイトより報告し,医師の許可があるまで登校を控えてください。
授業の欠席についての詳細は、各学部教務担当へ確認してください。
報告いただいた情報は富山大学危機管理室・保健管理センター・各所属学部学務課にて共有されます。
療養期間を終えて登学を再開する時は,各所属学部学務課等にて公欠の手続きを済ませて下さい。尚,公欠届に診断書等の文書の添付が必要となることがありますので,学部教務担当者に確認して下さい。
・新型コロナウイルス感染症
診断書の提出は不要ですが,受診を証明する領収書や抗原検査を各自で行った場合は,キット・日付・学生証を写した写真の提出を求められることがありますので,各自で準備をお願いいたします。
杉谷キャンパスの学生で,CBTやOSCE等のテストを欠席する場合は診断書が必要となることがありますので,症状がある時は杉谷地区事務部学務課に問い合わせ,指示に沿って,受診もしくは抗原検査を行って下さい。
・上記以外の感染症
診断書等
分類 | 学校において予防すべき感染症 (学校保健安全法施行規則第18条) |
出席停止期間の基準 (学校保健安全法施行規則第19条) |
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第1種 | エボラ出血熱、ジフテリア、鳥インフルエンザなど13種類 | 治癒するまで |
第2種 | インフルエンザ(鳥インフルエンザを除く) | 発症した後5日を経過し、 かつ解熱した後2日経過するまで |
新型コロナウイルス感染症 | 発症した後5日を経過し、 かつ症状が軽快した後1日を経過するまで |
百日咳 | 特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで | |
麻しん(はしか) | 解熱後3日経過するまで | |
風しん(三日はしか) | 発疹が消失するまで | |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ、全身症状が良好になるまで | |
水痘(水ぼうそう) | 全ての発疹が痂皮化するまで | |
咽頭結膜炎(プール熱) | 主症状が消退した後2日経過するまで | |
結核 | 医師が伝染の恐れがないと認めるまで | |
第3種 | 流行性角結膜炎・コレラなど8種類 | 医師が伝染の恐れがないと認めるまで |