第1期 なんと未来創造塾

なんと未来創造塾 事業レポート 1

南砺市富山大学


なんと未来創造塾 開講式

日 時 2020年10月29日 10:00~11:30
会 場 井波コミュニティプラザ アスモ 2階会議室

主催者挨拶

なんと未来創造塾長・南砺市長 田中 幹夫

 コロナにより世界中が大変なことになってきているが、この社会とどのように向き合っていくかが重要になってくる。地方の人口減少や南砺の課題をとらえてビジネス展開していくかも重要になる。一極集中を考え直す機会にもつながり、ビジネス展開を期待したい。

 富山大学、後援・協力機関のサポートを受け、塾生同士のネットワークを作り協力しビジネスが始まることを期待している。


来賓挨拶

日本政策金融公庫高岡支店 支店長 岡本 貴靖 氏

 リーマンショックの時よりも、現在(コロナ)の融資件数が増えている。売り上げの減少している事業所もあれば、商売の工夫により売り上げが伸びている事業所もある。これからウィズコロナや、人口減少・高齢化の中で、現状のままの商売では伸びることが見えない。地域の課題を解決していくため、塾を通して新しい発見と発想で新しいビジネスにつなげてほしい。


新たな地域づくりへ向けた地域活性化論

富山大学 地域連携戦略室長 教授 金岡 省吾

 企業と地域が新しい関係になりつつある。2016年ごろから新たな地域づくりの世界「CSV、地域イノベーション、起業増加町」、2019年ごろから「ローカルイノベーション」に変わってきた。単に修了書を授与するだけではなく、地域の稼ぐ力を高め実際に動き出すまで支援するのが、この塾の特徴。

 「魚津三太郎塾」では、第1期~8期まで69名の塾生を輩出。提案の実行率は56%(39名)になった。これだけの新しいビジネスが創造されることで地域は変わってきた。



なんと未来創造塾が目指すもの

南砺市 南砺で暮らしません課 勇崎 香志

 南砺市では毎年約700人のペースで人口が減少し、生産年齢人口の減少も課題となっている。これからの地域づくりでは、外部人材に依存するのではなく、地域から新しい価値を生み出す第二創業を支援し「地域課題解決とビジネスの両立」「地方の小さなビジネスに活路」を目指し、地域で「稼ぐ」プレーヤーの創出につなげてゆきたい。行政のできない領域に民間の力を使ったビジネスチャンスがあるのではないかと考えている。


塾生自己紹介


株式会社島田木材
島田 優平

農業見習い
勝田 美保

株式会社第一ツアーズ
吉田 僚

株式会社長田組
長田 政哉

dots
吉本 千穂

株式会社北川電機商会
北川 智之

合掌かずら
東山 浩二

福光農業協同組合
八幡 磨未子

福光タクシー株式会社
武田 隆啓

株式会社合掌の物語りん
荒井 崇浩

関係機関紹介

南砺市商工会 会長 川合 声一 氏

 塾生の親の世代ではつながりのある方も多い。親子で地域貢献・ビジネスをしてゆくよう期待している。


公益社団法人となみ青年会議所 理事長 川田 將晴 氏

 人づくりをする青年団体として20歳~40歳までメンバーで構成している。その中の塾も空き家問題など学びの機会があった。ビジネスにつなげることで持続可能なものにつなげていただきたい。


南砺市地域づくり協議会連合会 会長 松本 久介 氏

 人口が減ってくると市役所の職員も縮小しなければいけない。3年の準備期間を経て2年前から小規模多機能自治が始まった。地域の課題は地域で解決する時代になってきた。山の課題と里の課題は異なる。新しいビジネスが始まり地域が活性化することを期待したい。


公益財団法人南砺幸せ未来基金 代表理事 南 眞司 氏

 地域の課題を自分の課題として考えることで地域の幸せが広がる。南砺市の各地域から塾生が集まり魅力ある地域にするため、自分のやりたいことを活かしてほしい。


閉会挨拶

富山大学経済学部 学部長 森岡 裕

 本学では「地域に貢献できる人を育成していく」ことを目標にしている。産官学金の協力で業種の異なる塾生が融合され地域を変えることを期待している。



後援
・日本政策金融公庫 高岡支店
協力機関
・南砺市商工会
・公益社団法人 となみ青年会議所
・南砺市地域づくり協議会連合会
・公益財団法人 南砺幸せ未来基金
事務局
・南砺市 市民協働部 南砺で暮らしません課
・富山大学 地域連携推進機構 地域連携戦略室
・一般社団法人なんと未来支援センター(運営支援)


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