Laboratory for Biological Information Processing
生体情報処理研究室

About Us   Message   Research 1   Research 2   Education   New Frontier

News!  2018.8.24
第5回富山・バーゼル医薬品研究開発シンポジウムにおいて、当研究室所属の阿部良匡君(修士課程2年生)を中心とする学生グループが発表したポスター論文〝Hetero-GPCR interaction in the central nervous system: a new drug target for neural dysfunction〟が優秀賞を受賞しました
Laboratory for Biological Information Processing, Graduate School of Science and Engineering, University of Toyama 
富山大学工学部知能情報工学コース、富山大学大学院理工学研究部(工学領域)知能情報工学 専攻 生体情報処理研究室
(旧・神経情報工学研究室)
 富山大学は国立の4年制大学および大学院です。学生は学部4年生からいずれかの研究室に配属され、そこで卒業論文(卒論)研究に取り組みます。当教室では学生ごとに独立したテーマで実験+コンピューター・シミュレーションの研究を行います。また学部卒業後、多くの学生が大学院修士課程(2年間)に進学して、研究を深化させ、修士号学位論文(修論)を完成させます。卒論・修論研究は、国立大学生に期待されている社会的責務=クリエイティブあるいは統括的な職種に就いて全国/地域の産業を牽引する力をつけるための修行であり、卒論・修論は就職活動のときに志望企業にそれらの能力を証明するための証拠となります。このように研究室における研究活動は将来の職業に直結する大変大切なものです。
 当研究室では、配属学生は下記のいずれかのテーマで研究を行います。どれも国際水準の先端的なものであり、成果は権威ある国際学術雑誌や国際学会大会で論文として発表します。当研究室で行う研究は情報工学に加えて医学、生物学、心理学、化学、物理学、統計学、電子工学、英語、実験手技、プレゼンテーションなどを駆使する総合芸術です。したがって卒論・修論を通してRenaissance manルネサンスマン(広い教養を持った人)に成長することができます。一般に、トップクラスの企業・機関は専門スキルより広い教養と基礎力を求めます。ルネサンスマンとなった当研究室卒業者は各分野で国際的にトップクラスの企業・機関で研究開発者や技術統括者として活躍しています。そのフィールドは情報工学、素材、機械、研究支援機器、バイオテクノロジー、医療機器、宇宙航空、流通など大きく広がっています。
 日本は経済の成熟期にあり、安くて品質の良いものを沢山生産する国から、高額でも満足できる付加価値が高い製品・サービスを創造する国に変わっていかなければなりません。求められる人材も〝専門バカ〟からルネサンスマンに変わっていきます。当研究室では、総合芸術の卒論・修論に取り組んでこれからの時代に活躍する力を備えようとする学生を歓迎し、応援します。  

Memory & Learning

脳から人工知能の進化のヒントを

 ヒトを含む動物の学習の生物学的メカニズムを解明し、次世代の人工知能のヒントを探ります。とくに気分やものごとに対する興味によって学習の能率が変わるしくみを分子〜細胞〜個体レベルで調べています。このしくみが解明されれば、自律的に学習するロボットが実現できる筈です。先端的な電気生理学、電気化学、細胞イメージング技術などを用いて研究します。


Bioinformatics

情報工学でみんなに合った医療を

 ひとりひとりの遺伝子配列には少しずつ違いがあり、体質が異なります。遺伝子配列を解析してその人に最適な医療を提供するのが次世代のテーラーメイド医療(personalized medicine, PM)です。PMを実現するためには多くの人から集めた遺伝子配列と疾患の関連性をデータベース化し、さらに遺伝子(=タンパク質の設計図)の配列の違いがタンパク質の機能をどのように変化させるかを実験的に調べる必要があります。情報工学と電気生理学などを用いてPMの実現を目指します。


Medical Design

医薬理工連携、産学連携で医療福祉開発

 学生、企業の開発者、大学教員、医療従事者でチームを組んで、ユーザー(患者もしくは医療従事者)が手術室やリハビリ施設でどのように振る舞うかを観察してユーザーのニーズを発掘し、アイディアを出し合って解決法を見つけます。米国Stanford Universityで確立されたデザイン思考やバイオデザインを参考にした手法により、前例のない革新的な医療福祉機器・サービスを開発します。


Visual and Kansei Information Processing

視覚・感性情報処理

 髙松衛准教授のグループは視覚・感性情報処理の研究を展開しています。詳しくは こちらをご覧ください。