日 時 | 2021年2月18日 15:00~17:30 |
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会 場 | 井波コミュニティプラザ アスモ 2階会議室 |
2週間前の中間プレゼン発表からどのように変わったのか期待している。市長の前で発表する機会も普段ないので3分間で自分の思いを十分に伝えられるようにしてほしい。
これまでの経緯、講義内容について紹介した。
北川 智之 氏 | ただの遊び場@なんと |
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勝田 美保 氏 | 子育て世代の移住者コミュニティ |
吉田 僚 氏 | 旅行に行きたくなるカフェ |
武田 隆啓 氏 | 人と人、人と街が繋がる新しいタクシーサービス「ふくミーツ」 |
八幡 磨未子 氏 | めんどうな夕食問題解決「おむかえ時間」専用デリバリ |
荒井 崇浩 氏 | GOKAYAMA 暮らしのコンシェルジュ ~お試しで移住で「移住希望者」と「山しごと」のマッチング~ |
長田 政哉 氏 | ヨウゴザッタ |
東山 浩二 氏 | 泊まれるシェアキッチン ~起業体験+移住体験~ |
吉本 千穂 氏 | 集まる「オフィス」で意識改革 |
島田 優平 氏 | 新設! 山つかいません課! |
![]() 株式会社北川電機商会 北川 智之 |
![]() 農業見習い 勝田 美保 |
![]() 株式会社第一ツアーズ 吉田 僚 |
![]() 福光タクシー株式会社 武田 隆啓 |
![]() 福光農業協同組合 八幡 磨未子 |
![]() 株式会社合掌の物語りん 荒井 崇浩 |
![]() 株式会社長田組 長田 政哉 |
![]() 合掌かずら 東山 浩二 |
![]() dots 吉本 千穂 |
![]() 株式会社島田木材 島田 優平 |
(発表順)
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※ 今回は、休憩時間にポスター見学を行いました。
テーマ | 南砺市における新たな価値の創造 |
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パネリスト |
田中 幹夫 氏(なんと未来創造塾長・南砺市長) 岡本 貴靖 氏(日本政策金融公庫高岡支店 支店長) 岸本 壽生 氏(富山大学 就職・キャリア支援センター 副センター長 教授) 塾生、ご来場の皆さま |
コーディネーター | 富山大学 地域連携戦略室長 教授 金岡 省吾 |
金岡 教授:今回の塾生の感想と今後の抱負などをお願いします。
北川 氏:塾生同士と新しい交流ができてよかった。来年度に着手できるように進めてゆきたい。
勝田 氏:たくさんの学びができた。地域の課題をビジネスに結びつけることに苦労したが、今後商品の販売に向けて準備で課題が見えてくると思うが、皆さんの協力を得てゆきたい。
吉田 氏:開業に向けてなるべく自分たちで改装してゆきたい。集客に関してはもう少し練り直しが必要だと思うが、しっかり進めたい。
武田 氏:塾の出会いの中で学ぶことも多かった。家業を継いで5年になるが、南砺市のことをもっと知り、好きになりたい。自社だけではなく地域全体が盛り上がるように活動してゆきたい。
八幡 氏:自分の感じている危機感と、社会の問題が同じだった。考えたビジネスを実行に移したい。
荒井 氏:皆さんの支援に感謝したい。コロナで難しい局面ではあるがプランをさらにブラッシュアップしたい。ハード面も大切だが、ソフト面で、できることから始めたい。
長田 氏:講義やワークショップを通して課題などを知ることができた。地元が好きなメンバーで集まったことに意義がある塾だった。
東山 氏:南砺に移住して地域の課題を継続的に学ぶ機会がなかった。まずは週末だけでも継続できるように実行したい。
吉本 氏:すぐに実現できるプランではないが、来年動けるように準備したい。
島田 氏:短期間で集中的に学ぶことができる有意義な時間だった。ニーズがあることは手ごたえを感じた。副業なども増えてくると思うので、この学びの場をいろんな人に広がってほしい。
金岡 教授:地域のイノベーターをどうやって集めるか? 塾を通しての感想などがありましたらお願いします。
田中 市長:それぞれの提案は、活動の拠点なども明確にイメージされており、既に連携ができている雰囲気を感じて良かった。人とのつながりで成長が早くなることがよくある。
金岡 教授:中間のプレゼンでもアドバイスをいただき、最終プレゼンはどのように感じたでしょうか?
岡本 支店長:中間プレゼンから2週間で完成度が上がった提案もあった。その勢いで実施できるのではないかという期待も感じている。コロナのような想定できない課題も出てくるが、ビジネスの手法で課題解決に結び付けてほしい。塾が2期、3期へと繋がるように一緒に進んでゆきたい。
金岡教授:経済学から見た今回の発表の感想をお願いします。
岸本 教授:情熱がダイレクトに伝わってきた。コンセプトづくりが1番の目的だったと思うが、塾が始まる前と後では中身が変わったと思う。コンセプトを探すことも重要だが、それをどう実現するかが難しいところであり、ポスターにまとめて発表することで実現のヒントを得ることができたと思う。地元で生活すると課題に気付きにくいことも多いが、塾生同士で気づきの場になったのではないかと思う。
金岡教授:市川課長からも一言お願いします。
南砺で暮らしません課 課長 市川 孝弘
地域の課題を地域で解決するために富山大学とスタートしたが、先進的な各塾のように生き生きとした事例が実行されることで地域が変わることを期待している。第1期ということで手探りな部分もあったと思うが、発表を聞いてやってよかったと思う。
金岡教授:事務局からも一言お願いします。
南砺市 南砺で暮らしません課 勇崎 香志
塾生の選抜も最初から決まっていたわけではなく、新しい発想が生まれるように、業種や移住者など多岐な分野から集まったメンバーになった。2期以降も塾生が増えることで輪が広がり実行率が高まるように今後も支援してゆきたい。
一般社団法人なんと未来支援センター 定村 氏
グループワークなど時間が足りない部分もあったかと思うが、いろいろな意見をいただき次の講義につなげることができたと思う。
南砺市 市民協働部 部長 柴 雅人
ビジネスプランと同じくらい、出会いとつながりが本塾の成果ではないかと考えている。今後のビジネスにもつなげていただきたい。
金岡教授:今後の展開を含めて講評をお願いします。
田中 市長:塾生が毎年20人、5年で100人を目標に数年前から構想していたが、富山大学と連携し開設できた事に感謝申し上げたい。後援、協力機関の支援を受けながら実施できる意味は大きい。南砺市内でもいろんな店舗ができたり、起業家がいるので連携を深めていただきたい。
地域の大学として地域に根差した大学を目指している中、南砺市と富山大学が共同でこのような塾が運営できたことに感謝している。第1期の皆さんが2期、3期につながることで縦と横のつながりに期待したい。富山県外出身者の富山大学生が富山県内で就職する実例もあることから、富山県に魅力があり、塾生の事例などを学生に伝えることで若者の活躍する場が地方にあることを示すことができる。
地域連携戦略室や、専門的な分野では各学部のバックアップ体制で今後も支援してゆきたい。
なんと未来創造塾長・南砺市長 田中 幹夫
コロナ禍の中、集まりにくいところもあるが、オンラインでは活発に交流できる機会も増えてきた。大手の企業も地方創生の支援に注目しているところであり、塾生提案の事業についても実現できるように行政や協力機関でもサポートしてゆきたい。