とやま呉西圏域共創ビジネス研究所の2日目が開講。オリエンテーションと研究生の自己紹介,基礎講義として地域課題と企業課題解決をビジネスで取組む事例紹介など学び,研究生間でディスカッションがおこなわれた。
前回の開講式でも説明された「とやま呉西圏域共創ビジネス研究所」の概要や考え方,修了式までのカリキュラム内容等について詳しく説明。本研究所および全身の「たかおか共創ビジネス研究所」修了生の課題と事業提案および取組状況などを紹介した。
各研究生が自身のプロフィールを紹介。受講の動機や企業・個人で取り組んでいることやこれから取り組みたいこと、各自の企業や個人の強み特技,考えている方向性や課題などの情報を全員で共有した。
地域を取り巻く様々な環境が変化する中での新たな地域づくりとは何か,世の中の動きはどうなのかを講義。地方創生,人口減少歯止,地域活性化,地域発イノベーション,コミュニティビジネス,ソーシャルビジネス,CSVなどのキーワードや事業事例を取り上げ説明した。
各研究員が約5分程度の時間で,テーマについての自身の考えをまとめた。2グループに分かれてディスカッションをおこない各研究生の意見や考えを約15分間でグループ内での共有化をおこなった。各グループではコミュニティや地域課題を仕事にすることや自社の課題など各自抱える課題と照らし合わせて考えや意見を交わした。ディスカッション後に各グループの代表による全体発表がおこなわれ,全体での共有化がはかられた。
コミュニティーの場の創出が必要。民間の交流スペースや増加する外国人の交流の場等コミュニテイの場が必要がある。コミュニティの場には共感を生みださなけれならない。そのためには発信して認知させることが必要だ。それをビジネスとして成立させていくことを考えたい。
楽しいことをやればビジネスに繋がる。コミュニティがビジネスにつながっていくのかがまだ判らない,漠然としている。販売者だと売る場所が出来るコミュニティが出来るとビジネスになりそうだが、製造業だとコミュニティとビジネスを繋げにくく感じる点を今後の課題としていきたい。