とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第3期
地域課題と企業課題を解決する地域プロジェクトの創造 いざ未来形魚津へ!

事業レポートReport

とやま呉西圏域共創ビジネス研究所第3期2日目
オリエンテーション&基礎講座地域再生論①

日時:令和元年9月19日(木)15:00〜18:00
場所:富山大学高岡キャンパスH283演習室

とやま呉西圏域共創ビジネス研究所の2日目が開講。オリエンテーションと研究生の自己紹介,基礎講義として地域課題と企業課題解決をビジネスで取組む事例紹介など学び,研究生間でディスカッションがおこなわれた。

オリエンテーション
研究所設立の狙い〜カリキュラム

説明:とやま呉西圏域共創ビジネス研究所事務局
高岡市市長政策部都市経営課 杉本圭主任企画員 
富山大学地域連携推進機構  金岡省吾教授
高低差4000環境論

前回の開講式でも説明された「とやま呉西圏域共創ビジネス研究所」の概要や考え方,修了式までのカリキュラム内容等について詳しく説明。本研究所および全身の「たかおか共創ビジネス研究所」修了生の課題と事業提案および取組状況などを紹介した。

  • 本研究所の目標と目的
  • 新規事業の立案を目指すために学ぶこと
  • 修了式の予定と内容,ポスター作成について
  • 本年度のカリキュラム概要
  • 発言発表のポイントとルール
  • ディスカッションでのルール
  • 高岡1期から3期,呉西1期,2期の内容と各修了生の事業テーマやポスター内容,取組状況について

研究生自己紹介

各研究生が自身のプロフィールを紹介。受講の動機や企業・個人で取り組んでいることやこれから取り組みたいこと、各自の企業や個人の強み特技,考えている方向性や課題などの情報を全員で共有した。

基礎講義
地域再生論 地域を取り巻く環境変化~新たな地域づくり~

講師:富山大学地域連携推進機構  金岡省吾教授
ディスカッション

地域を取り巻く様々な環境が変化する中での新たな地域づくりとは何か,世の中の動きはどうなのかを講義。地方創生,人口減少歯止,地域活性化,地域発イノベーション,コミュニティビジネス,ソーシャルビジネス,CSVなどのキーワードや事業事例を取り上げ説明した。

  • 開講式挨拶でのキーワード紹介
  • 新たな国土形成計画について
  • 人口減少で地域がどうなるかは地域で考える
  • コミュニティ再生
  • コミュニティビジネス,ソーシャルビジネス,スモールビジネス
  • 起業増加町
  • 地域を支える企業づくり第2創業支援が地域の持続的発展に繋がる
  • 地域の資源を活かすことで生き残れる
  • 地域課題を解決するビジネス
  • 地域課題解決で付加価値ビジネス
  • 受動的CSRから戦略的CSVへ

グループ討議
・オリエンテーションと講義を受けての感想,疑問に思ったこと
・興味を持ったこと

各研究員が約5分程度の時間で,テーマについての自身の考えをまとめた。2グループに分かれてディスカッションをおこない各研究生の意見や考えを約15分間でグループ内での共有化をおこなった。各グループではコミュニティや地域課題を仕事にすることや自社の課題など各自抱える課題と照らし合わせて考えや意見を交わした。ディスカッション後に各グループの代表による全体発表がおこなわれ,全体での共有化がはかられた。

グループA

コミュニティーの場の創出が必要。民間の交流スペースや増加する外国人の交流の場等コミュニテイの場が必要がある。コミュニティの場には共感を生みださなけれならない。そのためには発信して認知させることが必要だ。それをビジネスとして成立させていくことを考えたい。

グループB

楽しいことをやればビジネスに繋がる。コミュニティがビジネスにつながっていくのかがまだ判らない,漠然としている。販売者だと売る場所が出来るコミュニティが出来るとビジネスになりそうだが、製造業だとコミュニティとビジネスを繋げにくく感じる点を今後の課題としていきたい。