関東越嶺会講演会・新年会
関東越嶺会(渡辺慶孝会長)恒例の新年会・講演会は、多くの旧制高岡高等商業・富山大学経済学部・経営短大卒業生と関係団体の方々が参加して開催されました。
まず渡辺会長が開会の挨拶をされました。当会への参加のお礼と新政権に期待することなどを話されました。講演会の講師は経済学部5回卒業の大松日出夫氏。演題は「戦後の高度経済成長を支えた大型土木工事に従事して」。大松氏は元佐藤工業(株)専務取締役で、講演内容は、昭和32年から42年にかけて担当した工事現場(御母衣ダム、名神・東名高速道路各1区間、東海道新幹線1区間、佐布里ダム)について、詳細な記録を基にさまざまな角度から工事の内容について説明されました。工事にかかわる事故・トラブルや単身生活等の苦労されたこと等、一方、“息抜き”のエピソードなどを熱く語られました。
新年懇親会は塚光雄副会長(学部11回)が挨拶と乾杯の発声を行いました。挨拶ではパソコンが無い時代にはソロバンが活躍したこと、大松氏の人脈の広さ等を話されました。歓談に入り、同期、先輩、後輩どうしで酌を交わしながら親睦の輪を広げました。
各会(五福会、バーディー会、eワイン会、eトモ会、関東観て歩く会)の会長・世話人より活動の紹介、今年度の予定について説明がありました。 また、今年度の総会は9月18日(水)にアルカディア市ヶ谷で開催することも告知されました。告知されました。ゲストを代表して東京富山県人会連合会常務理事の中村伸夫様、同婦人部から清水悦子様、工学部仰岳会関東支部長の水野義嗣様、そして有澤多津子様(文理学部13回)からご挨拶を頂きました。中締めスピーチは、今回も古澤英雄最高顧問(高商12回)。大松講師の軌跡を引き合いにして、人間の持っている剛と軟のバランスをうまく取ることが肝要、と説かれました。
閉会の辞は福田哲郎副会長(学部18回)が行い、盛会裏にお開きとなりました。今回、東京富山県人会連合会婦人部の方々6名を特別ゲストに迎え、例年の会にも増して賑やかな会合となりました。
(代表幹事 飯塚修(学部25回) 記)
- 開催日
- 2013年1月2日(火)
- 会場
- 東京富山会館(東京都文京区)
- 参加者
- 52名
- 来賓
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・東京富山県人会連合会常務理事 中村伸夫氏
・仰岳会(工学部)関東支部長 水野義嗣氏
- 報道関係
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・北日本新聞社東京支社 古川史典氏
・富山県人社 大野昭臣氏
