リメディアル・遠隔教育学習
概要
●ものづくりは自ら「学ぶ力」により高められる。
大学のものづくりには、学んだ学問を科学技術に応用する手段や知識が含まれていることが、技能(職人的な技芸)と大きく違うところです。 ものづくり体験のない学生は学年進行と共に知識が蓄積され、ものづくりのレベルを高めていく環境が整っていきます。 しかし、ものづくりに当たっては、分からないことが次から次へと出てくることでしょう。 分からないから授業を真剣に聞き、それをものづくりに生かすという、螺旋型教育が進められるわけです。
そのために、必要な知識、特に基礎的な数学、物理、化学の授業だけでなく、必要な時にいつでもどこでもアクセスできる自主学習支援システムの構築が望まれています。
●自主学習支援システム
- 学生の自主学習を促進するために、教育コンテンツを開発します。 平成20年度に「微分積分学1」の運用開始を目指しています。
- それをアーカイブスに集積することで、いつでも、どこでも、必要になったときに、学生が自主的に学習できるユビキタス学習環境の整備を目指します。
- このような教育をリメディアル教育と定義しており、従来のような高校教育の補習を行うことではありません。